カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2020年08月

日記: 8月10日(2020年)

 「蘇れルンバ不死鳥のごとく」最終章。

 これまでのあらすじ。

 踏破性能の著しく低下したルンバを蘇らせるため、エアロブラシを交換したり、バッテリーを交換したりと、あの手この手を尽くしてきた蝿さん。しかし、それでも蝿家のルンバは、家の中にある数か所の難所では、相変わらず動作を停止することが絶えなかったのだった。ベンベン。

 さて。うーん。困ったものだ。とルンバを観察していて、ふと気づいた。

 駆動輪がツルッツルやないかーい!

 ということで、交換用の駆動輪セットを購入して付け替えることにした。

 交換用の新しい駆動輪と、ツルツルになった駆動輪との違いは、写真を見てもらえば一目瞭然。本来オフロードタイヤのようなブロックパターンが刻まれているはずの駆動輪は、7年余りの年月を経て、スリックタイヤのようになってしまっていた。これではグリップも悪いだろうし、そもそも径が減っていて段差などで足つきが悪くもなっていそうだ。

 これは交換する選択肢しかない!

 速やかに交換パーツを注文し、交換してみることにした。

 その結果は、かなり良好だった。自動でランダムに動くルンバだけに、ずーっと観察し続けでもしない限りは、いいタイミングで効果を視認することは難しいものの、ちょいちょい観察した限りにおいてさえも、いつも引っかかっている場所のいくつかは、難なくクリアするようになったことを確認できた。今までで最も手ごたえを感じるぞこれは。

 ここ半年のルンバリフレッシュ作戦を経て、もう内部のCPUとかセンサーとか、そういう触れない部分以外は、新品同様になってしまったはずだ。また消耗が進むまでは、ルンバを気にして世話をする日々ともお別れになりそうだ。というか、そうあってほしい。

 ミッションコンプリート。

日記: 8月5日(2020年)

 レッド・デッド・リデンプション2続き。

 ゲーム内季節の冬が終わるとともに、チュートリアル的な展開も終わって、やっとオープンワールドとして遊べるようになった。ここからが本番だ。

 ということでしばらく遊んだんだけど、当然というか案の定というか、GTAVの西部劇版というゲームだね、これは。基本的なゲームの枠組みがほとんど同じ。もちろん、まだ世界のルールがつかめていないので、どの程度ハチャメチャにやっていいのかとか、その辺がよくわからないので真価は捉えきれていないけども。

 ただそのうえで、なんとなくの印象で言うと、「小さくまとまったGTAかもしれない」という気はしている。

 乗り物が馬と馬車しかないし、武器もせいぜいライフルだし、実現可能なハチャメチャ度はどうしても下がりそうだ。オープンワールドでなんでもできる、という自由度はGTAVと比べてしまうと若干おちるんじゃないかな。とはいえこの点に関しては、GTAVが全オープンワールドゲームの中でも頭抜けて凄かっただけだから、責めるのは酷といえば酷か。RDR2が悪いわけではない。

 RDR2においては、GTAVにはなかったRDR2独特のもの、GTAVと比較したスケールダウン要素を補うもの、として用意されているのは「大自然」なんじゃないかと思う。

 狩りができるとか、そういう部分はGTAになかったものだ。その要素が楽しいかどうかは別としても、GTAVにはない独自なものであることには間違いない。狩りやその成果でいろいろなアンロックがあるという要素は、むしろFarCryに近い(※註:私の知っているGTAVはかなり古いそれなので、いまもしGTAVに狩りの要素があったとしてもそれは知りません)。

 動きがもっさりしていたり、こまごまと不親切だったりと、「オープンワールドの作りこみ」以外の部分がちょっと足りないのもGTAVと同じだ。「オープンワールドの作りこみ」だけにステータスを全振りしている。そういうゲーム。

 なので、正直なところストーリーシナリオも、今のところすごく面白いという感じもしない。早くも少なからず義務感や作業感を覚え始めている。

 GTAVもそうだったけど、RDR2も私の好みとしては、きっとオフラインのストーリーを進めるよりも、オンラインのキャラをコツコツ育てて悦に入るほうが、合っているのかもしれないな。

 でも、まぁ、せっかくだから、まずは飽きるまでストーリーを進めていくことにしよう。

日記: 8月3日(2020年)

