カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2011年09年

日記: 9月30日(2011年)

 WiiのセンサーバーやXbox360のKinectなど、TVの周囲に設置するデバイスが増えて、邪魔になってきた。

 従来のブラウン管TVだったら、迷うことなくこれらをTVの上に乗せていたと思うんだけど、現在主流の薄型液晶テレビには、そんなものを設置するスペースがない。

 だから仕方なく、TVの下側に置いていたんだけども、TVの下は下で別のものがすでにおかれていたりするし、Wiiのセンサーバーはともかく、Kinectの設置位置としては推奨されていない範疇になってしまう(60~180cmの高さが推奨されている)。

 どうしろっつーんだ!

 ってことで導入したのが、LBOARD2だ。

 Kinectのマウント用品としては、Kinectに特化した専用品もあるんだけど、これがまた高い。TVの上にKinectを乗せる、というだけの単機能製品に似つかわしくない価格だ。しかも品薄の希少品。選択する理由がない。

 一方購入したLBOARD2は、薄型モニターの上に水平な台を設置するという、わかりやすくシンプルな商品。そして潤沢に在庫があって安い。Wiiセンサーバー用でも、Kinect用でもないけど、両方を乗せてなおスペースには余りある。今のところほかのものを乗せる予定はないけど、なにか小物を乗せたりもできる。こちらを選ばない理由は皆無だ。

 実際に設置してみても、少なくともWiiセンサーバーとKinectを乗せたくらいではびくともしない程度には安定感があった。組み立て&設置時間は1分。見た目に違和感もなくて、大満足だ。

 ってことで、WiiセンサーバーやKinectの設置にお悩みの方に、LBOARD2をオススメします。

日記: 9月28日(2011年)

 Dragon Age: Origins(DA)をクリアした。

 購入報告をしたのがちょうど1ヶ月前。スパ4などのほかのゲームもしながらだったから、かなりのんびり遊んだ場合の話になるけど、それで1ヶ月くらいで1周分のコンテンツを消費するくらいのボリュームだった。DL販売で3000円だったと思えば、十分以上に元は取れた。良作だった。

 感想については購入報告時と変わってない。Baldur’s Gate(BG)シリーズの正統進化版で、この手のフォーマットが好きな人なら楽しめると思う。

 BGの時代と最近とで比べると、もちろんグラフィックやAIのレベルが上がっているというのも違いとしては大きいけど、なにより違いを感じるのは演出面だね。特に「映画的」なムービー。ムービー的な演出って、少し前までの欧米のゲームには、せいぜいオープニングとエンディングに、ゲーム本編とは乖離したものがわずかにあるだけで、ゲーム体験と密接に結びつくようなカットイン的なものはほとんどなかったと思う。でもこの数年で、こういう部分の「映画的要素」が強化されてきているのを強く感じる。それも日本の某シリーズのような、本末転倒した感じではなくて、ゲームを主として、ムービーを従として、うまく組み合わせて使われるようになってきているようだ。あとは今後これがかつての日本のように、主従逆転するようなバランス崩壊の道をたどらないことを祈ろう。

 ゲーム内容は、シナリオや戦闘面にはほとんど不満がない。

 戦闘は人によっては「主人公だけ操作。ポーズもかけないで余裕でした」っていう人もいるらしいんだけど、私はかなりびくびくしながら、時々に応じて全員を操作したし、ポーズも乱用するというテンポの悪いガチガチプレイに終始した。しっかり作戦を組めば、もっと爽やかにいけたのかもしれないけど、作戦に頭を捻る労力を惜しんでしまった。NPCの動き方を、作戦メニューでスクリプト的にしっかり組めるシステムは、このゲームの優秀な部分の1つで、面白いところなんだろうけどね。ま、おかげで4クラス全部の操作感を体感できたとプラスに捉えよう。

 シナリオは、子供っぽすぎず、かといって大人びすぎた無味乾燥なものでもなく、「ゲームに興じるような子供の心を持った大人」には、ちょうどいいラインだったんじゃないかな。これ以上ヒロイックだとジャンプ漫画だし(嫌いじゃないけど)、これ以上シビアだと変身願望を満たさない。そんなラインだ。ハリウッド的と言えるかもしれない。

