英国’14: 8.ブロードウェイタワー

 ボートン・オン・ザ・ウォーターの人ごみに辟易したので、人の少なそうな郊外の観光スポットであるところの、ブロードウェイタワーを目指すことにした。

 ブロードウェイタワーは、ブロードウェイの街から車で15分くらいのところにある、古い見張り塔だ。見張り塔という性質上、周囲が見渡せる位置に建てられていて、そこからはコッツウォルズが遠く一望できるという。基本的に、旅先で高いところに登ると、決まって思い出深い風景に出会える、というのが私の旅の法則にあるので、期待して赴いた。

 そのことはいいんだけども、逆に見張り塔という性質から、周囲に何もない甚だしく不便な立地にあるということには、少々手間取ってしまった。街から近いとはいえ、そこまでの道路が全く整備されていなかった。満足にすれ違うことすら出来ないような、細い林道、農道に毛が生えたようなものを抜けた先に、やっとタワーの駐車場がある。「本当にこの道でいいのか?」「正面から車がきたらどうすれ違おう?」「ここ私有地じゃないの?」などと不安いっぱいのドライブになった。

 しかし、そうまでしてたどり着いたタワーは、そこからの景色も最高だったし、吹き抜ける風も心地よかったし、また小高い丘の上にぽつんと立つタワーの状景も、実によいものだった。

 立地の関係で他の観光客もそう多くはなく、そういった部分でも、特にボートンでの人ごみのあとだっただけに、この場所の印象をよいものにしてくれた。

ブロードウェイタワー

タワー頂上からの眺め

受付兼カフェ

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