 レッド・デッド・リデンプション2を購入した。

 この1か月というもの、過去30年間で最大級にゲームモチベが下がっている、ということは各所で何度も述べているんだけど、そのゲーム離れを食い止めるべく、何か新しいゲーム、それもできればRPG的なものを購入しようと考えた。

 それで買ったのが、レッド・デッド・リデンプション2(RDR2)というわけ。

 購入候補の対抗馬は聖剣伝説3とか、デスストランディングだったんだけど、クリア後にも「レッド・デッド・オンラインでキャラ育成という展望がある」ということが決め手になって、最終的にRDR2を買うことにした。

 とりあえず今は開始直後。まだチュートリアルに毛が生えた程度のミッションを進めている状態だ。

 初動の印象は、正直いまいち。全体的に動きがもっさりだし、プレイヤーが起こすアクションに対する、ゲーム画面の反応が鈍い。射撃感が薄いし、移動もスムーズじゃない。同じロックスターのGTVも同じような病症を抱えてはいたけど、GTVよりさらに重篤化しているような気がする。慣れられないほどじゃないけど、第一印象はよくないな。

 ともあれ、買ってしまったのだから仕方ない。あまりプレイ頻度は高くできないかもしれないけど、なんとかシナリオクリアまで進めたいところだ。

日記: 8月1日(2020年)

 アニメを観た。

 ・・・。

 で? っていう話なのだが、私にとってアニメ視聴はかなり久しぶりで、それ以前に観たのは20ン年前にやってたガンダムWを少し観たときとか、その後友達にもらったDVDでジャイアントロボを観たあたり以来かも、っていうくらい久しぶりなので、話題にしたい。

 ゲームとアニメとは、対象が重なりやすい分野らしい。ゲームクラスタに長年身を置いていると、ゲームをやっているんだから当然ある程度はアニメも観ているもの、とさえ思われる。でも、私はそこが全く重なっていなかった。小中学生時代に見たアニメに関しては、かなり熱く語れるんだけど、それ以降のものはさっぱりだ。

 タイミング的にはたぶん「萌え(最近あまり聞かないけどもう死語なのかな?)」というものが正義になった頃から興味がなくなったのだろう。そんな変態要素を堂々と前面に出すな、と思ったし、今でもそう思う。

 そんなわけで今では正直、アニメにはだいぶ偏見があって、特にいわゆるハーレムものとか、女子高生×〇〇みたいなものは、気恥ずかしく、苦手意識が強い。人気はあるんだから、観たら観たでそこそこ面白いんだろうけど、それを面白いと思う自分を見たくない、みたいな潔癖な思いがある。

 ひどい言い方だけど「そこまで堕ちるつもりはない」という感覚が実感に近い。観ている人が堕ちているとは思わないけど、自分が見れば堕ちた気になる。タバコと同じ。友人や他人が喫煙していても何とも思わないけど、自分が喫煙者になるつもりはさらさらない。そんな感覚。

 なのにここ2週間くらい、Amazonプライムビデオでアニメばかり観ている。その辺の記録、アニメ視聴物語をお聞かせしたい。

 なお、こういった経緯なので、全然まったくさっぱり最近のアニメ事情とかクオリティとかそういうものを知らない。すごく恥ずかしい素人っぽいことを言うだろけど、知ったことではない。

 【波よ聞いてくれ】

 最初に見たヤツ。気の迷いで、これをクリックした。なぜこれがおすすめ欄に浮上したのか。なぜ観る気になったのか。杳として知れない。

 アフタヌーン連載漫画のアニメ化なので、そのくらいの高年齢層向けの安心品質。無限の住人と同じ作者の「エログロのない話」。会話の妙だけで成り立たせるようなところのある、北海道のラジオ局やそのパーソナリティを描いている物語。言葉のチョイスが良くて面白い。セリフが面白いだけのアニメなので、なんならアニメじゃなくてラジオドラマでも同じくらい面白そうではある。

 北海道に行ってスープカレーを食べたくなった。

 とにかくこれが面白かったので、「あぁ、私の感性でも面白いと感じるアニメってあるんだな」と思った。それで「他にも何かあるかな」と、★の数とレビューをもとに、アマプラアニメ観たいもの探しの旅が始まったのだった。

