カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2020年01月

日記: 1月30日(2020年)

 TwitterのTLで「家事を機械化すると便利だぞ」というような話題が流れてきた。

 具体的な題目としては、「掃除ロボ」「食洗器」「乾燥機」が挙げられていた。

 我が家はこのうち「掃除ロボ」に関しては、ルンバを導入して久しい。この家に越してくる段階から「ルンバフリー」な家具配置を入念に練っておいたおかげで、9割以上の床面をルンバで賄うことができている。おかげで自分で掃除機をかける時間は、1年間に30分もないくらいだ。ルンバサイコー、である。

 「食洗器」に関しては、これが便利となるかどうかは、多分にライフスタイルに依存するものだと思っている。実家では食洗器を使っていたけど、自宅では導入したいと思ったことはない。この食洗器なるものは、1人暮らしにはあまりマッチしない、と思うのだ。実生活を想定すると、食洗器に入らないフライパンなどを手で洗うついでに、そう多くはない別の洗い物(せいぜい皿の1枚や2枚)も手で洗ってしまったほうが早いな、と結論付けられてしまう。洗うべき食器が溜まるまで使わない、なんて汚い話にしたくはないし。食洗器は1食で使う食器数が多いご家族様向けだろう。我が家にはいらない。

 そして「乾燥機」だ。

 これは私にとっては、長年悩んでは結局導入しないまま年月が経っている、いわば因縁の家電になる。

 今のライフスタイルはこうだ。

  • 脱いだ服は洗濯機にポーイ
  • 数日ぶん溜まったら洗濯(3日おきくらい)
  • 洗い終えたら「室内」の洗濯物干しに干す
  • 着替えは洗濯物干しで乾いているものから直接とる

 はい。ずぼらです。だいたいこんな暮らしだ。タンスに服をしまうのは、ローテーションをミスるか、衣替えの時くらいだ。

 さてここで、「もし乾燥機付き洗濯機に買い替えたら」というライフスタイルを考えてみる。

  • 脱いだ服は洗濯機にポーイ
  • 数日ぶん溜まったら洗濯、乾燥(3日おきくらい)
  • 洗い終えたら「室内」の「洗い終えたもの置き場」に置く
  • 着替えは「洗い終えたもの置き場」から直接とる

 滅茶苦茶シンプルにすればこうなるだろうか。

 うーん、あまり差が出ないな。両者の労力の差は、ほとんど「洗濯物干しに干す」という行動の有無だけになる。この差をどう評価するかが、乾燥機付き洗濯機を導入するかどうかの分水嶺になりそうだ。

 1つ1つの洗濯物を、パチパチと洗濯物干しの洗濯ばさみに挟んでいくのは、まぁ手間と言えば手間だ。これを大きなバスケットでも用意しておいて、どさっと放り込んでおくだけで済むのであれば、省力化が為されるような気はする。

 ただ、一方で「洗濯物干しに干す」というスタイルには「洗い終えたものの量や種類がわかりやすい(ローテーション管理しやすい)」「変に伸びることはあるだろうけど一応まっすぐ保存できる」「加湿が期待できる(気休め)」という効能もある。

 また「乾燥機」には、服へのダメージという懸念もなくはない(まぁ、正直そんなことは気にしていないが)。もちろん電気代や買い替え代という出費も増えるのも、マイナスポイントだ。

 そういったことを考えていくと、あまり費用対効果は高くないのかもなぁ、と思えてしまって、いまだに導入に踏み切れていない、というわけだ。

 とはいえ、やっぱり手間が減る可能性は無視しがたい。だからずっと気にはなっている。

 今使っている洗濯機は2004年頃購入の骨董品だろうから、流石にそろそろ寿命も迎えるだろう。だから、そのタイミングで買い替えるときにでも、乾燥機付きにアップグレードすることを検討しようかな。

日記: 1月29日(2020年)

