カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2008年06月

日記: 6月29日(2008年)

 引越し計画進行中。

 別になんの変化があったわけでもなくて、ただ単に更新が近いから気分転換の転居を考えた次第。

 で、もう転入先も決まって、あとはいろんな書類の用意と現金を払えば、あとは引っ越すだけという状態だ。若干広くなって、若干駅が近くなって、若干家賃は上がったけど、基本的に同じ街の中での転居なので、あんまり環境の変化はないかな。

 引越し決行日は7/12を予定している。特にトラブルも発生しないだろうけど、ネット環境の再構築に手間取ると、数日間音信不通になるかもしれないので、オンライン仲間の諸氏はそこんところよろしく!

 あ、文脈でわかるとおもうけど、サイトの引越しじゃなくて、リアル住居の引越しです。一応。念のため。

日記: 6月26日(2008年)

 日本語校正ツールという面白いサービスを発見した。

 一応、仮にも、常日頃から日本語を入力しまくっている私としては、どんな判定をされるのか、ちょっと気になるぜ!

 ってなわけで、6月19日の日記の文章をぶち込んで判定してみたところ・・・19件もツッコミがきた! トホホー。

 そのうち15件は「難読」というツッコミ。このツールは一般的なビジネスシーンでの利用を想定していると思うんだけども、そういう場では、「全く」「等」「様々」「無い」「未だ」などの語句は、「すべて」「など」「さまざま」「ない」「いまだ」と、ひらがなで表記することが望ましいそうだ。難読か? と言われると余裕で読めるけど、視覚的な情報吸収の滑らかさでは、ひらがなのほうがいいというのもうなずける。

 だけど私の場合は、大半は何も考えずに漢字にしたりしなかったりしているものの、時には全体的な文字配列のバランス上、漢字にしたほうが言葉が埋もれないな、と判断して、あえて漢字にする場合もあったりするから、ビジネスシーンはともかくとして、私的な文章の良し悪しとは直結しにくい判断だな、とも思ったりする。・・・い、いいわけじゃありませんよ。

 ま、とりあえずこの日記に関しては、「レベル1―基本(言葉の間違いや不適切な表現に関する指摘)」に引っかからなかったから、最低ラインは突破だな! 満足!

日記: 6月19日(2008年)

 気が付けばとっくに過ぎていたけど、先月をもって当サイトも開設以来11年が経った。

 去年は10周年ということで、後半グダグダになりながらも、当サイトを支えてくれたゲームの数々について回想したわけだけども、今年はもちろんなんの節目でもないので、なんにもしません。

 しかし、11年ってのは我ながら長いよなぁ。開設当時に私のマシンの「お気に入り」に入っていて、定期的に見ていたサイトは、もうほとんど残っていないような気がする。検索エンジンすら、YahooかInfoseekという時代で、今やその両方ともが検索エンジンとしては沈没気味だ。そう考えると、規模が全く違うとはいえ、息の長さだけは、誇っても良いように思える。

 当時、サイトの作成には、フリーのHTMLタグ入れエディタと、フリーの画像変換ツールと、フリーのFTPツールを使っていた。解説書の類をまったく見なかった私は、HTMLの作りかたも良くわからないままに、その辺のサイトのソースを覗きまくって、勝手に「これはきっとこうすんだろ」って解析しながらサイトを作っていったのが、懐かしく思い出される。この方法で一番不可解だったのは、「フレーム」だったなぁ。フレーム構造は普通にソースを覗いても目に見えなくて、「フレームの境目を右クリックすれば目に見える」という技を発見したときの歓喜は忘れられない(今思えば、IEのメニューからでも良かったな)。いまや自分でタグ打ちをしている人は少なく、自称「自分のサイトを持っている」という人の多くは、フリーのブログツール等のユーザーで、よくても「タグを理解する必要のないHTMLエディタ」の使用者であることと思う。かくいう私も、いまやすっかりブログツールユーザーで、HTMLの知識は5年前くらいで止まっており、CSSも記憶していないんだけどね。でも、時々あの素朴なタグ打ち時代がとても懐かしく思われる。

