日記: 5月25日(2016年)

 Overwatchのリリースで、我が家での活躍の機会が激減するであろうHOMEFRONT the Revolution。

 これが完全に過去のものになる前に、今感じている限りのポジティブなことも述べておこうと思う。前回までに述べたようなこともかぶってくるけど、ご容赦を。

 【GTK】

 ゲリラ・ツール・キット。この仕様がなかなか面白い。

 普通のFPSでいうところの投擲兵器、グレネードの類の総称だ。これがこのゲームでは4種類ある。対歩兵用の火炎瓶、対戦車用の爆弾、隠密作戦中の陽動用の爆竹、対ドローン用のハッキングツールだ。どれも投げて使うことで、一定の範囲内に効果が現れる。

 で、これだけだと、種類がいくつかあるとはいえ、普通の投擲武器だ。しかしこのゲームの場合、これらの起爆方式をカスタマイズすることで、挙動に大胆なバリエーションを持たせられるのが面白い。

 バリエーションはノーマル以外に3パターンあって、スマホと連動しての遠隔起爆、テディベアに偽装させての近接雷管(地雷)、RCカーにくくりつけての遠距離爆撃、とある。

 このうち、特にRCカーバージョンがおもしろい。写真のように、画面がRCカー目線になる。設定上はスマホ経由で視認しているということになっているようで、写真はスマホでRCカー視点を見ている自分を見ている、という絵になっている。これは楽しい。

 敵車両を見つける。少し離れた廃墟に隠れる。RCカー発進。敵戦車の下に走らせる。起爆。どーん!

 いかにもゲリラらしい、奇策で戦車を破壊できて、してやったり、という気分だ。

 他にも、ハッキングツールを敵ドローンに当てると、敵ドローンが近くの敵兵を探して自爆テロを敢行したりする。マヌケな敵AIは、なにが起きたかも分からずに右往左往。しめしめだ。変化球で戦えるのは面白い。

 【武器の選択】

 期待していたものとは違っていて、カテゴリごとに1つしか武器がなかった、というのは残念。
 
 でも、カテゴリそのものは15種類もあるので、選択の妙がある。そして、それぞれにアタッチメントもつけられるので、その部分でもこだわりが持てる(ただし、アタッチメントはカテゴリごとに制限が大きく、最適解が1つしかないケースも多い。マークスマンライフルにサイレンサーがつかない、など不満点もある)。

 武器カテゴリを並べると、クロスボウ、ブランダーバス、火炎放射器、アサルトライフル、ライトマシンガン、リムペットマインランチャー、ショットガン、フルオートショットガン、インフェルノランチャー、バトルライフル、マークスマンライフル、フリーダムランチャー、RPGの13種類のメインウェポンに、ハンドガン、サブマシンガン、空気圧ハンドガンの3種類のサブウェポンがある。これだけあるので、選びごたえはある感じだ。名前だけではなんだかよくわからないものも多い。

 今のところは、アサルトライフル、マークスマンライフル、ハンドガン、という実にノーマルな構成をメインにして戦っている。フリーダムランチャーとかブランダーバスとか言われても、どんな使い勝手だか想像ができないので、まだ手を出せていない、という状態だ。

 これら未知の武器たちを活かして戦ってみる、という楽しみがまだ残っているので、遊びの幅は広いといえるかもしれない。

 【武器の運用】

 このゲームの特徴に、どこででも銃器をフィールドストリッピング(分解)して、パーツを換装することで、別の武器カテゴリに変更できるということがある。

 例えばハンドガンだったら、どこででもサブマシンガンや空気圧ハンドガンに変更できるし、アサルトライフルも、ライトマシンガンかリムペットマインランチャーに変更できる。

 上述したようにアサルトライフル、マークスマンライフル、ハンドガンという構成で出発して、作戦行動中に爆撃したくなったら、物陰に隠れて、アサルトライフルをリムペットマインランチャーに換装すれば、お手軽に爆撃要求をみたすことができる。

 武器の選択時に「どの武器に換装できるか」という点まで考慮することで、ビルドの幅が広がり、作戦行動の柔軟性が増す。面白い。

 【パズル要素】

 要所要所で、先に進むために、ちょっとしたパズル要素があったりする。

 裏側の鉄格子から銃で南京錠を破壊して、それから表のドアを開ける、とか。バイクで発電機の上に乗って、車輪でダイナモを回して発電することで、ロックシステムを解除する、とか。銃で昇降機を破壊することで、昇降機を下ろして先に進む、とか。バイクでジャンプ台を飛ぶことで先に進める、とか。

 基本的に詳細なガイドは出ないので、自分の直感に頼って解決していくことになる。パズルに悩みながら進んでいくのは楽しい。

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