カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2008年11月

日記: 11月16日(2008年)

 昨日、HDDの接続やら切り離しやらをするために、PCのフタをあけての作業を行ったわけなんだけども、そのついでにせっかくあけたんだからと、ビデオカードの差し替えもしてしまった。

 (ところでこれは、グラフィックカード?グラフィックボード?ビデオカード?ビデオボード?VGA? 一般的な呼称がよくわからん)

 今まで使っていたのは、Geforce 7900GS。これを、自身初のATI製ビデオカードであるところの、Radeon HD4850に差し替えた。よく指摘されるように、CPUやマザーボードが旧世代のものだと思われるので、その性能を発揮し切れはしないんだろうけど、EQ2やWARでスペック的カクつきを、このところ頻繁に体感していたので、少しでもそれが減ればと思った次第だ。

 ってことで、差し替えたんだけど・・・ちょっと画面がはっきりくっきりした・・・ような? ありていに言って、まぶしい。明度とかリフレッシュレートをまったく調整してないから、その辺のせいかもしれないけどね。

 性能面では、7900GSの時の3D mark 06のスコアが4500くらいだったのが、HD4850では7900ほどになったから、そこそこ改善されたようだ。でも、やっぱりCPUテストはがっくんがっくんで、CPUパワーの比重の重いゲームでは、あんまり改善はされないかもしれない。

 でもま、とりあえず「弱点」が一つ減ったことへの安心感で、ここは満足しておくことにしよう。うむうむ。

 ちなみに、メーカーはMSI製。何の理由もないんだけど、MSIには近親感があって、ASUSには不安感があって、GIGABITEには疎遠感がある。

日記: 11月15日(2008年)

 先日破損したHDDのデータだけども、無事復旧した。

 復旧の方向性は、誰でも安易に思いつくであろう、「読めなくなったハードディスクを可動機に接続して、読めないドライブからどうにかしてデータを正常なドライブに移植」という方法だ。というか、これ以外には方法が思いつかなかった。

 最初に試したのは、オススメされたKnoppixを使った方法。Knoppixで起動し、旧ドライブの中身を新ドライブに移植できれば任務完了である。・・・のだけど、これは失敗した。問題がわからないんだけども、結論から言えば「HDDをうまく認識しなかった(マウントされなかった)」のだ。Linuxマスターならば、なんとかしてマウントする方法を見出すのかもしれないけど、私はド素人。その域に至るまでに、相当な時間を要しそうだったので、この選択肢は放棄した。

 「だいたい別にLinuxでなくても、Windows上で認識しないHDDから無理やり読み出すツールくらいあるでしょう、今日び」

 そう思った私は、第2の選択肢として、Windowsのフリーの復旧ツールを試しまくった。が、これまた失敗した。これは理由は単純で、私のトラブルを解決するだけの能力を持ったツールがなかったのだ。走査にえらい時間がかかるもの、走査中にエラーが出るもの、復旧データが破損しているもの・・・等々、ツールは何種類かあり、評判もよかったんだけども、私の今回の件では役に立たなかった。

 で、最終手段の選択肢を仕方なく選択した。有料ツールの購入だ。

 これは効果てきめん。なんの苦労もなく、時間もかからず、あっという間にほしいデータを吸い出すことができた。データの中身も、一見した範囲では何の問題もなく、さすがにお金を払っただけのことはあるな、と感心した次第。結構高いツールだったけど、データの中には旅行時の写真や、ゲームのスクリーンショットなど、「このHDDにしかない」データがあったから、その価値はあったと思えそうだ。

 ってことで、とりあえず復帰を果たせた。出費はHDD&ツール代で、15,000円ほどか。ま、しゃーないですな。

日記: 11月12日(2008年)

 いやー、まいった。齢14にして今まで全く気がついていなかったよ、マイタケのうまさに。

 今までの私の中での、「肉とともに炒める野菜」ランキングにおいては、味の好み、歯ごたえ、栄養価、価格、手軽さ、いずれをとっても死角のない、キングオブ炒め野菜「もやし」が王座を守り続けていて、タマネギ、ピーマンらの追随を許さない状況にあった。

 しかしそこへついに新星が現れたね、マイタケ。

 牛肉とマイタケの炒め物、うめえええええ。

 偏食であることにかけては、ちょっとした自信のある私。その私が幼少の頃より14の今に到るまで、苦手な食べ物群として公言していたのが、「海草」と「キノコ」だ。

 海草に関して言えば、海苔と青海苔とヒジキをのぞいて、未だにこれことごとくヌメっとしたプラスチックとしか思えず、口内に含むことはおろか、海草の接したほかの食材や、海草の入った汁物料理すらを拒んでいるという、日本有数の海草嫌いを持って任じている。

