日記: 7月4日 (2006年)その2

 あえて触れなかった中田英寿の引退。

 聞いたときは、まぁ残念だけど、本人が決めたならいいかなぁ、程度の感想だった。特に中田英寿個人に思い入れのない私にとっては遠い世界の話で、話に現実味を帯びなかったんだよね。だから触れずにいた。

 でもゾノのブログをみたら、突然、中田英寿という血の通った人間の感情が身近に感じられて、非常に切ない気分になってしまった。

 「代表の練習で一人ボールを蹴っているのを見て、俺なら一緒にボール蹴ってあげるのに、と何度も思いながら見ていた」

 おいおいおい、切ないな、おい。

 ゾノのブログは、程よく間抜けというか、報道の素人がやんちゃに書きなぐってる感じで、よくいえば自然体な面白さがある。それだけに稀に、図らずもチョクで心を射抜いてくる文章がある。これがその好例だ。

 私はあまりサッカー界の裏の人間ドラマ的なニュースを収集していないんだけど、中田はそんなに孤独だったのかな? そうおもうと、ゾノの友情あふれるこの文章が、中田にとってありがたいものになればいいな、と思うと同時に、「ゾノ、お前さえ日本のトップにあり続けてくれれば、中田は孤立しなかったんだぞ」と、花開かなかったゾノの現役時代を悔しく感じてしまうのであった。

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