チャリ通: 積載変更

 チャリ通用の積載は、チャリ購入以来ずっとハンドルバーにつける小さなポーチを利用していた。

 この中に、財布やスマホといった最低限の通勤グッズ(を入れた巾着袋)を入れるというスタイル。大した容量はないポーチだったものの、普段持ち歩く荷物はそれほど多くはないので、これで十分だった。装着したみためもなかなかオシャレで、気に入ってもいた。

 しかし購入後3年以上が過ぎ、かなりこのポーチもくたびれてきた。1番問題になったのは、ベルクロの粘着力がなくなったことだ。これでは振動で中身がぶちまけられてしまう。

 そこで買い替えを検討することにした。

 まず検討したのは、同じようなものを買うという、なんの変哲もないプラン。これで、問題がないといえばない。

 でも、せっかくの買い替える機会だ。3年間チャリ通をしてきた知見を活かして、より合理的な買い物をしたい。ただの買い替えというような、安直な結論に飛びつくことなく、熟考を重ねた。

 その結果買ったのが、これだ。

 ・・・棒?

 はい、棒です。

 これをハンドルバーにつけておく。そして普段使いのボディバッグを、スリングを短くして棒の両端に引っ掛ける。そういうプランにした。

 この棒、本来は各種デバイスを取り付けるためのアイテムらしい。それを私は、バッグをひっかけるためのフックとして採用した、というわけだ。

 これでちゃんとボディバッグがハンドルポーチのようになるし、ぶら下げていての不安定さもない。それでいて、さっとボディバックを取り去れば、そのまま街歩きもできる。すげく快適。寄り道がはかどる。ポーチを盗まれるというような心配もない。レンチ使ってまで棒を盗ってく人もいなかろう。ダサい? もうそんなことは気にしない。

 専用品なんていらんかったんやー。

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