カテゴリー別アーカイブ: 大型自動二輪教習記録

大自二教習: 10月1日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第2段階 5時限目
  天候: 雨(教習は室内)

 今日はシミュレーター教習。ゲーセンのバイクゲームを実車に限りなく近い操作体系にしたヤツを使って、バーチャルシティーを走り回るぜ! っていう回。法規走行の確認と、路上に隠れた危険の認知が目的だ。

 ってことで、ひたすらひたすら、他の教習生と交代で、仮想現実走行祭り。

 普通自動二輪のときは、走行をしたあと、他の人の走りっぷりをどう思うかを述べるというような、ディスカッションのようなものがあったり、100km/hで峠を走るような、無茶走行の難しさを試したりという、いろいろな展開があったものだけど、今回は違った。最初から最後まで、延々とバーチャルシティーで法規走行。ずーっとそれだけ。回を重ねるごとにステージが変わって、迫りくる危険も変わるものの、基本的に同類項なので、やっぱり3回目くらいからいい加減マンネリ化してくる。結局通算4-5回も走らされてしまったんだけど、飽きるわ!

 操作自体は、速度や回転数を体感しにくくて、ギアチェンジがぎこちなくなってしまった事をのぞけば、特に問題はなく操作できた。設定がすごく意地悪で、最後の高難易度ステージでは、3-4回事故ってしまったけど、まぁ人並みにうまくいったんじゃないかな。うまくいこうがいくまいが、ほぼ必ず先に進めるコマなんだけど、うまくいくほうがうれしいから、うまくいったとしよう。うむうむ。

 さて教習も残りあと2回。6月末から、ホントにのんびりペースでやってるけど、いよいよ先が見えてきたなぁ。

大自二教習: 9月23日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第2段階 4時限目
  天候: 曇

 今回は、とっさの判断からの回避を行った。

 40km/hで進入して、分岐点で教習員の出す旗の色によって、右に回避、左に回避、急制動、のさんパターンのどれかを行うというもの。認識してから、実際に回避をするまでに、どのくらいの時間がかかるか把握するのが目的だ。

 体験走行なので、これがうまく出来ても出来なくても、別に問題はない。ないんだけども、急制動を含む緊急操作なので、操作自体にそれなりに緊張した。下手に操作をすると事故る可能性もわずかながらあるからね。

 やってみると、ほぼ平均的な反応距離で回避をしたらしい。40km/hで走っていると、まぁだいたい17~20メートル後にやっと回避が出来るようだ。急に飛び出されたらほぼアウトですな。

 それ以外には、検定コースをひたすらぐるぐる。・・・なんだけど、久しぶりなせいかすっかりコースを忘れていて、コースを間違えること3回。すっかり頭が真っ白で、どっちに行ったものか悩みながらの、集中できない教習になってしまった。うーん、走る前にイメトレしておけばよかったな。

 教習車もなんだか具合の悪い車両で、すぐに後輪がふらつく危ない車両だった(ような気がする)。おかげで急制動が、いつも以上に不安定で怖かったよ。

 次は、シミュレーター教習。何をやるんだか知らないけど、普通二輪のときと大差はないんだろうな。ゲーマーとしては、シミュレーター教習はむしろ得意分野だ。教習員や教習生とのディスカッションのようなものがかったるくはあるけど、気楽にいけるだろう。

大自二教習: 9月9日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第2段階 3時限目
  天候: 晴

 課題走行の練習日。急制動と波状路をメインに行った。

 まずは急制動。指定区間で時速40kmまで加速して、ブレーキ開始地点でブレーキングを開始し、そこから11m以内に停止しなければならない、という課題走行だ。

 私はこれが苦手なんだよね。出来ないというより、怖い。やってみれば出来るんだけど、やるたびにおっかないので、出来るだけやりたくないのだ。

 中型に比べて、大型は車重が重いぶん、慣性も大きくかかるので、当然停止するにはより大きな制動力が必要になる。・・・のだけど、実際はその重量差以上に、中型に比べて大型のブレーキの性能が高いので、止まるのはさほど苦にならない。ただ、逆にブレーキの力が強すぎて、後輪がすぐロックしてしまうのが怖い。今日の練習でもたびたびロックさせて、注意をうけてしまった。後輪ロックすると卒検中止だっけ? 修正せねば。
 
 続いて波状路。前回も軽く流したけど、今回はしっかり教わって走ってみた。

 不等間隔に並んだ突起物を、低速で乗り越えるという課題。突起物のある区間を、5秒以上かけて通過しなければならないそうだ。

 突起物のギャップはたいしたものではないので、それなりの速さで走れば、勢いで突起物を乗り越えて、簡単に通過は出来る。ただ、それだと5秒より早く通過してしまうので、実際はごく低速で走り、突起を乗り越える時にだけ半クラッチで加速し、また加速をやめ、また突起物で加速し・・・といった具合にして、できるだけ突起物を乗り越えるのに必要な、ぎりぎりの速さで走らなければならない。最低限のアクセル開量で乗り越えるのだ。

