MWO: ドラゴンライダー

 MWOのオープンβ開幕以来、65トン級カタパルトに乗っていたんだけども、この週末から60トン級ドラゴンに乗り換えた。

 理由としては、カタパルトのスキルツリーがマスター以外埋まってしまったこととか、単純に新鮮さがほしくなったとか、日系国家ドラコ連合の謹製メックだからとか、いろいろあるんだけども、1番大きいところは私が天邪鬼だからということになると思う。

 メックの本来のシステムでは、重量が同じであれば、強さも同じ範囲に収まるはずなんだけども、MWOのシステムでは、そのメックのラインナップに、重量を越えた強弱がはっきりとあるように感じられる。いや、真実腕前があるエースであれば、そんなものはないのかもしれないけども、私のような一般ピープル的には確かにそれがある。

 その強弱を生んでいる要素は、Hardpointだ。つまり「どの部位にどの種類の武器を載せられるか」という要素になる。

 たとえばカタパルトとドラゴンは5トンの差しかない。でもカタパルトは1つの方向性に性能を尖らせやすく、ドラゴンはどちらかというとバランスを重視したHardpoint設計に、それぞれなっている。この違いが5トンの重量差以上に大きい。

 カタパルトではGauss Rifleを2門、とか、SSRMを6門、とかコンセプトのはっきりしたビルドにできるのに、ドラゴンではそういうストロングポイントを作ることが難しい。Gauss Rifleを1つとSRMを2つ、というような中途半端な設計になってしまう。器用貧乏なのだ。これが、強さの差になってしまう。

 実際、使ってみるとカタパルトのほうが遥かに強く感じられる。「私」という同じ操縦者が操っても、最終的なダメージアウトプットが倍は違う。そして逆に敵に回しても、怖さがあまりない。

 だがそれがいい。

 やっぱりレアメックで戦うのはマイノリティーな楽しさがある。いや、そこまでレアじゃないかもしれないけど、弱いほうを選んでいる、という卑屈な満足感がある。

 ってことで、しばらくはドラゴン乗りとして、ちまちまMWOを楽しんでいこうと思う次第だ。

 (逆に新規の人には尖ったメックがオススメかもしれない。クローズドで触った範囲の私見だけど、軽量級ならジェンナー、中量級ならハンチバック、重量級ならカタパルト、強襲級ならアトラス、だと思う)

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