カテゴリー別アーカイブ: バイクとツーリング

日記: 9月23日(2023年)

 BOLTの積載力強化計画を開始した。

 まずは、リアウィンカーのリロケーションから手を付けることにしよう。

 BOLTのようなクルーザータイプのバイクの積載アイテムと言えば、トップケースというよりは、やっぱりパニアケースやサイドバッグのような、左右振り分け型がよく似合う。

 でもBOLTの場合、リアウィンカーの位置に問題がある。

 BOLTのリアウィンカーは、パッセンジャーシート真下あたりに配置されていて、多くのサイドバッグの類と干渉する位置となっている。標準のままでは、パニアケースやサイドバッグを設置することが難しい。

 そういう場合どうするのかというと、それはもう、リアウィンカーの位置を変更するしかない。

 そういうニーズは多くあるため、世の中にはリアウィンカーをリロケーション(位置変更)するキットがしっかりと用意されているのだ。

 ってことで今回は、それを導入してみたという次第だ。

 使用したキットはYAMAHA純正のものにした。

 導入ステップは、

  1. シートを外す
  2. ウィンカーやブレーキランプとバッテリーをつなぐハーネスを外す
  3. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプのアッシーを外す
  4. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプを分離させる
  5. リロケーションキットをかませつつ、リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプを組み直す
  6. リアフェンダーとナンバープレートとウィンカーランプのアッシーを車体に戻す
  7. ウィンカーやブレーキランプとバッテリーをつなぐハーネスをつなぐ
  8. シートを戻す

 という感じだった。

 さすがに純正部品だけあって、工程はやや多かったものの、工具さえあれば誰でも失敗しないレベルの出来の良いキットだった。安心の品質だ。唯一閉口したのは、外した直後のリアフェンダーの裏側が、泥汚れで汚かったことくらいかな。

 ってことで、ウィンカーの後方リロケーションは完了した。

 パニアケース/サイドバッグの導入は、また後日としよう(すでに手元に入手はしてある)。

 こうご期待。

日記: 8月12日(2023年)

 朝錬ツーリングをした。

 今回は、朝飯ツーリングではなく、ただ朝に少し走ってくるだけの、朝錬・飯なしツーリングとなった。

 目的地は、涼しいうちに帰れる短距離の場所、かつ、Boltの写真がある程度映える場所・・・ということで久々に名栗湖にした。秩父どころか芦ヶ久保まですら行かないという、ショートショートツーだ。

 しかしツーリングは距離ではないのだ。好きな時に好きなだけ走ればよい。

 そして涼しい朝のツーリングはいい。気持ちいい。

 またBoltでの走行にも、徐々に慣れてきたかな。

 Boltはほどほどの速度で走るのが楽しいバイクなせいか、FZ6時代と比べると7~8割程度の平均巡航速度という、のんびりツーリングになる。コーナーに至っては、相変わらずステップを擦ることを恐れていることもあり、下手したら往時の3~5割程度の速度だ。ブレーキが友達。

 でも、そんなのんびりドコドコツーリングが楽しい。

 のんびりを楽しみ、後続のバイクを先に行かせることを楽しむ。大人になった気がするわ。

 さして遠くない名栗湖には、走行1時間余りで到着した。

 10年前くらいまでは、名栗湖ではそんなにはバイクの姿は見かけなかったと思うんだけど、今ではすっかり様相が変わっていた。

 この日の到着は朝7時前という、かなり早朝の部類に属する時刻だった。にもかかわらず、到着時点ですでに、10台以上のバイクがダムの天端にずらっと停車していたのだ。大人気だ。

 うーん、いつのまにこんなにメジャーになったんだここは。昨今のバイクブームはすごいな。

 そんなバイクたちに紛れて、私もBoltを停車させた。そして10数年前にFZ6でも撮った定番の構図(たまにこのブログの上部バナーにも出てくる)で、今度はBoltの写真を撮影だ。

 パシャリ。

 うーん、陽が当たっていなくて、ちょっと暗いかな。だけど構図は良い感じで撮れたな。ヨシとしましょう。

 さて、写真を撮ってしまったら、もうここに用はない。

 そそくさと名栗湖を後にした私は、また走行、兼、練習を楽しみながら、昼の暑さが本格化する前に、まっすぐ帰路に就いたのでした。

 ・・・ちなみに。

 今回のツーリング後に、そんなに減ってないガソリンを補給した数値はこんな感じだった。

 走行距離:75.3 km。給油量:3.64 L。ほぼ渋滞なしの下道、山道、田舎道。

 で、燃費は20.7 km/Lってところか。Boltはざっくり20 km/Lと覚えておこう。

日記: 8月11日(2023年)

 先日頓挫したエンジンガードの取り付けの続き。

 メーカーのデイトナから、無事に不具合部品の交換品が届いた。

 非常に迅速かつ丁寧な対応だったということをここで言及しておきたい。

 届いたパーツは写真のように、不具合のあったネジ切り部分を、実際にナットをはめて検品された状態で送られてきた。実に堅実な対応だ。・・・最初から検品しといてくれ、というのは言わないでおこう。

