カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2010年12月

日記: 12月19日(2010年)

 スパ4のアーケード版が16日に出たということで、はたしてXbox360版とどう違うのかなどを確認したくなり、10数年ぶりにゲーセンで対戦格闘ゲームをしてきた。

 私の自宅の最寄り駅のゲーセンにはスパ4は入っていなかったので、プレイしてみたいとは思いつつ、それは諦めていた。電車を使って遊びにいくほどのモチベーションはなかったしね。ところがこの週末、実家の最寄のターミナル駅にいってみたら、なんとスパ4が入っているゲーセンが3店もあったのだ。やるな実家の街!

 よろしい、ならば対戦だ。

 ってことで、お金をすってきました! バルログで2勝3敗、コーディーで5敗。…そこは修羅の国でした。トホホ。

 全然勝てん! まぁ家庭用ですら負け犬ランクの私では、当たり前といえば当たり前か。しかしこのボコられっぷりは、家庭用で奮起するモチベーションが上がるなー。できればアーケード版と同じ仕様にするアップデートがあたってくれると良いけど、それをやるとインカムが減るだろうから、あるとしても数ヵ月後かなぁ?

 でも思ったよりゲーセンの空気は往時と変わってなかったね。郊外の街だったこともあるかもしれないけど、私自身を含め、やっぱりちょっとアレな感じの人々が集う、外界とは隔絶された空間だった。スパ4が設置してあるようなスペースは、プリクラやその他の女子供向け機器のある明るいスペースとは対極にあるしね。懐かしい殺伐さだったよ。

 逆に目新しかったのは、NESYSカードってやつかな。ICチップ内蔵のカードを筐体に指してプレイすることで、オンラインに戦績が記録されていく。オンラインに蓄積された個人のデータは、プレイ時に画面に表示されたり、端末から閲覧したりもできる。え? そんなの当たり前? いやいや、私にしてみれば未知の世界なのですよ。世界は変わったなぁ。こういうのがスト2時代にあれば、確かに熱かったなぁ。

 しかし、面白そうだと思って、私もこのカードを買ってみたんだけど、今の私の実力では、延々と負けの記録が蓄積されるだけのものにしかならなかった。「コーディー:0勝5敗(勝率0%)」とか、もうカード挿すのも恥ずかしいわ! 私にとっては羞恥プレイツールにしかならないな、これは!

日記: 12月10日(2010年)

 FF14のコミュニティで、「発言者の許可なくその発言とスクリーンショット」を掲載した、という問題に対する見解がいろいろと出ているので、こっそりといじりたい。

 それら見解の傾向を分けると、概ね以下のように分類できる。

 1.晒されたくなかったらsayでやんなよ派
 2.名前を出すのは絶対にダメ派
 3.別にいいと思うけどトラブル怖いから隠したほうがいいぞ的事なかれ主義派

 で、私は完全に1だ。広く公開される、という約束事の下にあるチャンネルでの発言なのだから、それが他人に傍聴された場合のリスクヘッジは、発言者のほうに重きを置くべきだと思うからだ。もちろん赤の他人の発言を引用することをネタに、コンテンツを構成することにも問題はあろうけども、それは善悪の問題ではなく貴賤の問題だ。プライドの問題だ。

 私の倫理観では、公衆にさらされる前提であるもの、すなわちsay、shout、キャラクター名などは、誰にどのように引用されても、今のインターネット社会では諦めるべきものだと思っている。そしてそういう前提で動くことが、1人1人に求められていると思っている。

 逆に非公開であることが前提になっているクローズドなチャンネル、すなわち、tell、group、ls、guild、raidなどでの発言は、発言者の許可なく公開することは当然ためらわれる。過去にtellで話した内容を「Nezさん~って言ってたよね」とかさらっと公開されたことがあるけど、内心「シネヨ」と思っていた。

 この判断の根拠には、インターネット社会では「自己防衛」が基本となっているという共通認識がある(それがよいことだとは誰も思っていないが、現実はそういう構造になっている)。また別の根拠としては、「オンラインコミュニティにおけるアバターの名誉が傷つくことは、現実世界の人格の名誉が傷つくことに比べて、たいした問題ではない」と軽く扱われてもいるということもある。

 いずれにしてもMMORPGの世界では、キャラクター個人情報は保護重要性が低く、環境として守られることが少ないため、自分の身は自分で守ることが求められているのだ。

 だから、今回の件でも、発言者がそういう世界であるということを知らなかったとすれば、それはかわいそうだけど、知らなかったことが原因で起きた不幸であり、自己責任だ。sayを使うなら、見知らぬ第3者に晒されるリスクは常に考えるべきだし、もっと悲惨なケースがあるとすれば、例えばキャラクター名に本名を使うなどは当然もってのほかだろう。