 「2010年1月からTwitterを利用しています」

 そういうふうに私のTwitterアカウント(@nezfly)に書いてある。ということは、Twitterを使い始めて今月でちょうど10年が経過したということか。

 本ブログのアーカイブを調べてみると、あったあった。2010年1月28日の日記が「Twitterを始めた」という旨の日記になっている。

 その前後の更新をみてみると、当時はEQ2JEをメインで遊んでいて、また同時にWii Fitトレーナーを使っていたということもわかった。すぐに当時の状況がわかるのが、書き続けた日記のいいところだ。

 しかし、ふーむ、なるほど。この同時期に遊んでいた2つのもの、EQ2JEとWii Fitトレーナーとの間には、対照的な趣があるな。

 かたやMMORPGというジャンルは、いまやかなり縁遠いものになってしまい、ジャンルそのものの命運も風前の灯火だ。当時からの時代の流れに隔絶感を感じる(まぁ、当時も結構死兆星がキラキラ輝いてはいたけど)。

 かたやゲームとフィットネスを融合させたエンターテインメントは、今のご時世にあっても、リングフィットアドベンチャーというまったく新しい方法で、好評を博している。こちらには時の流れの連続性のようなものが感じられる。

 両者の10年間の歩みには、天と地の差があると言っていい。そんなことを、時を経てしみじみと感じてみるのも、また楽しいものだ。

 ともあれTwitterを使って10年だ。あの頃の想像よりもはるかにヘビーに使うことになったTwitterだけど、今後もどこまでそれが続くものなのか。そしてこのブログもあと何年持つのか。

 こちらも時の流れに任せてみよう。

日記: 1月28日(2020年)

 なにも調べていないし裏付けもない、ただの思い付き、妄想を述べるだけの回。

 ゲーム界にちょっとした衝撃をもたらした、「香川県のネット・ゲーム依存症対策条例」について、一応ゲーム関係っぽいブログのはしくれとして、私もだらだらと連想していきたい。

 これね、すごくわかる。私は「本当に依存症になるんだったら」規制したほうがいい、という立場だ。基本的に人間はアホだと思っているので、アホを制限するための縛りは、秩序ある社会には必要だという考え方をするのだ。性悪説だ。法家思想だ。

 だから、ドラッグを規制するのと同じロジックで、依存性が高く人生を壊すドラッグがダメなら、依存性が高く人生を壊すゲームもまたダメなはずだ、とは思っている。

 そう、「『本当に必ず絶対誰もが』依存症になり人生を壊す」ならね

 ただ実際のところは、依存症にならないケースが多すぎる・・・と思う(ソースはない)。ゲームを1日1時間以上やってる人なんて、それこそ若年ゲーム人口の大多数がそうだと思うんだけど(んなことない?)、そのうちどれだけが重篤な「依存症」とやらになっているのか。これはかなりごく一部なんじゃないかな。

 そんな現状にもかかわらず、画一的に広範な対象にわたって規制するというのは、ちょっと施策としては的外れだな、と思わざるを得ない。目的に対する手段がピンポイントではないのだ。

 ってことで、香川県の施策は、発想そのものはナシではないけど、対象や方法がダメだな、っていう意味で反対の立ち位置だ。

 ・・・で、だ。

 じゃあもし仮に蝿市長が爆誕したら、本法案をどうするのか。その辺の所信表明をしたい。

 よりピンポイントに規制を考えるなら、まずジャンルだね。

 コアゲーマーをもって任じる身からすると、スマホのSRだSSRだいってるだけで中身のないゲームと、PS4のシミュレーションとは名ばかりのアニメ絵アイドルを愛でるのが目的のこっ恥ずかしいゲームと、PCの巨万の開発費に裏付けされた重厚な世界で繰り広げられる血沸き肉躍るサーガを自由に堪能できる偉大なる本格オープンワールドゲーム様とを同列に語って欲しくないわけ(※架空の例)。十把一からげにゲームでくくるなと。これらはまったく別のエンターテインメントなんだぞと。スポーツ観戦と、読書と、観劇くらい違うものなんだぞと。サッカーと、ダーツと、ビリヤードくらい違うんだぞと。そういいたいわけ。

