日記: 11月21日(2019年)

 沖縄旅行の話、その3【JAL国内線】

 前置きが長くなった。ここからは実際の体験に沿って述べていこう。

 まずは旅行の最初(と最後)の体験、そう飛行機での移動だ。

 国際線には毎年のように乗ってきたこの10年余りなんだけど、実は国内線には全然乗ったことがなかった。そういう意味で、なかなか新鮮な体験ができた。

 まず、航空券の購入。そこから新鮮。

 国際線だと、チケットは1年近く前から購入できていた気がするのだけど、今回の羽田発那覇行の航空券は、「2019年〇月〇日~2020年〇月〇日までのチケットは2019年〇月〇日から販売開始」というようなシステムになっていて、定期的に来るらしい「チケット販売日」を待たないと確保ができなかった。

 結果的には、私の希望していた「旅行日」のチケットの「販売開始日」は、旅行を計画しはじめた日よりも先にあったから、「販売開始日」を待つことで「旅行日」のチケットを確保できたんだけど、もし「旅行日」のチケットの「販売開始日」が、計画時点でとうに過ぎていたとしたら、いい時間と席のチケットを確保するのは難しかったのではないだろうか。

 個人的には「出発日の1年前から購入可能」というようなシステムのほうが、わかりやすくていいのになぁ、と思ったよ。

 そんな風にややこしいチケットの購入システムには若干不満を感じたものの、空の旅そのものはいたって快適だった。

 まずチェックインが簡単。事前にEチケットのバーコードを用意さえしておけば、バーコードを2度機械にかざすだけで、飛行機に乗れてしまう。電車に乗る時にSuicaをかざすのと同等程度の労力だ。国際線の税関周りの面倒な手続きからすると、本当にこれでいいのか不安になってしまうレベル。あれ?これだけでいいの?って感じだった。

 機内でちょうど正午を回る旅程だったので、空港で空弁なるものを購入し、空の上で弁当を食べたのも、初体験の身としては印象深かった。それ弁そのもののクオリティやボリューム感はそこそこくらいだったけども。

 あとは飛行機で印象に残ったのは、Wifiが使えたことかな。機内に無線LANのアクセスポイントがあって、空の上からウェブにアクセスしたりすることができた。飛行機内というものは、無線機器は完全にアウト、という時代は終わってたんだな、と感慨深かった。

 あ、あともう1つ。帰路の機内には、「那覇から羽田に帰る関東の修学旅行生」と「那覇から羽田に行く沖縄の修学旅行生」とが同乗していた。前者は私服(ただしちょっとダサめなので東京ではない感じ)で、後者は制服だったあたりに、ちょっとした文化の違いを感じないでもなかったけど、とりあえずやかましかった。先生仕事しろ。

 続く。

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