日記: 5月20日 (2004年)

 テレビでネパールのドキュメントをやってたんだけど、これを見ていて驚いたことがある。

 ドキュメントは、ドイツ人女性がネパールに住み着き、ホテルを経営する傍ら、演劇や絵画といった芸術面でアジアとヨーロッパの融合を試みている、といった内容だった。

 このドキュメントの一場面に、ドイツ人女性が地元の中学生を招き、自ら集めたモダンアートを観覧させる、というものがあった。その際、テレビ局のレポーターが、この中学生にモダンアートを見ての感想を求めるインタビューシーンがあり、数人の学生がこれに答えて感想を述べるわけだけど、これがすごかった。

 おそらく14~16歳程度と思われる彼らの全員が、かなり流暢な英語でインタビューに応じていたのだ。失礼ながら、多少見くびっていたところもあったので、この映像はかなり驚きだ。

 ネパールって英語教育が盛んなのだろうか。帰国子女でもなく、これだけの英語をしゃべる中学生徒は、日本では開成や灘の生徒といえども、そうはいないんじゃないか?

 調べてみると、案の定ネパールの英語教育は、日本のそれよりもはるかに高いレベルにあるようだ。ネパール旅行の代理店、西遊旅行のサイトを引用すると、以下のようなことらしい。

 ネパールは英語の通用度が高いです。(中略)ちょっとした売店のおじさんでも買い物で使うくらいの英語は話せる人が多いです。というのはネパール人は英語教育を小さなころから、特に若い世代は徹底的に受けているので、みんな英語はある程度理解します。

引用元:http://www.saiyu.co.jp/world/nepal/nepallanguage.htm

 うーん、ちょっと感心した。

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