 またその際、ギャップの衝撃をを体で吸収するために、シートからお尻をあげ、立位で乗ることを要求される。

 つまり、「慣れない立ち乗り」で、「半クラッチを断続的につなぎ」つつ、「出来るだけゆっくり通過」するわけだ。これが案外難しい。この中で特に難しいのはやはり、「出来るだけゆっくり」の部分だ。「慣れない立ち乗り」で、「半クラッチを断続的につなぎ」つつ、「通過」なら、簡単なんだけど、ゆっくりやろうとすると、ゆっくりさせすぎてギャップを乗り越えられなくなりそうになり、とたんにバランス崩してしまう。そこであわてて加速を加えると、今度は早く通過しすぎてしまう。うーむ、加減が難しいなあ。

 その後、体験走行としてモーグルのようなデコボコ道を通ったりして、この日の教習は終了。急制動は70点、波状路は40点って感じだ。

 今日は、怖いのと、難しいので、結構大変だったよ。ふう。

大自二教習: 9月3日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第2段階 2時限目
  天候: 晴

 頑張って早起きをして、昨日に続いて早朝から教習所へ。「久々である」という心的な壁を、昨日乗り越えてしまったので、今日はわりとリラックスして臨むことができた。

 教習員は、1段階のみきわめのときの、感じのいい人。厳しいんだけど、いやみじゃないという、良きパパタイプ。のびのびと悪い点の克服に臨む空気を作ってくれて、大変やりやすかった。

 内容としては、昨日同様の法規走行に、課題走行(一本橋とかスラローム)を加えた、卒業検定コースのAを、今度は一部分ではなく、最初から最後まで通して走った。コースを覚えるだけで大変だったけど、卒業検定コースを走ると、なんとなく終わりが見えてきた感じがして、いよいよか、と気分も引き締まるね。

 今回初出だったのは、波状路という課題走行。波状路というのは、地面にある突起を、バイクのステップに立ち上がったままの乗車姿勢で、アクセル・クラッチワークで乗り越えていくというもの。まだ正式に習ったわけではないんだけど、卒業検定コースに含まれているので、お試しと言う事で走ってみた。うーん、本来なら乗り上げる時にアクセル&半クラッチ、と言う事を繰り返して、メリハリをつけて乗り越えるんだけど、なかなか上手くいかず、ただ走り抜けるだけになってしまった。リズムで行くのかな?

 でもま、好みの教習員だったこともあって、気分も上々のまま教習を終える事が出来た。

 次回は、波状路と急制動とのこと。課題走行がテーマということで、出来るか出来ないかの2択という、ちょっと厳しそうな内容だけど、がんばるぞう。

大自二教習: 9月2日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第2段階 1時限目
  天候: 晴

 事故の影響でかなり久しぶりになってしまった、1ヶ月ぶりの教習所。前回でみきわめを終えたので、今日からは第2段階だ。

 今日と次回の項目は「法規走行」。確認や方向指示器、停止発進のルールを学ぶという、かなり重要で、思ったよりも大変な内容だ。卒検コースの後半部分に相当するという、法規走行確認コースを、はじめの1、2周は教習員のあとについて、それ以降は単独で走る。まぁ、確認を含めた一連の行動を、覚えられるかどうかという問題なので、一応大丈夫だったけど、キョロキョロキョロキョロいそがしい。これじゃあ、逆に危ない気さえするよ。

 運転についても、1ヶ月ぶりでなおかつ事故後の運転、ということでちょっと緊張したけど、走り出してしまえば案外普通に乗ることが出来た。体は覚えていた、ってとこかな。

 しかし! 問題は別の部分にあった。・・・そう、体力だ。

 事故後の安静生活のおかげで、もともと乏しい体力が、さらに圧倒的に体力が低下していたようだ。ただバテるだけにとどまらず、恐ろしいことにニーグリップで腿がつってしまったのだから情けないとしか言いようがない。ニーグリップでつるってあんた・・・聞いたこともないよ。おかげで後半はニーグリップが甘くなってしまって、車体の安定を保つのが大変だった。

 体力的にグロッキーになった私は、早く終わってくれー、と教習時間の経過を願う、間違った受講姿勢をとって、なんとか教習を終えたのであった。

 これで1段階5時限とあわせて、合計6時限が終わった。教習は12時限で終わりだから、やっと半分を終えたということになる。6/24に入港手続きをしてから、・・・まあ事故の間をややさっぴいて、2ヶ月ってところか。このぶんだと、卒業は11月にできれば御の字ってとこかなー。

 ・・・あれ? 卒業期限って、6ヶ月?9ヶ月? 6ヶ月だと案外ぎりぎりだ。