 そんな私が11年もサイトを維持し続けているのは、もちろん第1には「自分の考えを発表するのが好き」な性向のせいだ(このエントリーなど、もろに考えを述べるだけの回だ)。様々な事柄について、自分の考えを述べて述べて述べまくることには、えもいわれぬ快感が伴う。少なくとも最初の4~5年は、このことだけのためにサイトを展開し続けてきたと言っていい。付随して、「文字表現の訓練」的な意味合いもあるけど、それは2次的なものに過ぎない。好きだからやっているのだ。

 でも最近、もう1つの役割があるのかな、と思いはじめている。

 それが、オンライン上のランドマーク、だ。

 オンライン上でのつきあい方というのは様々な形式があると思うけど、私と私の周囲の人間の多くがとっているのは、「特定ゲームをプレイしている間だけの仲間づきあい」というものだ。偶然的に複数のゲームを共にすることによって、ある程度ゲームの枠を超えたつきあいになることはあるけど、基本的にはそのゲーム限りのつきあいになることのほうが圧倒的に多い。

 そんなつきあい方をしていると、当然のようにそのゲームをやめるときが、縁の切れ目になる。実際にこの数年の間に遊んだオンラインゲームで、何人もの人と知り合いになったけど、そのつきあいはゲーム上に限られているから、そのゲームをやめて以降は連絡の取りようも無く、疎遠になっている。

 でも、そんななかで自分のサイトを持っている人の動向というのは、疎遠になっても知ることができる。

 私はサイトを持っている側の人間で、つまり知る側ではなくて知られる側であるわけだけど、Nezという人間が、Fly Dukedomというオンライン上の定点に居続けているということは、私のようなオンラインゲーム上の人づきあいを旨としている人たち、つまりゲームの切れ目が縁の切れ目になりがちな人たちにとって、浮遊する人間関係の鎖の一端を繋ぎとめる、アンカーになり得ているのではないかと思うのだ。

 mixiやその他SNSの登場で、ややそういった趣旨を持つことの意味が希薄になりつつはあるけど、何かのゲームを続けた人がそれをやめ、人づきあいが狭くなって浮遊感を感じ、「今頃みんなはなにやっているんだろう。まさか未だにゲームなんてやってるのは私だけか?」なんて不安を感じたときに、うちのサイトに来て、「ああ、ここはまだあったか」という、不思議な安堵感が与えられれば、これに勝る喜びはない。

 かもしれない。

日記: 6月10日(2008年)

 今、私が最も気になっているものの1つが、ルンバだ。

 ルンバ (R(h)umba) とはキューバのアフリカ系住民の間から生まれたラテン音楽であり、リズム名でもあり、ダンス名でもある・・・というこのルンバではなくて、自動掃除ロボットのルンバだ。

 私のようなガンダム世代ならば、「自動掃除ロボ」というだけで、当然なにか惹かれる響きに感じるはず。あだ名は当然ハロだ(ウソ)。でも、そのような、ごくごく個人的な嗜好を差し引いても、勝手に掃除をしてくれるというのは、とても魅力的に感じられる。毎日の帰宅後に、綺麗な床面を見ることができるというのは、すばらしいことに違いない。

 そんなわけで私は、前々からこのルンバには僅かな注目を寄せていたわけなんだけど、なんとここへ来て、私の姉夫妻がこのルンバを導入しやがったのだ! 姉の家ではルンバの登場で、姪が笑うわ、姪が泣くわ、姪がスイッチを一心不乱に連打するわの大騒ぎらしいんだけど、肝心なその詳細な使用感はまだ訊けていない。

 姉の感想が絶賛だったら買ってしまおうかなぁ。うーん。

日記: 6月7日(2008年)

