日記: 9月7日(2017年)

 オンラインゲームで覚えた言葉。という話。

 オンラインゲーム歴20年余。その過程で、主に英語圏の言葉をいろいろと知ることになった。そんなものに思いを馳せながら、思いつくままに述べていきたい。

 まずはDiablo時代。rareとかuniqueという言葉はDiabloで初めて接したかな? ハクスラというジャンル自体に接してこなかったので、概念からして初めてだったかもしれない。

 この辺の言葉はDiablo以前の印象では、前者は「肉が生」というイメージで、後者は「変わっている」というイメージだった気がする。それがオンラインゲームを通じて、希少さの単位のような意味合いを感じるようになった。今でこそレアという言葉は、「希少」という意味で日本でも市民権を得ているけど、当時はそうでもなかった気がする。

 そしてDiabloで覚えた言葉の最右翼はやはりPKだろう。PKという概念自体が多くの人にとってDiabloスタートなので、当然この言葉もDiablo由来というイメージになっている。実際には時系列的にはMeridian 59などで先行してPKは存在していたし、用語としてもおそらく輸入されているわけだけど、一般的にはやはりDiabloだろう。ネームバリューが違う。

 そんなMeridian 59で超個人的に印象的な言葉は「anyone mending?」という一文だ。まず「〇〇する人はいませんか」というニュアンスで「anyone」を使うという口語が、受験英語しか知らない洋オンラインゲームビギナーの私には新鮮だった。そして「mend」という「直す」という単語もここで知った。あまりその後使っていないけど。

 ついでに言うとこの辺で、sword、shield、spear、armor、hammerというような単語の綴りを覚えた。

 用語の宝庫といえば、やはりEQを出さないわけにはいかないだろう。AoE、taunt、pull、KoS、aggro、root、snare・・・今でもオンラインゲームで使う用語の多くを、EQで学ぶことになった。どこまでがEQ発祥なのかはわからないけど、EQによって拡散した用語は多いはずだ。細かいところでは、魔法を唱えることをcastということを知ったのもEQだ。今でこそ当然な感覚だけどスペルはキャストするものなのだ。EQの影響は大きい。

 PvP、PvEという区分けもEQのサーバー分類で学んだ気がするな。言葉としてはやっぱりEQ発祥だったかはわからないけど、用語を一般に拡散させたのはEQのような気がする。それまでのm59、Diablo、UOではPKという一方的な行為だったものが、世界の枠組み自体に対決感を含ませてジャンル分けしていた。

 ここから先は、新しい知見というものが減っていって、あってもいつの間にかなじんでいた、というものが多いんだけど、いくつか印象的なものはある。

 DAoCで印象深い単語は、個人的にはPBAoEという用語だ。リリース前の情報収集の段階で、PB:Point Blankという言葉の意味がいまいちわからなくて、難儀した記憶がある。今でこそPoint Blankと聞けば、「ろくに狙わずに至近距離でぶっ放す感じだよな」ってことで単体なら接射、AoEなら自分を中心にした円形、というようなイメージがぱっと浮かぶけど、当時は謎だった。

 SWGではFlamethrower。火炎放射器。火炎放射器って英語ではFlamethrowerっていうのか。「炎」を「投げる」でフレイムスロワー。なぜだか妙に格好良く感じた。

 EQ2のあたりで、インスタンスという言葉になじみが出てくるようになった。また時期的に「ダメージを出す人」をさす言葉に、従来のAttacker、Damage Dealerに加えて、DPSが加わったのもこの頃だったような気がする。これはWoW由来説も聞くけど、どうなんだろう。なお、DPSを「DPSを多く出す人」として使うことは、いまだに論争を呼ぶところだけども、個人的には「通じれば何でもよかろう」派だ。

 時代は飛ぶけどRiftでは、Queue、かな。キュー。順番待ちの列。ログイン待ちでよく見た。もっと前の別のゲームからだったかな? いずれにしても、日本語としてのキューは知っていたけど、オンラインゲームの順番待ちのなかで、Queueというスペルを覚えた。脳内発音で「くえうえ」と唱えながらキーを打っている。

 LoLからはまずmetaを上げたい。戦略・戦術のブームや、転じて選択した戦略・戦術について、metaという言葉を使うのは、LoLで初めて接した。「頻繁にゲームバランスが変更される競技シーン」の存在とともに出てきた言葉なのだろう。

 最近のLoL競技シーンでは、BO3、BO5や、reverse sweepなどという表現も学んだ。このうちreverse sweepっていうのは一般的な用語なのかちょっとわからない。検索してもLoLでの用例ばかりなので、LoLの言葉なのかもしれない。日本では「逆3タテ」とか言うね。

 LoLに関して言うと、発言マナーが悪いということで、よくない言葉もいくつか覚えさせられた。toxic、rekt、tilt。LoLは今までのオンラインゲームとは、だいぶ文化が違っているせいか、新しく覚えた言葉が多いように思えるな。それだけ私にとっては新鮮な世界だったのかもしれない。いいことだ。

 あとは・・・どのゲームからかわからないけど、階層わけの時に「Tier」という言葉を使う。これもオンラインゲームで覚えた言葉かな。そういういつの間にか系も多い。うーん本当に気が付かない間にいろいろな言葉を学んでいるんだな。

 今後もどんな新語に接することになるのか、楽しみだ。

日記: 9月7日(2017年)」への2件のフィードバック

    1. Nez/蝿 投稿作成者

      わかる。
      けどTrainって結局その後のMMORPGのシステムでは、
      そもそも警告するような事態が起こらなくなってしまって、
      MMORPG用語というよりもEQ用語にとどまってしまった感。

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