カテゴリー別アーカイブ: Battletech

BT: Intermission 02 “Food, Drink and Movies”

 BATTLETECHでは、従来のメックウォーリアシリーズではあまり触れられなかった生活面にも触れられるのが面白い。

 多くはランダムイベントでさらっと出てくるだけなんだけど、そういう見逃してしまいそうな設定にこだわるのが、洋ゲーの洋ゲーたるゆえんだ。

 今回はそこをちょっと備忘を兼ねて紹介しておきたい。こうやって覚えておいて、後続のシリーズでまた出てきたりするとニヤニヤできる。情報源は海外Wiki。

 ■ Ambergrist Vermouth 【あんばーぐりすとべるもっと】

 赤い小瓶で小売りされている貴重なお酒。大瓶を手に入れるのは困難。Ambergristはカペラ連邦の惑星。

 ■ Holovid Series: MERCENARIES! 【ほろびっどしりーず:まーしなりーず!】

 辺境領域の独立系制作会社作の番組。下品で冒涜的、そして暴力シーンが人気。主演のBrock ArmstrongはAurigan Reach全域でカルト的人気を誇る。

 ■ Holovid Series: Minor Major 【ほろびっどしりーず:まいなーめじゃー】

 金目当てのいいかげんな傭兵が主人公の番組。傭兵を笑うテーマの割には、軍事基地や傭兵兵舎で定期的に観覧ショーが催される。

 ■ Holovid Series: Rough Riders 【ほろびっどしり:らふらいだーず】

 タウラス連合で人気の番組。星間連盟崩壊後の周辺領域を舞台に繰り広げられる西部劇的な勧善懲悪物語。

 ■ Holovid Series: Fringers 【ほろびっどしりーず:ふぃんがーず】

 150シリーズを超える長寿作。自由世界連盟の隅で暮らす人々の苦労に焦点を当てたこのドラマは、皮肉なことに番組のファンの大半よりも登場人物が悲惨な境遇にある。

 ■ Holovid Series: Under Cover 【ほろびっどしりーず:あんだーかばー】

 普段はサーカス団に扮して身分を隠している、カノープス統一政体の5人の女エージェントが活躍する活劇。星間連盟時代に制作されたこの番組では、星間連盟の転覆をエージェントが目的としている

 ■ Peated Scotch 【ぴーてっどすこっち】

 Darius曰く、スモーキーなお酒。おそらくアイラモルト系列のスコッチ。

 ■ Quillar 【くいらー】

 生物工学の粋を集めて作られる人口植物。デカいトウモロコシ。いろいろな味付け、見た目に加工できる。

 ■ Quillar Fizz 【くいらーふぃず】

 Quillarから作られる炭酸飲料。およそ思いつく限りのどんな味にでも作れる。

 ■ Timbiqui Dark 【てぃんびきだーく】

 中心領域産のビール。チョコレートモルトで醸造されたミッドボディ。苦味が少なく、カラメルの香りが芳醇なのが特徴。ちなみにTimbiquiはコロンビアの都市名。

 ■ Triple-F Burger 【とりぷるえふばーがー】

 恒星連邦のトリプルFレストランが販売するフラッグシップバーガー。なおトリプルFは「Federated Fast Food(連邦のファストフード)」の意。

BT: Mission 14 “Defense: Panzyr”

 【背景】

 惑星Itromを解放し、領主のLady Samantha Gallasを救出した。Lady GallasはKameaに忠誠を誓い、Directorateとタウラス連合との同盟関係を崩壊させるための情報を語った。

 それによるとArgo号の客分Lord Madeiraの故郷、惑星GuldraにあるMadeira家のアーカイブを調査すれば、3年にわたって収集されたEspinosa家による埋蔵品に関する罪の証拠が見つかるらしい。それをタウラス連合のProtector Calderonに渡せば、問題は解決するという。またMadeira家のアーカイブはDNAロックされているため、Lord Madeira自身が惑星Guldraまで調査に行く必要があるとも。

 と、その時だった。Lady Gallasとの通信が唐突に途絶えた。それと同時にアラートが鳴り響き、惑星ItromのLady Gallasの居城近辺に大きな爆発反応が検知された。撤退したDirectorateが、去り際に仕掛けた爆弾が爆発したようだ・・・。

 Kameaは惑星Itromの支援に手を尽くす。しかしその一方で故郷の惑星Guldraを、惑星Itromの二の舞にしないために、Lord Madeiraはひとり惑星Guldraへと旅立っていったのだった。

 Lord Madeiraの去った軍団も休んではいられない。以前にDirectorateから解放した惑星Panzyrが、今度はタウラス連合の侵攻を受けているとの報が入った。防衛作戦に出動だ。相手はタウラス連合の軍勢のようだ。