 正常なパーツさえ届けば、あとは組み込むだけだ。

 このパーツを組み込む直前まで作業は終わっていたので、はめ込んでねじを回すだけで作業は終わった。この作業だけなら、前回苦労したジャッキアップなどもいらなかったので、ものの10分弱で作業完了だ。

 ナットには念のため、マニュアルの記載通りに、ゆるみ防止剤を塗布しておいた。万全だ。

 ということで、これにてエンジンガードの取り付けは完了した。

 見ればついていることは明らかなものの、言われなければ目を引かない程度には地味というか、造形に溶け込んでもいるな。Boltはスマートな見た目がウリだと思っているので、あまり外見がごつくならずに済んだことは僥倖だ。

 万事丸く収まって良かったよかった。

日記: 8月6日(2023年)

 Boltに買っておいたエンジンガードを取り付けてみた。

 ・・・という話。

 ・・・の前編。

 エンジンガードというものは、そのゴツい見た目の是非については諸説あると思う。カスタムの方向性や、車種のもつカラーにも依りはするものの、スマートな車体のビジュアルを崩しかねない。

 だけども、まだ記憶の新しい数年前に、立ちゴケでバイクと地面との間に足を挟みこみ、足の甲を骨折して、周囲に多大なるご迷惑、ご心配をおかけした身としては、こういった類似事例発生防止策を講じて、安全性をアピールしておくことは、ただでさえ少ないバイク趣味への理解を、少しでも多く得るために必要不可欠なのだ。

 なのでエンジンガードを取り付けることは、Bolt購入前からの既定路線だった。

 さて、そんなわけで取り付けることにしたエンジンガードなんだけども、Bolt用のエンジンガードは、数社からリリースされていて、選択の幅は比較的広くあった。そのなかでサイズ感や形状、価格、それに取り付け方法の強固さなどを勘案した結果、デイトナのものが最もよさそうだったので、それを購入し取り付けることにした(写真左上)。

 で、取り付け作業を行ったわけなんだけども・・・結論としては、途中で頓挫してしまった。

 順を追って話そう。

 まず、エンジンガードを取り付けるために最初に引っかかったのは、このバイクにはセンタースタンドがない、ということだった。

 エンジンガードを取り付ける際には、右ステップとASSYになっているサイドスタンドを、いったん外す必要がある。そうなるとサイドスタンドなしで車体を直立させる、別の手段が必要になる。しかしこのバイクにはセンタースタンドがない。どうしよう。というわけだ。

 私が今回採った解決策は、バイク用のジャッキを買う、というど真ん中の正攻法だった。

 手持ちの車用フロアジャッキを流用するとか、ブロックなり角材なりをあてがうとかいう、その場しのぎの方法も検討しはした。だけど結局「バイク用ジャッキを買う」という、お金で解決する選択肢が、最も安全かつ確実だと判断したのだ。下手にケチって、バイクを倒してしまっては、元も子もないからね。

 ジャッキアップさえできれば、作業は簡単だった。

 左右のステップASSYを固定するボルトを外して、エンジンガードをステップASSYと車体との間に挟み込んで、ボルトで固定しなおす、というだけ・・・のハズだった。

 が、ここでまた問題が発生した。

 固定するためのパーツのひとつ(エンジンブロックを貫通するスタッドボルト)の工作精度が低く、両端にあるネジ切りの片方がつぶれており、ナットで締めることができなかったのだ(写真右下)。

 パーツの不良は、さすがにどうすることもできない。この日の作業はそこで中断し、交換パーツを入手してから、後日リトライすることと相成った。

 なお、この件についてエンジンガードの発売元であるデイトナのサポートに連絡をしたところ、交換パーツを無償で発送してくれることになった。

 不良があったこと自体は正直マイナスだけど、その後の対応はよかったので、ここはプラマイゼロ評価としておこうと思う。うむうむ。

 作業の続きは、パーツが届いてからだ。

日記: 8月5日(2023年)

 立て続けの動画回。

 今回は最近のマイブームであるところの、朝食ツーリングの様子をお届け。新しいバイクを買うと、走行の様子を動画で記録、公開(自慢)したくなりますな。

 行き先は何度も行ったことがあるし、何度もこのブログで載せたこともある山中湖。ただ、パノラマ台や朝食のお店は初登場なので、そこは少し新鮮。

 カフェでは、名物の鹿ロースト丼を食べたかったのだけど、この日のモーニングでは提供していなかった。なので動画の通り、第二希望のメニューを食べてきた。

 この動画の後は、道志みちを通って帰宅。道志みちのくねくね部分は、やっぱりこのバイクでは曲がりにくかったかな。ホイールベースが短く、キャスター角の立ったBoltの車体は、本来コーナーを曲がれるポテンシャルは十分にあるはずなんだけど、ステップ位置がかなり低く、バンクさせると低い位置のステップをすぐに地面に擦ってしまうので、物理的に曲がれない、といった感じ。

 ステップ位置を上げるカスタムパーツもあるにはあるんだけど、「危険なコーナリングを強制的に拒絶させる」という安全運転ライダー養成ギプスだと思えば、しばらくこのままでもいいかなと思っている。