 重ねて言うけど、無許可で引用された記事は批判されるべきものではない、と言っているわけではない。他人のおかしな行動をあげつらうことをネタにする、という行為は、精神のありようとして、批判されてもやむなしだとは思う。ただそれは掲載者側に開き直られると、「文句があるなら訴えろ」というレベルの低俗な話になってしまうので、事ここに至ってから言っても、詮無いことだ。今回のような「言えばわかってくれる人」であればいいけど、そういうケースばかりではないことは念頭において、慎重に動かなければならない。

 ただ、このままでよいのか、というのはもちろん1つのテーマだ。すれ違っただけで、話を傍聴しただけで、その人の名前が知れてしまうMMORPGの世界というのは、もちろん「リアル」な正常さは持っていない。「はじめまして。お名前はなんと言いますか?」のプロセスがないというのは、初期オンラインゲームをゲームをスムーズに運行するための方便だったとはいえ、そろそろそうでないパターンも見てみたいとは、つねづね思っていた。

 本人に聞く、あるいは聞くに相当する行為(名刺交換のようなものがシステムにはマッチすると思う)を経ないと、キャラクターの名前がわからない。聞いたキャラクターの名前だけが、その頭上に名前が出る。チャット欄の発言者欄にも出る。同じギルドに所属すれば出る。同じグループ中は出る。犯罪を犯して指名手配されると出る。例えばそんなシステム。

 それがゲームとして面白いかどうかはともかく、試みとしては面白いと思うけど・・・面倒くさいだけかな?(すでにあって、機能してなかったら知らんけども!)

日記: 12月9日(2010年)

 PSP-3000の画面をPCで録画をしようと奮闘する私。その結果は…!編

 先日、「USB動画キャプチャー」という名の、PSPの動画出力をUSB経由でPCに入力するデバイスを手に入れた私。しかし、一応キャプチャーはできたものの、その薄らぼんやりとした画質には納得することができず、もう少し何とかできないものかと苦悩していた。

 ってところで今回は前回の予告どおりに、キャプチャーのデバイスはそのままに、モニター表示&録画に使用するソフトウェアを変えてみるということを試みたので、その報告だ。

 用意したのはキャプチャーツールの大御所、アマレコTVだ。これを使って、PSPの画面を表示させてみたところ・・・

 問題なくいけた! なんだ、簡単なことだったではないか。

 アナログ出力の壁は依然としてあるので、やっぱり画像は荒いけど、少なくとも付属のツールを使ったときよりは鮮明な動画を得ることができた。到達した画質のレベルを、どこかに書いてあった表現をそのまま剽窃して表現すれば、「ゲーム画面をVHSで録画したレベル」ということになるだろうか。これを可とするか不可とするかは、まぁ人それぞれですな。

 さて、無事に環境は手に入れたので、試しに対アグナコトル戦初戦を録画してみた。結果は成功。最初から最後まで、視聴に耐える程度の動画を撮影することができた。

 しかし、よくよく考えると、撮った動画は実は公開に向かない、というそもそも論的な問題に行き当たってしまった。

 なにが問題かというと、要するに私の身分のバレが怖いという話だ。今作はさすがにメジャータイトルだけあって、リアルな人々ともたまに遊べている。いわゆる「部長、今夜一狩り行きませんか?」の世界だ。だから私のMHP3のキャラクターの名前、オトモの名前などを、リアルな人々が知っているのだ。そんな状態だと、ちょっとMHP3のキャラ名などを、ブログや動画サイトで晒すことがためらわれてしまう。リアルな人たちが、私のスクリーンショットなり動画なりにたどり着く確率はかなり低かろうけども、それでも1%でも危険は冒したくない。

 自分の名前だけなら、左上のプレイヤー名表示領域だけをモザイクで隠せば済む。だけど他人やオトモの名前は問題だ。オトモに関しては、最悪の場合「撮影用オトモ:レウス、ティガ、ナルガ」といった没個性オトモを用意すればいいんだけど、他人の名前に関しては手の施しようがない。本音をいえば、自分の名前さえ隠せれば私にとっては問題はないんだけど、自分の名前を隠しておきながら、他人の名前は公開ってのも、信義に悖る気がするしなぁ。かといって、ソロプレイを見せても面白くないし。にんともかんとも。

 ま、環境があるという所有感だけでも今は満足感があるから、その環境の有効利用法についてはまた今度考えるとしよう。とりあえず後日、当たり障りのない動画をどこかにアップして、画質の紹介までをして、このシリーズは閉めるかな。