 一方、キノコに関して言えば、少々見方が変わってきた。「海草はプラスチックである」という反論の隙のないすばらしい理論同様に、「キノコは胞子に侵される危険あり」というこれまた人道主義に則した完全なる理屈をもって拒んできたわけなんだけども、最近になって気が付いてしまったのだ。

 「胞子が出そうなヒダヒダって、シイタケにしかないな」と。

 そう。要するに、シイタケが嫌いなせいで、他の全てのキノコをも嫌っていたのだ。それに気がついて、シイタケ以外のキノコを恐る恐る食べ始めてみると、案外いけるのもあるではないか。そうは言っても同じキノコなので、シイタケっぽい部分をもつものも結構あって、味覚的類似点を見出すと、ちょっとオエッってなるんだけど、そういう場合を除けば、案外うまいものが多い。

 いまさら「キノコはうまい」とかほざいても、ごく一般的な食生活をお送りの皆様におかれましては、「今日び取り立てて言うほどか、この未開人が」ってな具合だろうけど、私にしてみると昨今の食における発見の中でも、声を大にすべき重大事の1つなのだ。

 そしてそんな「キノコ発掘プロジェクト」も大詰めの先日。満を持して挑んだは「雪国マイタケ」。

 牛肉とともに炒め、塩、こしょう、醤油で簡単に味付けをして食らってみたところ・・・こ、これはうめぇ。・・・そうか、この1年余りに及ぶキノコ発掘プロジェクトは、この味に会うためにあったんだな。そう確信した私は、静かに箸をおき、次の冒険へを向かうのであった・・・。

 キノコ発掘プロジェクト、完。
 (スタンディング・オベーション)

日記: 11月11日(2008年)

 復旧状況:
  環境:
  ・OSをSP2にした
  ・Geforceドライバを最新のリファレンスにした
  ・MS系のセキュリティ系アップデートをかけた
  ・.Net Flamework 1~3をいれた
  ツールやゲーム:
  ・メーラEdmaxをいれた
  ・ブラウザChromeをいれた
  ・lzh解凍用にLhasaをいれた
  ・IRCクライアントWoolChatをいれた
  ・EQ2をいれた(DLに28時間かかった)
  ・EQ2のUIをProfitとMAPだけいれた
  ・WARをDL中
  ・とりあえずハンゲ
  旧HDD:
  ・完全放置中

 不足&いずれ入れとこう&未確認リスト
  環境:
  ・各種コーデックとか
  ・DirectX(入れた覚えがないけどEQ2でけた。Why?)
  ツール:
  ・FTP(FFFTPあたり)
  ・レタッチ(J-Trimあたり)
  ・エディタ(サクラ)
  ・iTune
  ・AVG
  ・イメージビューワー(Leeyesあたり)
  ・動画再生(GOMあたり)
  ・MP3再生(Wyvern)
  ・Office
  ・WinRAR

 うーん、思いつくままに羅列したけど、案外「これがないと困る」ってものは少ないなぁ。結局のところ、個人依存のデータを除くと、ツール等々に関しては、あんまり多くを使っていないということが良くわかった。

 昔はHTMLのタグエディタとか、HTMLソースそのもののサーバーからの回収とか、多種多様な謎の圧縮形式に対応した解凍ツールとか、メールのログとか、環境復帰にいろいろと手間があったように思うんだけど、それはきっと今よりもPCを使って色々なことをしていたからなんだろうな。今は、PCを使った遊びの幅も狭くなったし、重要なデータがクラウド化しているので、復旧が実に楽だ。

 そんな中で今回ダントツに復旧作業の楽さを感じたのは、EQ2だったりする。画面上のウィンドウ配置以外のほぼ全ての設定がサーバー側にあるおかげで、キーマップの変更、ホットバーの配置、マクロ設定、フレンド登録、等々、後からプレイヤーが設定した項目が、苦もなく元通りになるのは、非常に便利だった。EQ2に限らず、最近のゲームはこういうものなのかな? 確かに出先でのゲームプレイ等を想定すれば、もうオンラインゲームの個人設定は、サーバー保存が常識なのかもしれない。うーん、キーマップファイルだけ探して、フロッピーにとっておいていた昔日とは、隔世の感がある。

 一方で面倒くさかったのは、Windowsのサービスパックだ。我が家のWindows XPのCDは初期のものなのだけど、現行のツールやドライバの多くが、もはや初期Windows XP環境では動作しないようなのだ。例えばグラフィックカードのドライバさえ、初期Windows XP環境では正常に動かないという有様。だけど、その理由が全然わからなくて、かなり長いことPC相手に格闘をしてしまった。結局SP2にしたらほとんど全てが正常に動いて、わかってしまえば「なんだ、そんなことか」なんだけど、わかるまでは真っ暗闇だったよ。

 なお、サービスパックはSP3が最新のようだけど、とりあえずこれはまだ様子見にしている。そろそろ安全なのかなぁ?