 こういったジャンルのうち、どういうジャンルが中毒性が高く、依存症に発展しやすいのか。そういったことを分析したいわけ。

 そのうえでさらに、そのジャンルのどういう部分が中毒性を生むのか、どういう部分が社会問題化するのか、そういう切り分けをしたいわけ。

 そしてスマホのSRだSSRだいってるだけで中身のないゲームと、PS4のシミュレーションとは名ばかりのアニメ絵アイドルを愛でるのが目的のこっ恥ずかしいゲームと、あとついでにパチンコやらパチスロやらも興味がないからついでに槍玉にあげることにして、この辺(※架空の例)を危険因子として規制すれば、ああスッキリ。

 で、ゲーム関係の開発リソースは挙国一致で私の好きなジャンルに回しましょう。

 これが蝿市長の公約になります。

 ご清聴ありがとうございました。

 ※本稿で特定のゲームジャンル、およびその愛好者の方に不快感を及ぼす可能性のある表現があることをお詫びします

日記: 1月27日(2020年)

 LoLの背景世界で展開されるカードゲーム、レジェンド・オブ・ルーンテラ(LoR)を遊んでみた。

 この手のゲームのジャンルはなんて言うのかな。物理的なカードゲームはトレーディングカードゲーム(TCG)とか言うらしいけど、LoRの日本語公式サイトにはストラテジーカードゲームと書いてあるし、Wikipediaさんはデジタルコレクティブカードゲーム(DCCG)と言っている。ここではWikipediaさんを支持して、DCCGと呼称することにしようか。

 先行するDCCGとしては、ハースストーンとか、シャドウバースとか、Magic: The Gathering Arenaなどが有名らしい。それに最近ではLoLだけではなく、エルダースクロールとかウィッチャーのような他の有名シリーズからも、DCCG版がリリースされているようだ。

 DCCG版をリリースする有名シリーズが多いのは、このジャンルは開発にかかる投資が少なく、かつ、当たれば利幅がデカいからなんだろうな、と推測はできる。でも、そういう生臭い動機でリリースされたと想像してしまうと、ちょっとプレイのモチベーションが下がるんだよなぁ。まぁそれはここではいいとしよう。

 そんな群雄割拠のDCCG界に、ライオットゲームズも強大なネームバリューを持つLoLの世界をひっさげて、堂々切り込んでいった。・・・というわけで前置きが長くなったけど、少しだけプレイしてみたLoRの話をしたい。

 えー、率直に言うとですね。

 今のところさっぱり面白くない。

 これはたぶん私が単純にこのジャンルに馴染んでないせいもあるのだとは思う。このジャンルに馴染んでいる人に言わせると、先発の長所短所を良く研究している、なかなかの良作とのことだ。

 なので、ここから先はDCCGとしての面白さ、出来の良さ、バランスの良さ、というような部分ではなく、DCCGを知らない人がこのジャンルのとっかかりをどう感じたか、という話にしたい。

 まずね、カード集めがかったるい。これだ。

 そもそものジャンルの祖であるTCGがそういうものだし、カード収集部分こそがお金の稼ぎどころだから、絶対に排除できないプロセスなんだろうけど、それでもやっぱり、このプロセスはだるい。

 もっとストレートに言えば、とっとと全種類のカード使わせろや、と思ってしまう。この発想自体がもう、DCCGに向いてないのかもしれないけどね。

 次に感じたのは、専門用語が多く、かつ、他のジャンルに比べてその理解の必須度が高い、ということだ。

 例えばRPGでいえば「DPS」という単語を知らなくても遊ぶことはできる。「ヘイト」という単語を知らなくても、最初の10時間くらいは余裕で遊べるだろう。

 でもLoRの場合、ファスト、バースト、なんか死ぬヤツ、なんか攻撃できないやつ、みたいな専門用語が、初プレイから数多くのしかかってくる。で、これらはわかっていないと、最初の1分の時点からそもそもゲームにならない。だから遊びながら覚える、ではなく、遊ぶ前に理解している、ことが必須になる。

