日記: 11月24日(2019年)

 沖縄旅行の話、その6【フラココ】

 今回の旅行の宿泊地は、本部町にあるフラココというコテージにした。ここに3泊した。

 今回の旅行で1番良かったことは、多分この宿ではないだろうか。そう思えるくらいパーフェクトな宿だった。

 フラココは1棟貸し(厳密には1棟を縦半分に割った1/2棟貸しだが)のコテージなんだけど、とにかくその質がいろいろと高かったので、いいところを挙げていきたい。

 まず、綺麗。去年建ったばかりの建屋は、いまだ新品で清潔感にあふれていた。置かれたテーブルやソファ、家具全般に至るまで、清掃も行き届いていて、嫌なところが1つもなかった。

 広さも大人3人で利用するには十分以上に広く、ゆったりと過ごすことができた。

 ハワイのラナイを思わせる広めのベランダからの景色もすばらしく、瀬底島に沈む夕日を眺めるなど、観光地に行かずとも南の島の生活の醍醐味に触れることができた。

 備品も充実していて、調理器具や食器の類は言うに及ばず、調味料やアメニティ、使い捨てスリッパに、洗濯機や洗剤に至るまで、「そこに住むような滞在をする」のに必要なすべてがそろっていた。この手の貸しコテージは、そういったものはすべて自分で用意する形式が多い中、この利便性は素晴らしかった。

 さらに、敷地内の別棟にお住まい(たぶん)のホスト夫妻のホスピタリティについても特筆したい。

 人柄が非常に柔らかく、必要な助けの手は差し伸べ、それでいて滞在中に余計な接触はしてこない。また到着するや否や、スムージーとスイーツを頂いうえに、さらに2日目には連泊者サービスとのことでフルーツの盛り合わせまで頂いた。もちろんロハでだ。

 そんな良いところづくめのフラココ。極めつけのウリはといえば、コスパ。これに尽きるだろう。1泊1名4000円強。大人3人で14000円程度。「嘘だろ?」としか言えない。同じような規模&設備ハワイのコンドは、1泊90000円だったぞ…。うっひょ。

 最後にフェアな評価をするために、一応欠点も挙げておこう。

 基本的には「立地」、これにつきる。

 そもそもレンタカーでないと利用が不便。沖縄旅行をする時点でレンタカー派は多かろうから、大きな欠点にはならないかもしれないけど、とにかくレンタカーはほぼ必須だ。そのくらいのやや僻地にある。

 またそれに伴って、周囲の施設が多少貧弱ということ挙げられる。レストランや居酒屋の併設された、いわゆる「観光ホテル」に慣れた人にとっては、どうしたらいいのかわからなくなるかもしれない。「買い出し」や「お出かけ」や「送迎」なんかを駆使する必要がある。

 買い出しに関していうと、最寄りのスーパーがいまいちなのも、少々厄介だった。最寄りのスーパーは、地元の生活者向けのスーパーがあるだけなので、例えば肉ひとつとっても、コスパのいい肉はあっても、ちょっといランクの肉はない。旅先の自炊くらい奮発したい、と思ってもかなわない。この辺は、ちゃんと下調べをしたり、ホスト夫妻聞いたりすれば、もっといい食材の入手先は判明したのかもしれないけど、今回は廉価スーパーですべてを済ませてしまった。そういう点で自炊時の食卓に華がなかった。

 ともあれ、これらは些細な欠点だし、自分で克服できる点でしかない。

 今回の宿フラココは、最初に述べたように、今回の旅行でもっとも良かった点の1つとして、長く私の記憶に留まることになるだろう。

 続く。

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