カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2018年07月

日記: 7月7日(2018年)

 プチツーリングに行ってきた。

 ツーリングに目的もクソもないんだけども、一応目的は3つだ。

 1つは、2年前から入っているガソリンを消費して、新しいガソリンに入れ替えること。

 1つは、新しく導入したヘルメットスピーカーを試すこと。

 1つは、新しくインストールしたカーナビアプリを試すこと。

 以上の3つの目的のために、名栗湖までテケテケツーリングを敢行してきた。

 ツーリング自体はあまり大した距離でもなく、コース的にも変わったことはないので、あまり紹介することもない。のんびり昼に家を出て、八王子ラーメンを食らい、そのまま下道オンリーで青梅を経由して名栗湖まで行って、帰ってきた。ただそれだけだ。都市圏ではない部分の走行距離は、せいぜい50kmといったところ。街乗りに毛が生えた程度のツーリングだった。

 東京西部~埼玉西部まで行っておきながら、奥多摩にも秩父にも向かわず、名栗湖というマイナーポイントを踏んだだけで、そそくさと帰ってきてしまったのは、ひとえに私がヘタレライダーであるがゆえだ。遠いところも、ライダーが多いところも疲れるからね。

 まぁ、名栗湖は綺麗だったし、八王子ラーメンは旨かったけど、ツーリングの中身なんて、今回はどうでもいいのだ。

 今回の本題は、あくまで上記の目的についてだ。それを述べよう。

 まずガソリンの消費。これについては、久々のバイクすぎて、愛車の燃費やタンク容量を覚えていないのが問題だった。燃料系を見てあとどのくらい走れるかの見当が付かなかったから、ガス欠が怖くて、かなり早めに給油してしまったよ。結果的に、「古いガソリンを消費しつくす」というよりは「古いガソリンに新しいガソリンを混ぜる」ということにしかならなかった。

 今調べると、FZ6のタンク容量は、リザーブ込みで19.4lとのこと。給油時に8lくらいしか入らなかったから、なんだ、まだ10l以上入ってたんだな。燃費が20km/lとしたら、あと200kmも走れたじゃないか・・・。

 次にヘルメットスピーカー。うん、これはいいね。すばらしくいいね。Bluetoothは無線で快適だし、スマホの音が飛ばせるので、音楽はもとより、ナビの音声を聞けるのが、すごくいい。ナビ時には音楽のボリュームが自動下がったりもしてくれて、ノーストレスだ。

 ヘルメットスピーカーで驚いたのは、自動で電話に出てしまった、ということだった。

 山の中を走行中に、突然着信音が鳴ったかと思うと、なにもしていないのに、勝手にスマホが電話に応答してしまったのだ。電話の相手は、マンションの管理会社の人。走行中に思いもよらず管理会社の人間の声が、ヘルメット内に響き渡るのがいかに混乱を呼ぶことか。いささかパニックに陥ったよ。

 今回購入したヘルメットスピーカーは、マイクもついたヘッドセットタイプではあったものの、通話をするつもりは全くなかったから、特に通話関連の操作方法については、まったく学んでいなかった。だから着信してもどうしていいものかとんとわからない。しかし、とりあえず「あー、もしもし?」と話してみると、これがちゃんと相手に届いたようで、普通に会話が始まってしまった。その場は走行中であることを伝えて、すぐに会話を打ち切ったものの、あぁ、驚いた。なるほど、着信するとこうなるんだな・・・。

 電話に関しては、こうやって自動で応答できるのは、まぁ、悪くない。でもまだ問題はあって、それは電話が終わると、スマホがホーム画面に戻ってしまう、ということだった。ナビ画面に復帰してくれないのだ。

 走っている場所が、ただの山道だったので、いったん停車して、すぐにスマホを操作できたけど、高速道路で同じようなことに陥ったら、ちょっと困ったことになりそうだ。勝手に電話に応答してしまった、ということも含めて、Bluetoothヘッドセット使用時の、電話の挙動については、少し調査の必要がありそうだな。

 ともあれ、ヘッドセットスピーカーは良いものだった。今まで通り、導入して正解だ。

 最後にカーナビアプリについて。

 ここしばらくは、スマホナビではセール時に100円そこそこで買った、2015年版のMapFanアプリを使用していたんだけど、3年も経過して道も変わってしまっただろうから、ということで新しいアプリに切り替えた。