 【自軍戦力】

  • HGN-732B Highlander(Fly搭乗)
  • DRG-1N Dragon(Ronin搭乗)
  • SHD-2H Shadow Hawk(Glitch搭乗)
  • TBT-5N Trebuchet(Behemoth搭乗)

 【敵対戦力】

 1st Wave

  • GRF-1S Griffin
  • TBT-5N Trebuchet
  • JR7-D Jenner
  • COM-2D Commando
  • COM-1B Commando
  • APC*4

 Barrack Wave

  • APC

 2nd Wave

  • SRM Carrior
  • APC

 3rd Wave

  • PPC Carrior
  • APC

 【ミッション概要】

 迫りくる車両(APC)を食い止めるミッション。侵攻部隊のメックは強くないが、APCの移動距離が思いのほか長いので、気を抜くとするりと侵入されてしまう。基本的にはAPC優先でいい。

 ボーナス目標の兵舎を守るのが非常に分かりにくい。このゲームのマップ上をカメラが瞬間移動する演出の仕様のせいで、敵のボーナス目標のAPCのドロップ地点がよくわからないからだ。正解は兵舎のさらに左側の道の上から迫ってくる。・・・のだが、この位置は4ラウンド目までに倒すのは相当難しい。無視したほうが楽かもしれない。ちなみに兵舎に迫るAPCはミッションの主目的にはカウントされない。

 ボーナス目標以外は特に難しいことはないミッション。

BT: Mission 13 “Liberate: Itrom”

 【背景】

 Smithonの難民救出作戦の成功を喜ぶ間もなく、次の情報が入った。

 惑星ItromのGallas家は当初Directorateに従っていたが、今やDirectorateに不信を抱くようになっていて、Directorateにダメージを与えることのできる情報を提供するつもりがあるらしい。

 問題はGallas家当主のLady Gallasが、すでに惑星Itromで拘束されてしまっているということにある。この状態では、Lady GallasがRestorationと接触を持とうとすれば、たちまち処刑されてしまうだろう。

 となれば、惑星ItromそのものをDirectorateから解放し、Restorationの支配領域にするしかない。

 【自軍戦力】

  • HGN-732B Highlander(Fly搭乗)
  • GRF-1N Griffin(Behemoth搭乗)
  • TBT-5N Trebuchet(Glitch搭乗)
  • DRG-1N Dragon(Ronin搭乗)

 【敵対戦力】

 Silo Alpha

  • GRF-1S Griffin
  • BJ-1 Blackjack
  • COM-1B Commando
  • SRM Carrior

 Silo Bravo

  • CN9-AL Centurion
  • LCT-1V Locust
  • TBT-5N Trebuchet
  • LRM Carrior

 Silo Charlie

  • SHD-2H Shadow Hawk
  • CDA-3C Cicada
  • JR7-D Jenner
  • SRM Carrior

 【ミッション概要】

 放射線と砂嵐でレーダーが効かない、という中でのミッション。ただしこの隠密設定は敵にだけ適用されるらしく、こちらの行動にはあまり影響がない。要するに、常に不意打ちできるうえに、援軍も来ないというラッキーな設定。

 3か所のサイロの守備隊を、それぞれ接敵後5ラウンド以内に全滅させるというのがミッション内容。最低でも1か所で成功させればミッションそのものは成功になるが、上記の好条件で非常に簡単なので、まず取りこぼすことはないだろう。

 注意点は特にない。

BT: Mission 12 “Defense: Smithon”

 【背景】

 Artruでの作戦遂行中、Argo号では、星間連盟の遺物のデータから漏洩した悪質なコード(コンピューターウイルス)の「Locura」によって大きな被害が発生していた。Doc. Muradの尽力でなんとか抑え込んだものの、このために惑星Artruでの作戦では危険な事態に陥るところだった。

 また惑星Artruで襲ってきたタウラス連合の指揮官Commodore Ostergaardは、かつてKameaと軍団が破壊した偽装輸送船Newgrangeの船長の父親だった。Kameaらによって死んだ息子の恨みをもって襲ってきていたのだ。このことで重要なのは、タウラス連合と正面から敵対してしまったということだった。これに対処するためには、タウラス連合に対抗できる後ろ盾、カノープス統一政体のLady Ana Maria Centrellaと再び会合をもたなければいけない。

 しかし会合の場である惑星Weldryに向かったところで、衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 タウラス連合がDirectorateと連動し、惑星Smithonを急襲したのだ。再び統治を始めていたKarosas卿は討ち取られ、捕らえていたVictoriaはDirectorateに奪還されてしまった。懸念していたことが対処する前に起きてしまった。

 事の背景には、強力な国家であるタウラス連合の後ろ盾を利用したいDirectorateと、恒星連邦の脅威との間にDirectorate領という緩衝地帯を置きたいタウラス連合、という思惑があるようだ。お互いにお互いを利用するだけの薄いつながりではあるが、Newgrangeの件の私怨が、薄いなりに結びつくきっかけを与えることになってしまった。