 【ボールルームへようこそ】

 社交ダンスの話。萌えなさそうなサムネールで探した結果ここに至った。実際は女子キャラがとても魅力的な作品だったけど、たぶん萌えの概念とは違う。

 内容は社交ダンスをテーマにしたスポコンもの。テーマがユニークなので内容もユニークで飽きなかった。知ってるスポーツだと展開を先読みしやすいけど、知らないので先読みできない。そこが良かった。

 アニメが面白かったので、その先が気になって原作マンガを調べたけど、原作よりもアニメのほうが先行している模様。どこのGoTだ。

 しかし社交ダンスというとウッチャンナンチャンを思い出してしまうし、ダンスシーンもその映像がフラッシュバックしてしまうな。

 【うさぎドロップ】

 幼女が出る。うへうへ・・・じゃねーよ。中年になりかけた男の子育ての話。

 主人公が常識的な大人の男で、行動や判断におかしいところがなかったので、違和感なく視聴できた。

 よく知りもしないで私個人が抱くイメージだけど、アニメとかマンガって「ふつうそんな判断しねーよ」とか「いやちゃんと話せよ」っていうような、「物語のご都合でとる非常識な行動」でストーリーを進めたい方向へ進めるイメージがあるんだよね。激昂して「うおおおお」っと無茶をする、なんてのはその最たる例だ。

 で、そういうのはいい大人の娯楽としては耐えられないな、と思っていたんだけど、本作はそういうことは特になかった。好印象だ。

 (ネタバレ注)しかしこの作品。アニメでは徹頭徹尾、大人と幼女の親子としての交流を描いた、平和でのほほんとした作品だったんだけど、原作では最終的にこの2人がくっつく源氏物語エンドらしい。ええええええ? まじかいな。

 【僕だけがいない街】

 タイムトラベルもの。観ている間は面白かったけど、私には「タイムトラベルの理屈が解明しないタイムトラベルものは最終的にモヤる」という、SF的オツムの固さをみせる持病があるので、現時点となっては視聴当時よりだいぶ評価が下がってる。

 こまごました部分も、ちょっと都合が良すぎる点が多くて、惜しい感じ。最後にどう締めるか、っていう着地点はすごく綺麗なんだけど、そこに至るための経路に強引さが見え隠れ。細かいことが重要じゃない作品ならあまり気にしないんだけど、この作品はその経路をみせること、そこがどうつながるのかこそがキモな作品だと思われるので、読後感というか視聴後感に影響した。まぁ、面白かったけど。

 【宇宙よりも遠い場所】

 ふふふ、観てしまったぜ女子高生×〇〇〇。あー、ヘンタイダー(蝿基準)。

 女子高生×〇〇〇というと私の知識では、バンドくんだり、戦車に乗ったり、バイクに乗ったり、キャンプしたりするんだよね。このうちバイクとかキャンプのような、自分の近縁でこういうことをされた日には、正直迷惑以外の何物でもなかった。旅先やキャンプ場ににわかオタクどもを呼び寄せるなよ、とか思っていた。だから女子高生×〇〇〇ってジャンルには、もはや怨嗟の念に近い感情を抱いていた。

 のに。

 でも観てしまいました。南極に行く、っていうテーマが気になって気になって。どうやって行くの? 私ももしや行けるの? と。観た結果としては、私には真似できない行き方だったので、なんの参考にもならなかったんだけど、観てみたら結構面白かったよ。旅行番組を観る趣も無きにしも非ずだったし。

 でもやっぱり、女子高生×〇〇〇を観た、という事実は妙にプライドに障るな。今作はこの後に続きようがないラストなので、変にあとを引かないのはよかった。きれいさっぱりさらっさら。

 【甲鉄城のカバネリ】

 男の子マンガっぽいのを観よう。ってことで観た。面白かったけどいまいちだったかなぁ。

 序盤は面白かったんだけど、中盤以降で「ふつうそんな判断しねーよ」「いやちゃんと話せよ」「物語のご都合で非常識な行動をとらせるなよ」に該当する箇所が増えすぎて、視聴が惰性になってしまった。

 時代劇スチームパンクっていうような世界観はよかっただけに惜しい。

 
 長くなったのでこの辺で。