日記: 12月8日(2010年)

 とても印象的なことが昨日のFF14で発生したので、この記憶を記録として残しておきたい。

 なお当該出来事はFF14のゲーム内で発生したことで、それはFF14のもつ特徴のために起こったともいえるんだけども、内容的にはFF14に関係がないので、日記カテゴリとした。

 さて、何が起きたか。それは、同じLS(プレイヤーズギルドのようなもの)に所属している人の多くが、ラグナロク・オンライン(RO)出身者だった、ということだ。

 それがどうした? と思われるかもしれないけど、私にとっては実は一大事だ。何しろ、私が今まで遊んできたMMORPGのコミュニティーにおいて、ROをちゃんと遊んだことがある人が大勢いたり、ROが多数意見として評価されている、というようなことは空前にして絶後だったからだ。むしろ私が今まで身を置いてきたコミュニティにおいては、ROというゲームは嘲笑と侮蔑と唾棄の対象ですらあったのだ。

 いや、RO出身者の皆さん。気を悪くしないでください。もちろんこれは、今まで私が遊んできたゲームが、そしてそのコミュニティが、自尊心の強い、特殊でマニアックな層に偏っていたせいです(ん、これはこれで今までのゲームの人々に悪いか!?うへうへ)。

 とにかくそうであったわけなんだけども、だから今の自分の置かれている、今までにない価値観で占められたコミュニティに、妙な新鮮味と、少しばかりの場違い感を覚えたわけなのでした。

 そして同時に、FF14というゲームの持つ特性の1つに、ROのようなカジュアルなゲームやそのコミュニティと、EQのようなコアなゲームやそのコミュニティの接点を作る役割があったのだな、と再確認した次第。またおそらくその役目は、FF11も担っていたのだろう。ふむ。

日記: 12月7日(2010年)

 このたびMHP3を遊ぶにあたって思い切ってPSP-3000を購入し、MHP3専用機として運用している・・・という話は、以前どこかでしたと思う。

 そんなPSP-3000なんだけども、スクリーンショットが撮れない! 動画も撮れない! というのが困りものだった。

 そこで、USB動画キャプチャーなるものを導入してみたよ。

 あとになって調べてみれば、おそらくほぼ同等の製品が、別の会社からもっと安く売られている(USB Grabberとかなんとか)ようなんだけど、あとの祭り。まぁ、買ってしまったものは仕方がないので、とっとこの事実は忘れて、存分に使い倒そう。

 と張り切って使ってみたんだけど・・・微妙な。

 とりあえずは付属のキャプチャーソフトでPCのモニターに表示させているんだけども、まず画面が汚い。そして接続直後は画面が表示されなかったり、音声に遅延があるんだけど、時間が経過したり、録画を開始すると直ったりする。よくわからん。

 これら不満点の中でも、特に画質の汚さは我慢がならない。これならPSPの画面をiPhoneで撮影したほうがマシというものだ。全体にぼやけていて、曇りガラスをはさんでいるかのように見える。PSPの画像の外部出力はアナログ出力だから、多少の劣化はやむをえないにしても、それだけが原因とは思えないほどの残念画質。これはいったいどういうことだろう。

 たとえばTVにD端子でつなぐ場合だって、同じ出力から表示させているわけだけど、はるかにくっきりした画質で見ることができる。だからこの残念画質は、少なくともPSPの出力がアナログであることだけに起因するわけではない、と考えるのが論理的というものだろう。PSPの出力だけが原因なら、TVに表示させた場合に近しいレベルの画質までにはなってしかるべきだ。

 となると残念画質の別要因は、1)ケーブルのPSPからの出力→USB変換部分(という処理があれば)、2)PC内での入力→表示部分、のいずれかにあるという推論が成り立つ。このうち1)だった場合はハードウェアの仕様なのでお手上げだ。でも、2)の場合は付属のソフトウェアの処理の問題である可能性が考えられるので、手の施しようはありそうだ。

 そんな推論を唯一の光として情報を検索すると、USB動画キャプチャーに関する有益なチューニング情報はほとんどなかったものの、類似品であるUSB Grabberについてはいろいろな情報が見て取れた。そしてその中の記述には、私の推論を裏付けるような記述もあった。

 曰く、「DM231C付属のキャプチャソフトでは画質がぼやけてしまうので、フリーウェアのキャプチャソフト『アマレコTV』を使用します(引用元)」。

 こ、これっぺー!

 という情報をつかんだところで時間切れ。また次の機会に、別のキャプチャーソフトを使う路線で試してみるとしよう。