日記: 2月11日(2016年)

 続XCOM2。

 ポリシーもへったくれもなく、セーブ&ロードを重度に駆使した進め方をしているワタクシ。コアゲーマーなノーセーブ派の人に言わせれば、これは邪道なのかもしれないけども、着実にユニットが育つ喜びと安心感には替えがたいので、これはこれで遊び方のひとつなのだ、と胸を張ってしまおう。うむうむ。

 で、それはいいんだけども、こういう遊び方をするとき、XCOM2はロード画面が気持ち悪いのが難点だ。

 写真のような「ゲーム内のプロパガンダポスター」のようなものがランダムで表示される。

 XCOM2の世界背景は、「エイリアンに制圧された地球人が、エイリアン政府の元で仲良く平和に暮らしているが、主人公はそれに反発するレジスタンスとして暴れる」・・・というようなものになっている。もちろんエイリアンによる平和は見せかけで、実際は地球人は少しずつ拉致連行され、実験動物扱いされている。それを一般ピープルから隠すために、エイリアン政府はこういうポスターを用いて、「エイリアンは大正義。仲良く暮らせばハッピー」的なプロパガンダをしているわけだ。いかにも胡散臭い画風なのは、このゲームの根底に流れるブラックパロディの一端だ。

 で、そういう趣旨の「プロパガンダ用ポスター」という気持ち悪いネタなので、セーブ&ロードの度に繰り返し見させられると、なんだか洗脳させられそうな気分にさえなってくる。ロード時のBGMが、「ヴーーーーン」って感じの洗脳用の波長だと疑いたくなるような、単調で不快なサウンドなのも一層気持ちが悪い。気持ち悪くさせることで、セーブ&ロードの頻度を抑制させる意図でもあるんじゃないかと、深読みしてしまうほどだ。

 で、まぁ、そんな苦難(?)に耐えつつ、ゲームのほうは順調に進んでいる。

 ユニット、装備、施設の強化も進み、戦闘のコツも分かってきたので、セーブ&ロード法を抜きにしても、だいぶ磐石になってきた感じだ。そうなると逆に作業感が増してしまって、1つ1つの戦闘がおざなりになって、それよりもとっととシナリオの先を見たくなってしまうのが、もったいないというか難点なんだけども、それは贅沢な要求なのだろうな。

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