 バイクナビの試運転を兼ねて、富士山一周ツーリングに行ってきた。

 より具体的な目的を、富士山地区ご当地グルメの雄、「富士宮の焼きそば」を食うことと、富士山スカイラインを走ることに定め、出発だ。

 バイクナビに目的地を打ち込み、コースを計算させる・・・んだけど、思うような経由地を取ってくれないので、自分で経由地を指定して、通りたいコースで走るように細かく指定してやる。・・・ちょっと面倒くさいけど、これでOK。予定ルートは以下のとおりだ。

 自宅→中央道→河口湖IC→道の駅「かつやま」→道の駅「朝霧高原」→富士宮(焼きそばを食う)→富士スカイライン→須走IC→山中湖IC→自宅

 さて、今日は珍しく早朝(といっても8-9時だけど)に出発をして、渋滞を回避しようと思ったんだけど、全然甘かった。土曜の中央道は、朝っぱらから大混雑で、平均時速30-40kmとおぼしき区間が、延々と相模湖を過ぎるあたりまで続いていた。

 バイクの特権を活かすべく、あぶなくない程度にすり抜けをしながら進み、やっと渋滞区間を乗り越えたところで、一気に河口湖ICまで走り抜けた。

 今回バイクナビで確認しておきたかったことの1つに、はたして高速走行中でも、風切り音に負けずに聞こえるのか? というものがあったんだけど、ナビ音声必要十分な音量を出してくれた。はっきりと高速出口の案内も聞こえたし、いいぞいいぞ。特に面白かったのは、オービスの位置情報が入っていて、オービスの近くになると「安全運転をしてください」とかまで言いやがる。もともとしてるわ!!

 そんなこんなでやっとたどり着いたのは、道の駅「かつやま」。

 道の駅って、もっと幹線道路沿いにあるものだと思っていたんだけど、ここはずいぶんと入り組んだところにあった。たどり着くにはわかりにくいな、ここ。設備も地味な感じで、ぱっとしないところ、というのが第一印象だ。

 でもその分、というか、目の前がすぐ河口湖畔になっていて、環境はいいね。今日は見てのとおり、あいにくの曇り空だから、せっかくの湖畔の水面も寒々しいイメージしかないけど、夏場の避暑ツアーなんかでは心が安らぎそうだ。

 ここで休憩を取り、渋滞突破で疲れた体を少し癒した私は、道の駅「かつやま」を出発し、さらに富士山の外周をぐるりと反時計回りに進んでいった。西湖、精進湖、本栖湖といった富士五湖や、鳴沢氷穴のような、寄りたくなる感じの観光地を尻目に、道を急いだ。というのも、行程をノンストップ気味に進まないと、昼飯時までに焼きそばにありつけないと、バイクナビの予想到着時間が言っているのだ。

 上九一色村や青木ヶ原樹海といった、(申し訳ないけど)ネガティブな連想を喚起させられてしまう地名に、遠くへ来ていることを実感させられながら進むと、次の目的地である道の駅「朝霧高原」に到着した。

 ここ、名前の印象がなぜか「美味しそう」なんだけど、そう思うのは私だけかな? だから行く前から私は、この道の駅にそういう方面をすごく期待していて、「うまいソフトクリームでも食うぞ!」とか心に秘めてきたんだけど・・・はい、当日は涼しすぎて、とてもそんな気分にはなりませんでした。

 道の駅のホームページをみると、晴れやかな青空のもと、澄んだ空気の中に放牧された家畜と、そして屹立する富士山がみえるという、雄大な写真が載っている。しかし、この日私が見ることが出来たのは、こんな曇り空だけだったのだ。うーん、残念。

 ま、時間も押していることだし、ここではお土産のスモークチキンを買うだけにとどめ、昼食の焼きそば目指して、速やかに富士山西部を南下することにした。

 そして到着した焼きそば屋。

 事前にこちらのサイトで調査したうちの、「伊東」という店にいってきた。選択の決め手は場所。「うるおいてい」と迷ったんだけど、こっちのほうが朝霧高原方面から行くと近かったので、こちらにしたという、まぁそれだけの選択基準だ。

