ヘルニア闘病記: 03.入院まで

 「よくこんなになるまで放っておいたね」

 MRI写真を診た先生は開口一番そう言った。自分でも今ではそう思う。

 「手術しかないね」

 結論として、もうブロック注射のような保存的な方法は難しく、外科的な手段で切除してしまうのが良いという話をされた。

 背中を切り開き、腰椎の神経の至近にある軟骨を切除する。とても怖い手術のように思えるのだけど、このときの私にはあまり恐怖心がなく、自分のことだとも思えず、淡々とその事実を受け入れて、手術に向けた準備を進めることにした。

 帰宅し、親に「手術をすることにした」という旨を伝えると、親は青い顔をして「他の手段はないのか」というような反応を示した。「いい病院を探したのか」「内視鏡は」「レーザーは」・・・etc。でも私はもう手術をする気でいたし、自分の中での問題は「手術をするかしないか」ではなく、「手術をするための準備をどうするか」になっていたので、話は早々に打ち切って、自分の準備に取り掛かった。両親がなにを狼狽しているのか理解できなかった。

 入院中に使いそうな日用品。暇つぶしになりそうな携帯用ゲーム(ワンダースワンのスパロボ)、本(坂の上の雲、功名が辻)。それに手術中、手術直後は、入院用の浴衣のようなものを着るらしいので、そういうものも買った。

 全ての準備が整って、あとは入院日を待つのみ。

 そういう状況になって初めて不安が襲ってきた。インターネットで「ヘルニア 手術 失敗」などというキーワードで検索したり、「入院日記」のようなものを読んだりと、安心の材料を探した。結果わかったことは、「大失敗の事例はあんまりない」ということと、「手術後の1週間はしんどい」ということだ。

 これから襲ってくる苦難を嘆いて、1回だけ1人で泣いた記憶がある。「なんで俺が・・・」というような事をつぶやいていたかもしれない。両親が狼狽したのと同じ気持ちに、やっとたどり着いた。

 でもすぐに大したことではないと思うことにした。私が不安になるわけにはいかない理由があった。

ヘルニア闘病記: 03.入院まで」への6件のフィードバック

  1. OGT

    俺もさっきココ覗いた瞬間、思わずビックリしちゃったよ~w
    もう済んだことで良かった。

    昨日食った食事のことも忘れる俺だから、
    10年前のことなんか書けないやww

    続きを楽しみにしてます。

    返信
  2. 今後の方針 5、として
    MMOをやる・・とか
    http://www.riftgame.com/
    Riftという名のMMOが3月1日(?)発売に向けて、ベータやったりやらなかったりしてます
    当然蝿さんならリサーチ済みだと思われますが

    第5回目のベータが昨日終わって
    第6回目のベータが2月5日からまた始まります
    Keyコードの入手が面土居ですけど英語サイト巡回したら簡単に手に入ると思われ・・!

    すごいWoWとWARのいいとこ取りしたような
    というかGUIとかカスタマイズ具合とかそのまんまな感じなんですけども

    WoWに乗り遅れたアナタ!Riftで憂さ晴らしでもどうですか
    Twitterやってないので、こんな所に書いてスイマセンスイマセン

    返信
  3. Nez/蝿

    OGTさん

    ふふ。0回から降順で書ければいいんですけど、
    Blogという形態の関係上、最新の記事から
    読むことになってしまいますからね。

    Tetraさん

    ノープロブレム

    見さん

    当然リサーチしてませんでした。うくく。

    軽く評判を見ると、悪くもないって感じですね。
    公式サイトのセンスが悪いので、対日プレイヤー相手では
    損しそうですけど、2ヶ月くらいは楽しめるようにも見える。

    ぱっと見でベータの参加の仕方がわからないのが難点ですね。
    今週末かー、さわってみたい気がしてきた!

    返信

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