日記: 6月18日 (2007年)

 前回の続き。

 さて、首尾よくシークレッ・・・ライディング用シューズを手に入れた私。ちなみに買ったのはこれのブラックだ。HYDRO-TECHという聞いたことのない防水透湿素材を使用しているんだけど、対水圧とかのスペック表記がまるでないので、この素材の実力がどの程度のものかは不明。ビジネスシューズのラインナップなんかを見るに、まぁさほど過酷な環境下での使用は想定されていないように思われる(知らないけど)。

 値段は8000円チョイ。安いってほど安くもない、程々なお値段ですな。用意されていたサイズが24.5cm~で、買ったのも24.5cmという、屈辱の最低サイズチョイスなのが悲しいけど、私は負けない。見苦しくも弁明するならば、普段の靴は25cm~25.5cmなんだけど、この靴は妙にぶかぶかなサイズ設定だったゆえの最低サイズチョイスなのだ。

 さて、履いて歩いてみると、普段よりも気持ち視点が高いような気がする。ドアノブや、垣根や、自動車のルーフといった、普段見慣れているものの見えかたが、ほんのすこおおおおおおおおおおおし、なんとなあああああああああく、違うような違わないような、そんな錯覚がある。

 思ったより重量はなくて、そういった点での歩行時の違和感は少ない。ただ新品なせいか、靴底がやけにつるつるしていて、しっかり靴紐を締めていても、一歩ごとに足の裏が靴の中で滑るような感覚がある。ちょっと歩きにくいと言わざるを得ない。脚になじむことで解決してくれるといいけど。

 そして、いよいよバイクに乗ってみた。

 またがった瞬間に、はっきりと足つきがいいことがわかった。今までなら股から地面まで一直線に伸びていた私の足が、こころなしかヒザを曲げることができるくらいになっている。ソールのグリップも、少なくともドライなアスファルト面に対しては良好で、停車時の安定感がかなり増した印象だ。たかが数センチ、されど数センチである。

 しかしその一方で、足を使った操作が、思っていた以上にしにくくなってしまった。ソールが厚くなっているため、今までの感覚で足を動かしても、シフトペダルの下につま先をもぐりこませることができない。厚いソールがシフトペダルにぶつかってしまうのだ。意識をして、足先を下向きに曲げてやればシフトチェンジは出来るけど、ライダー歴数年でようやく自然に行えるようになってきた、体で覚えたシフトチェンジの動作が、まるで通用しなくなってしまったわけである。これは痛い。

 またソールや生地がスニーカーに比べて厚いぶん、シフトチェンジの感覚、つまりカチカチ感というかガチャガチャ感というか、そういうバイクからの声が、足先に伝わりにくくなってしまったのも深刻な問題だ。シフトチェンジらしき操作をしても、本当にギアが変わったのかどうかが、よくわからないのである。これはリアブレーキも同様で、ブレーキを踏んでいるのかどうかが、良くわからない。漫然と脚をステップにかけているだけなのに、ずーっとブレーキを引きずったまま走っているような気がしてきて怖い。

 この運転時の違和感は、想像以上だった。まだこの新しい靴での走行が、5kmにもなっていないからなんともいえないけど、このままこの違和感が持続するようだと、この靴との生活は短いものになると言わざるを得ない。

 足つき向上、(一応)ハイテク素材、頑丈そう、背が高く見・・・ゴホゴホ、と利点も多いだけに、慣れることで解消される問題だといいなぁ。

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