 店の位置が、かなりわかりにくい場所にあって、細い住宅街を通り抜けてやっとたどり着いたんだけど、そこまでの道案内は、完璧にバイクナビがこなしてくれたので、全く苦にならなかった。「ああ、こういうときこそナビの本領発揮だな」と、むしろわかりにくい場所に店があったことを喜ぶ始末。うむうむ。

 さて店を遠望してみると・・・洗練されているとはいえない、昭和の海の家のような雰囲気。でも、別にそんなことには全く動じませんので、うまいかどうかだけを気にしつつ入店した。

 人気店らしく、店の入り口には「順番待ちの人が名前を書く紙」がおいてあった。私がついた正午0時5分ごろの段階では、まだ行列などはなく、あっさりと入店できたけど、行列に並ぶのとかがあまり好きではない私としては、この紙を使う機会がなくて助かった気分だ。

 店内に入ると、大きな鉄板の周囲にカウンター席が10席弱箇所あった。さらに奥には座敷があるようで、そこにテーブル席がいくつかあり、席数を合計するとキャパとしては案外大きい店のようだとわかった。

 私は1人だったので、当然鉄板の周囲の席に案内された。壁に貼られたメニューを眺めることしばし。「焼きそばホルモン入り」というものを注文することにした。いきなり変化球か?という気もしたけど、食いたかったのだから仕方がない。並で450円。まぁ安い・・・のかな?

 で、案外長いこと(15分くらい)待ったあとで、やっと私のも出来上がった。いざ、食う。

 ・・・おお、うまいよ、うまい。

 ベタベタ感がまるでなくて、シコシコというか、プツプツした食感の麺がうまい。具のホルモンもうまいし、これでもかと振りかけられたカツオブシ粉もうまいし、ソースも少し塩辛い感じもしたけどうまい。祭りの日に屋台の焼きそばを食うと、「自分で家でまるちゃんの焼きそばを炒めたほうがうまいな」ってよく思うんだけど、これは自分では難しいレベルのうまさだ。

 450円で十二分に満足。はるばる来た甲斐もあったよ。

 さて、もはや用事は済んだ。あとは帰るのみだ。

 復路は、富士山スカイラインという、富士山の新五合目そばまで迫る道を通ってきた。

 初めて通る富士山スカイラインは、高速コーナーがずーっと続く感じの、気持ちのいい道路。たまーに、走り屋っぽい人々が駆け抜けて行くのが怖かったけど、かくいう私もいつもよりは若干飛ばしめに、びゅーんと駆け抜けた。

 しかしここ、寒いな。行程の前半、ぐんぐんぐんぐん富士山を登って行くと、どんどんどんどん気温が下がっていった。この日の私は完璧な夏装備で、半袖Tシャツ+メッシュジャケットだけだったんだけど、そしてこれでも下界では十分だったんだけど、そしてそして高速の渋滞下では熱いくらいだったんだけど、ここでは寒すぎた。

 途中で道路にあった気温表示は・・・13℃。そら半袖じゃ寒いわー。

 もうこうなってくると走りを優雅に楽しむとかいう問題ではなくて、寒さで病気になる前に脱出しなければという、逃亡兵の気分。一刻も早く下界にたどり着くために、無心でバイクを走らせて、富士山スカイラインとのファーストコンタクトは幕を閉じた。

 富士山の冷気攻撃を逃れた私は、渋滞の下道で自衛隊車両に前後を挟まれたりしながら、須走ICから高速道路に乗り、自宅へと帰還したのでした。

 総走行距離280kmくらい。1日の走行距離としては、今のバイクになってから最長だな。やはり高速を使うと、距離を稼げるなぁ。そして、バイクナビのバッテリーも、6時間ほどのツーリングだったけど、十分に持つことを確認できた。

 いろいろと達成感がある、いいツーリングだったよ。

 しかし・・・

 ガソリン代: ハイオク12.43L×183円=2,274

 高い、高いよママン・・・。