 Smithonを急襲し、いまだにSmithonに展開し続けているタウラス連合の勢力は、どう見てもKameaをおびき寄せるための罠だ。Kameaを危険にさらすわけにはいかない。さりとてSmithonを見捨てればRestorationの名声に傷がつく。

 こういう時こそ、傭兵部隊の出番だ。難民を脱出させるため、ドロップシップを守り抜くのだ。

 【自軍戦力】

  • HGN-732B Highlander(Fly搭乗)
  • GRF-1N Griffin(Unity搭乗)
  • TBT-5N Trebuchet(Glitch搭乗)
  • DRG-1N Dragon(Ronin搭乗)

 【敵対戦力】

 Front

  • BLR-1G Battlemaster
  • TDR-5S Thunderbolt
  • JR7-D Jenner
  • PNT-9L Panther
  • COM-1B Commando

 Left

  • JR7-D Jenner
  • SDR-5V Spider

 Right

  • SDR-5V Spider
  • COM-1B Commando

 【ミッション概要】

 悲壮なシナリオの割に、難易度が低いミッション。

 拠点防衛ミッションで、3つのドロップシップの着陸パッド(の脇にある燃料タンク)を守るという内容なのだが、敵は、「防衛砲台」→「傭兵部隊のメック」→「燃料タンク」くらいの優先度で狙ってくるので、燃料タンクはおろか、自軍のメックにすら大した被害を出さずに、十分すべての敵を倒せる。

 一応正面から5機、少し遅れて左右から2機ずつが奇襲してくるという、わずかばかりの工夫はしてくる。でも弱い。

 1つ前のプライマリーミッションの報酬だった、強襲級メックHighlanderの加入も、戦力の大きな増加になっていて、いろいろな意味で簡単なミッションだった。

BT: Mission 11 “Escape”

 【背景】

 要塞Nautilusの扉を開いた傭兵部隊は、そこでの活動をKameaとその遺物回収チームに引き継ぎ、衛星軌道上の母艦Argo号へと退いた。

 一方、惑星Artru上の遺物回収チームは順調に調査を進めていったが、彼らが星間連盟防衛軍の遺物を目にしたまさにその時だった。要塞の外に正体不明のドロップシップが降り立ったのだ。

 そこから現れたのは、Directorateと同盟したダウラス連合の強力なメック部隊だった。タウラス連合の部隊は、Kameaと遺物の回収チームを壊滅するべく強大な戦力を展開、瞬く間に回収チームの大半は壊滅させられてしまった。

 なんとか少数の仲間とともに生き延び、要塞内に立てこもったKamea。彼女から連絡を受けた衛星軌道上のArgo号クルーは、なぜ今回の遺物回収の情報が敵に漏れたのかを考察する。一番考えられるのは、Karosas卿の息子Ottoで、精神を病んだと診断されていた彼が、実はDirectorateに洗脳されたのではないかと推察した。

 しかし今はとにかく要塞内で生き残っているKameaとYang、そして回収チームのメック戦士を脱出させることが最優先だ。Kameaが死ねば、Restorationの命運もそこまで。要塞内で発見した、強力な遺失メックを駆り、活路を切り開かなければならない。

 望みがあるとすれば、まだ敵に発見されていない回収チームのドロップシップDelfinas号だろう。敵に対処される前にDelfinas号までたどり着ければ、Captain Grigasが脱出の手引きをしてくれるはずだ。

 【自軍戦力】

 シナリオ固定枠

  • AS7-D-HT Atlas II(Kamea搭乗)
  • HGN-732B Highlander(Charybdis搭乗)
  • BL-6B-KNT Blacknight(Kanaloa搭乗)
  • GRF-4N Griffin(Raynard搭乗)

 【敵対戦力】

 1st wave

  • SHD-2H Shadow Hawk
  • ENF-4R Enforcer
  • JR7-D Jenner
  • JR7-D Jenner
  • FS9-H Firestarter
  • PNT-9R Panther
  • COM-1B Commando
  • Striker
  • Scropion

 2nd wave

  • BLR-1G Battlemaster
  • AWS-8Q Awesome
  • ZEU-6S Zeus
  • VND-1R Vindicator
  • GRF-1N Griffin

 【ミッション概要】

 シチュエーションは過酷ながら、ゲーム的には強襲級メックと遺失兵器の強力さを味わうお楽しみミッション。パイロットもゲストキャラオンリーなので、負傷を気にせず暴れられる。

 第1波は弱い。弱すぎる。鼻歌交じりに叩き潰そう。

 第2波は強い。Battlemaster、Awesome、Zeusと、過去メックウォーリアーシリーズを彩ってきた強力なメックが相手になる。それでも自軍のほうが強いはずなので、ガチンコの殴り合いで勝てるはずだ。