 切り替え先は、無料で評判のいいYahoo!カーナビだ。

 結論から言っちゃうけど、これはすんごく良かった。

 すべての無料/有料アプリを知っているわけではないけど、少なくとも同じ無料のGoogleマップよりは数倍いいし、有料だったMapFanとくらべてさえ優れた部分も多い。MapFanに劣るのは、オフラインで使えないことくらいだ。それくらいいいアプリだった。

 Googleマップと比べると、まず視認性がいい。ナビ時のデフォルトの地図表示が、自車後方斜め上からの見下ろし視点になって、立体的に自分の位置や進行方向をつかみやすい。道路標示や車線の表示もわかりやすく、一瞬のチラ見で多くの情報を得やすい。こういうことは、カーナビを見る時間を減らし、安全性にも寄与する重要な要素だ。

 音声ガイドもGoogleマップのような唐突さがなく、700メートル、300メートル、間もなく、といったように徐々に刻んで教えてくれるので、心の準備がしやすかった。導入したばかりのヘルメットスピーカーの恩恵に早くもあずかれて好印象。

 それに経路の切り替えがしやすいのも、目立った長所だった。おすすめ、一般優先、高速優先、の3経路を、1タップで簡単に切り替えて検討できる。そのほか全体的に「地図アプリのおまけ」のGoogleマップよりも、カーナビアプリであるぶんだけ、カーナビとしての操作性に優れている面が多い。これが無料とはいい時代になったものだ。

 ということで、復活したFZ6、新ヘルメットGT-Air、中華ヘッドセット、Yahoo!カーナビ、という陣容が整った。今シーズンはこれで、少なくとも前シーズンよりは、頻繁にバイクに乗れるといいな。

日記: 7月6日(2018年)

 新しいバイクヘルメット用に、ヘルメットスピーカーを購入した。

 購入したのは、AmazonではArtileeなる業者が販売している、謎の中華ヘッドセットだ。来歴はまったくわからないものだったけど、Amazonでの評判はそこそこよく、ベストセラーでもあったので、よく考えもせずに購入した。リチウムイオンバッテリーが、ヘルメット内で爆発しないことを祈るばかりだ。

 いままでのヘルメットには、有線のヘルメットスピーカーをつけていた。ヘルメットの後端から端子を出せるようにしてあって、バイクジャケットの胸部のポケットに入れた音楽プレイヤーやBluetoothのレシーバーに優先でつないで使用する、というスタイルのものだ。

 一方、今回購入したのは、スピーカー自体にBluetoothレシーバーが内蔵されたものになる。ヘルメットスピーカーの世界の技術も、この数年で着実に進んでいて、今まで装着していたものとほとんど変わらない大きさで、無線通信機能とマイクとが追加されている。

 これを新しいヘルメットのGT-Airに装着した。

 するとその装着時にも、また時代の進歩を感じた。ヘルメットの内装の耳の部分に、「ここにヘルメットスピーカーを内蔵してください」と言わんばかりのくぼみが用意されていたのだ。つくづく便利な世の中になったものだ。

 そんな風にしてヘルメットスピーカーを装着したGT-Airを、試しにかぶってみた。

 おお、耳が当たらない。

 以前の「Z-5にヘルメットスピーカー」という構成の時は、少しだけ耳がスピーカーに触れていて、長時間のツーリングになると耳が痛くなったりもしていた。でも、このGT-Airの感じだと、そういうことも起こらなそうだ。

 よし、明日はこれを試験運用しに、プチツーに出てみるとしよう。

日記: 7月4日(2018年)

 今の住居に引っ越してから、早4年が経過した。明日からは5年目だ。

 うーん、もう4年かー。引っ越した当時ってどんなだったかなー?

