日記: 4月14日(2017年)

 金曜日~土曜日にかけて、ちょっと仕事を休んで花見旅行に行ってきた。

 目的地は、昨年の大河ドラマで脚光を浴びた(?)、長野県上田市。観てもいない大河ドラマのブームに、1年遅れで乗っかった形だ。

 旅程は、東京駅から新幹線で上田駅まで移動、というシンプルな電車旅行。選択した脚が、Miniでもバイクでもないのは、同行者が「新幹線に乗りたい」と主張したためだ。鉄なのか? まぁ、たまにはそれもいいでしょう。

 それにしても、いやー、新幹線は早かった。東京―上田間がおよそ90分。Miniで行っていたら、ざっと倍はかかっただろうな。しかも飲めなくなるおまけつき。運転好きの私でさえも、電車のメリットの多さは認めざるを得ないところだ。

 で、写真は今回の旅行の主目的たる観光名所、JR上田駅から徒歩10分ほどのところにある上田城跡の桜の様子だ。

 ちょうど満開のタイミングだったようで、写真の通り、城跡の城門や門楼を、あざやかな桜が彩っていて見事な風景を形作っていた。

 おかげで平日金曜日にもかかわらず、城門付近は花見客でごった返していて、「平日でこれでは、明日の土曜日になったらどうなってしまうのだろう」と要らぬ心配をしてしまったほどだった。

 上田城跡での花見のあとは、ローカル電車で30分ほどのところにある別所温泉で一泊。歴史ある旅館でゆったりと過ごして、早々に東京に帰ってきて、旅行は終わった。あっという間の1泊2日でしたとさ。

 しかし、今回の旅行は1つの点で参ってしまった。

 それは、花粉だ。

 常日頃は、「軽度の花粉症」という立場だと思っていた私なんだけれども、今回の旅行で山間部に長期滞在した結果、どうも大量の花粉によって、秘めたる才能が開花したらしく、「重度の花粉症症状」を体得するに至ったのだ。

 おかげで、眼はかゆくて腫れぼったいわ、鼻からは鼻水が垂れるわで、顔面全体おおわらわ。観光中を通して、その顔面の違和感に意識の8割が向いてしまって、外の環境を楽しむどころではなくなってしまったのだった。

 あぁ、もったいない。

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