 あとは前にも述べたように、これを機にマシンのアップグレードも検討したんだけど・・・今は保留かなぁ、というのが結論だ。アップグレードするには、やっぱりその投資に見合う効果を実感できないとダメなんだけど、実感できる未来を想像できるほど、現状に不満があるわけではないんだよね。

 もし、全体的なグレードアップを図るとなると、大雑把に考えてCPU 18,000円、MB 20,000円、メモリ 6,000円、VGA 15,000円・・・くらいは支払う必要があるだろう。残りのパーツは流用としても、ざっと6万円程度の出費になるわけだ。流用パーツの不安要素である、電源が大丈夫か、とか、HDDがIDE、だとかいう点を無視した最低出費でこれだから、実際にはそれよりも出費がかさむ公算が高い。

 うーん、正直6万円超を払うだけの効果を実感できるか、あやしいものだ。逆に言えば、「6万払ってでもどうにかしたい不満」がない、ということもできる。

 そこで妥協案として、VGAだけ交換する、ということを考えた。これなら15,000円程度の出費で、そこそこの効果が見込める気がするので、費用対効果が高そうだ。CPUがボトルネックになるかもしれないけど、まるで向上しないということはないだろう。EQ2のTSOが、RoK以上に負荷がかかる内容で、あんまりプレイがしんどいようなら、こういう方向でちょっと検討しようかな、というのが、今描いているマシン強化ロードマップだ。

 あーあ、いっそのこと、「マシンを強化しないととてもではないが遊べない。でも是が非でも遊びたい」というほどの、MMORPG界の超大作が出てきてくれれば、思い切って強化できるんだけどなー。

 え? VG? そんなものもありましたな・・・。

日記: 11月9日(2008年)

 業務連絡。

 PCのHDDが吹っ飛んだ。全データ消滅の危機。今、とりあえず安いHDDを購入してきて、OS(Win XP Home SP1)を入れたところだ。

 お気に入りも、ツールも、ゲームクライアントも、ゲームデータも、ツーリング動画も、何もかもなくなってしまったよ。いい機会だから、年末をめどに新マシンにするのもいいかもしれないと、前向きにとらえるかなぁ。けど、その時にはそろそろクラウド化を進めるなり、Raidを組むことを検討するなりしたほうがいいのかもしれない・・・。

 とりあえず、もう、泣きそう。

 追記:

 起こった現象は、どうやら「死のエラー」というやつのようだ。症状が一致するので間違いないと思う。レジストリかシステムファイルの破損で、HDDの物理的な損傷ではないわけだ。

 実は、この「死のエラー」になったのは今回が初めてでもなくて、過去にも発生した時の話は、3年前のエントリーで述べた。だから、実は案外発生時にも冷静で、取れる選択肢もすぐにいくつか浮かんできた。

 で、そんな選択肢の中から、前回は「HDDフォーマットして再インストール」を選択したわけだけども、今回は「HDDを買ってきて再構築&破損HDDからデータを吸い出す」ということを狙って、HDDを購入してきたのだ。今回この選択肢をとったのは、データが惜しいというのももちろんあるけど、なによりも、「死のエラー」が発生しやすいという、MaxtorのHDDに嫌気が差したからだ。実際に3年の間に2度も発生しているしね。

 これを書いている今、とりあえず買ってきた新HDDにOSをインストールし、インターネット環境を復旧するところまで来ているんだけど、実は計画の半分が頓挫している。以下、現状を示したい。

 1)HDDを買ってきた(IDE 133)
 2)プライマリーのマスターだった旧HDDをスレイブに変更。ジャンパも変更
 3)新HDDをプライマリーのマスターに設定
 4)BIOSでマスター、スレイブともに認識を確認
 5)新HDDにOS(Windows XP)をインストール
 6)無事起動
 7)Windows上でマスター、スレイブともに認識を確認。
 8)しかし、スレイブのHDDにはアクセスできず、「フォーマットされていません」といわれる
 9)DOSプロンプト上でも、CDで移動したり、DIRで表示させたりできず

 という状況だ。うーん、HDDが物理的に破損しているわけではないと思うんだけどなー。何か無理やりなりなんなりで、HDDの中身をのぞければいいんだけど、うむむ。

 HDDの中をのぞく方法をご存知の方、教えてくださいませ!