日記: 2月12日(2014年)

 最近ひき肉にはまっている。もっと限定してしまえば、ハンバーグ(もどき)にはまっている。

 昔から実家の近くには、俵型のビーフ100%ハンバーグが売りの店があって、長らくそこのハンバーグは、私の好物のひとつだった。

 細長い円筒状に整形されたハンバーグが鉄板プレートに乗せて供される、というスタイルのハンバーグ。給仕がテーブルでそれを縦に半円筒状にカットし、カットされた半円筒をそのまま食べればレア、潰してさらに少し焼けばミディアム、潰してよく焼けばウェルダン、という具合に好みの焼き加減で味わえるというやつだ。今でこそいろんなレストランで、この俵型のハンバーグという趣向をみるようになったんだけども、私にとっては十数年~数十年前のこの地元の店が、ファーストコンタクトだった。

 で。

 そんなビーフ100%ハンバーグなんだけども、自分で作っても全然うまくいかないんだよね。牛ひきを買ってきて、テキトーに捏ねて焼いてみても、「牛ひき肉を炒めたもの」が固まっているだけの味にしかならない。味が浅い。ただの牛そぼろ味。

 あまりにも理想とかけ離れすぎていて悔しかったので、いくつかスパイスを試してみたりしたんだけど、どの組み合わせでも、結局地元の店の味は再現できなかった。

 ってことで、再現計画は残念ながら失敗に終わった。

 ・・・でも、別の収穫があったのだ。

 「再現できなかった失敗作」の、いわば私オリジナルのビーフ100%ハンバーグが、しかし、これはこれでうまかったのだ。ひき肉に、塩、ナツメグ、バジルを入れて捏ねて捏ねて捏ねて捏ねて捏ねて焼くだけ。タマネギもつなぎも入れない。料理としてはクッソ簡単。なのに美味い。ひき肉なので牛肉を使っても比較的安価だし、文句なく最近の夜の定番メニューになってしまった。

 さらに副産物として、これをポーク100%のひき肉で作ることで、「朝マックのソーセージマフィンの肉」にかなり近いものも作れるようになった。朝マックのソーセージマフィン好きとしては、これはうれしい誤算だった。

 ってなわけで、ひき肉。脂肪分が多いのが健康面では気になるものの、最近の我が家の流行食材となっているのでありました。捏ねて捏ねて捏ねまくれ!

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