 こういったことを総合して、このゲームは(このジャンルは)とにかく「遊ぶ前の事前づくり」がすさまじくハードルが高いな、と感じた。

 遊びながら覚える、ということもできなくはないんだろうけど、それでは絶対に楽しめない。「事前づくり」をし終えることが楽しむための最低条件、というようなゲームなのだ。

 もちろんそれは開発側もわかっているようで、LoRではできるだけ自然に「事前づくり」が進むように、チュートリアルやAI戦を通して、少しずつ「事前づくり」が進むようにはなっている。なっているんだけど、じゃぁこのチュートリアルが楽しいかというと、うーん、さっぱり面白くないのだ。

 そんなわけでLoR。これは「事前づくり」自体が楽しい人、または、楽しくなくても超えた先を信じられる人、または、「事前づくり」をリアルマネーで解決しちゃう人、にオススメします。

 私はというと、うーん、もう少し触ってみるとは思うけど、早々に「こりゃなかなかついていけそうにないな」の気分なのでした。

日記: 1月26日(2020年)

 ニトリのボディーシャンプー用のソープディスペンサーがいまひとつ・・・というか、いまみっつくらいだった。

 風呂場を少しシャレオツにしようとたくらんで、ボディシャンプー用のボトルを、今までのボディシャンプー純正のボトルから、ニトリで売られていたクリア素材の「ディスペンサー Nアーバン」にしたのが数か月前のこと。

 半透明なボトルはオシャレっぽいし、残量もわかっていいぞ。なんてのんきな思惑だった。

 が、使い始めてすぐに、その欠点が露呈してきた。

 致命的なほうから挙げていくと、まず1番ダメな点は、「水が浸入しやすい」ということだった。

 使っていくほどに水が浸入していくらしく、だんだんとディスペンサー内のボディシャンプーが水で薄められていってしまう。補充直後はドロドロだった中身が、いつの間にかサラサラになってしまうのだ。サラサラのボディシャンプーは使いにくいし、なによりも不衛生。すぐに、これはダメだな、ってことになった。

 なおメーカー純正のボトルと同じ使い方をしているから、使い方の問題ではなく、この製品の問題だと思う、ということは付け加えておきたい。

 2つ目の欠点は、口が狭い、ということだ。このくらいのことは買う前に気が付いてもよかったんだけど、メーカー純正ボトルに比べると、このディスペンサーはかなり口が狭かった。

 だから、1回のポンピングで出てくるボディシャンプーの量が少ない。それに出口が狭いければ狭いほど高い圧力がかかるため、押す力も強く必要になる。より多い回数、より強い力でポンピングが必要になったことは、普通に使い勝手が悪かった。

 最後の欠点は、別にオシャレじゃない、ということだ。

 ひとつには、この商品はウチの風呂場にはあまりマッチしなかった、という相性の問題もあるけど、それ以上に、「水滴のついた透明の容器は案外清潔感のない見た目になる」ということが盲点だった。「放置されたファミレスのドリンクバーの飲み終えたグラス」って感じなのだ。中途半端に中身の入った姿は、決してカッコよくない。それに加えて、水垢が目立つ。透明なせいで、すごく目立つ。

 せめてこれがクリアじゃないタイプを買っていたら、まだしも印象は違ったのかもしれないけど、あとの祭りだ。オシャレのために買ったものがオシャレじゃないとは、悲劇と言わざるを得ない。

 とにかくボディシャンプーの容器は、もとのメーカー純正のものに戻すことにした。その中身のために作られたボトルが、結局一番いいということのようだ。