 と思ったので、当時の日記を見てみたら、「ネイマールが真空飛び膝蹴りを食らっていなくなった」などと書かれていた。そうか、あの頃もそういえばワールドカップ中だったんだなぁ。

 しかしこうやって記録しておくと、後々楽しく振り返ることができて、非常にいいな。日記の良さを再確認できたよ。

 よし、また4年後に今を振り返ることができるように、久しぶりに、日記的なものも更新しておこう。テーマは「4年目のあれこれ」だ。

 【引っ越して丸4年】

 今の住居に引っ越して丸4年が経過した。

 引っ越し直後に導入したルンバ君は、まだまだ元気に稼働している。最近、帰宅するとルンバ君がドックに帰りつけずに、どこかの部屋の片隅で討ち死にしていることが多くなったけど、これは家にモノが増えた結果、障害物も増えたせいだろう。

 当時、懸念事項だった水圧、換気扇、ネットの問題は、今ではすべて解決している。というか、そういう問題があったことも忘れていたよ。確かトイレもなにかトラブった記憶があるけど、なんだったっけな。

 4年たった現在の「住」に関するトピックはといえば、以前にも伝えたように、マンションの理事会の理事長を務めている、というのがやっぱり大きいかな。

 また、賃貸枠の隣の部屋は、最初の1年ほど若夫婦が住んでいて、1年半ほど空室で、また今若夫婦が住んでいる。空室だった時が1番気楽だったけど、今度の人はわざわざおいしい洋菓子を手土産にあいさつにきてくれたので、理事長様としてもくるしゅうないぞ。

 そのほかには、特にトラブルはない。住環境は建物的にも近隣住民的にも、ノートラブルだ。マンション購入&引っ越しは大成功だったと思っているよ。

 【ワールドカップ】

 今大会は、いつも以上に日本戦以外の試合まで観戦している。

 その理由は明白で、観戦より優先させて遊びたいゲームが、今現在ないせいだ。つまり、不本意ながらサッカーを観ている、と言えなくもない。

 とはいえ日本戦は面白い試合ばかりだったし、日本戦以外もたくさん観戦したから、ロシア大会は思い出深いワールドカップになりそうだ。

 なお、個人的な今大会のベストバウトは日本×セネガル。日本×ベルギーもよかったけど、日本が負けてないことが重要。

 【七夕まつり】

 引っ越し記念日を思い出すのは、いつもこれ。

 七夕まつりといいつつ、あんまり七夕は大事じゃなくて、ただの商店街の夏祭りの様相。出店で狭くなった街路に、うじゃうじゃと大量のチビッ子たちが押し寄せ、私の生活導線を満員電車の如くにしてくれる。困ったお祭りだ。

 引っ越したその日に、このお祭りに遭遇して、「割と活気のある街だな」と思いつつ、自室のベランダから祭りの様子を眺めていたことを、今でも覚えている。ベランダ、引っ越しで疲れた体、コップの水、夕日、夏祭り、という情景は、たぶんずっと心に残るだろう。

 【この街】

 4年たった感想だけど、すげく変わる街だった、ここ。

 特に食い物屋。できては潰れ、できては潰れる。極まれに良い店が残るけど、しょぼいのはすぐ消える。しょぼくなくても人気がなければ消える。私が気に入っても、一般ウケしなければ消える。そして、いい店の出現率がえらく低い。基本的に60点がつぶれた跡地に、60点が建つループなので、新陳代謝が止まらない。たぶん、投資額が低い街なんだろうな。ダメ元出店がやっぱりダメパターン。

 また、街区の中心部では、新しい大型開発計画が持ち上がっているらしい。あと5、6年のうちには、さらに街の様子がガラッと変わるようだ。大きなショッピングモール兼マンションのようなものができるとかで、これは楽しみだ。昭和・・・とは言わないまでも、平成初期風の街が、ナウく生まれ変わることを期待しよう。

 この街に不満があるとすれば、スーパーマーケットかな。以前住んでいた街のスーパーのほうが、お肉がおいしかった。そして量もちょうど買いたい量があった。少し足を延ばせば、いい肉を売ってるスーパーがあるんだけど、駅との導線上のスーパーはいまいち。そのせいで、自炊の満足度が下がっている。

 トータル的にかなりコスパのいい街(生活費/利便性/都心へのアクセスのバランスがいい)なぶん、直言すれば民度が低い人が目につくのもネックかな。今まではなんというか、「静かな老人の街」に住居を定めることが多かったから、多少不便で未来がなさそうでも、平和で礼儀正しい世界で暮らしてきた。でも今の街は、人々が玉石混交で混沌とした感じがする。今はエネルギッシュでいいけど、もっと年を取った時には、少し生活で疲れるかもしれないな。

 ともあれ、4年目の生活に思うところはこんな感じだ。また何年後かにこの記事をみて懐かしもう。