 欠点を強いて挙げれば、まず無意味なスキルラインが多すぎるのがもったいなく感じられた。「無意味」と言い切ってしまうと語弊があるかもしれないけど、便利なスキルと、普通かそれ以下のスキルとの格差が大きすぎて、便利なスキルライン以外を採る選択肢が、特殊なこだわり以外では考えられない。選択肢がいくつあっても、選択ではなく、選別になってしまう。こうも格差があると、何度プレイしても、効率上は選別されるスキルがそう変わるとは思えなかった。

 また操作に関しては、ウィンドウモード時の画面スクロールにちょっと不満を感じたかな。マウスカーソルを画面端にもっていくと、画面の可視範囲がそのマウスのある方向にスクロールする、という操作体系なんだけど、かなり厳密に「ウィンドウの窓枠部分」にマウスカーソルをポイントしないとスクロールしないのはつらかった。体感で5ピクセルくらいの範囲だけが許された部分だ。フルスクリーンなら、モニター範囲の限界にまでマウスカーソルをもって行けば、自然とその範囲にポインタが収まるから問題はないんだけど、ウィンドウ時にこれは厳しすぎる。だから、せめてウィンドウモードのときは、「ウィンドウの窓枠部分か、それよりも外側」にマウスがあるときはスクロールする、というようにしてほしかった。RTSだけど、AoEシリーズなんかは確かそういう動きをしたはずだ。

 カメラも動きの自由度が少々足りなくて、俯瞰で引くか、TPS風アングルで寄るか、の2択を迫られる。そこは時々不自由に感じた。MMORPGプレイヤーとしては、TPS風アングルで引く、という視点にしたくなってしまう。でも、こういう視界制限は、難易度の調整に寄与している話なのかもしれないから、まぁ飲むしかないんだろうな。

 とはいえ、全体的にはやっぱり出来がよかった。攻略サイトなどを参照せずに、直感で選択したシナリオの結末も、まぁおおむね満足のいくものだった。あとは一応DLコンテンツなどもあるようだけど、とりあえずはDAの世界はもう十分堪能したから、次はまた別の世界を探そうかな。

 次はTwo World 2にするか、スパ4に専念するか、どうしようか。PSO2はまだまだ? SWTORもまだまだだよな。うーむ、はてさて。

日記: 9月27日(2011年)

 Amazonのマーケットプレイスで商品を注文したんだけど、変な経緯をたどった挙句に、結局キャンセルになった。

 経緯は以下のとおり。
 
 ・即納のものを注文する
 ・一週間音沙汰なし
 ・Amazonから「取引相手から連絡がありませんので気をつけてください」というメールが来る
 ・取引相手に「状況がよくわからず信用できないのでキャンセルします」とメール
 ・翌日、取引相手から「申し訳ありません、急いで発送しますのでキャンセルを考え直してくれないか」とメール
 ・私、もうこの店との取引はしたくなかったので「いや今回はもういいっす」とメール
 ・翌日、取引相手から「発送しました」とメール。この時点でクレカに請求
 ・私、「キャンセルっつっただろうが、金返せ」とメール
 ・取引相手、「発送取りやめました。返金します」とメール
 ・Amazonより、「返金のお知らせ」

 別に悪気があるって感じの店でもなかったけど、今日日オンライン通販をするうえで、標準装備すべきスペックであるところの「レスポンス」ってものが、まったく欠けている店だった。

 普段からAmazonでマーケットプレイスを利用することはめったにないんだけど、今回はそこが最安値だったので利用した。でも珍しく使った結果がこれではなぁ。おとなしく100円高いだけの楽天で購入しておくべきだったか。

日記: 9月19日(2011年)

 とりあえず帰国報告。思いつくままにだらだら記述。

 4泊6日とちょっと欧州行きにしては短い期間だったけど、パリ旅行を終えた。今回はパリだけで、モンサンミッシェルやロアールなどへの遠出はしなかった。唯一ベルサイユまで半日かけて行ってきたくらいだ。

 今回心配していたのは、主にフランスの言語と友好度だったんだけど、私の今回の経験の範囲では両方完全に杞憂だった。

 言葉は英語の通用度が高かったし、少なくとも「通じる世界を選択」することが出来た。たとえば、カルテ(メニュー)に英仏両言語で料理が記載されている店に入る、とかね。そもそも英語もろくに話せないで、英語圏でやっていけていたので、根性で何とかなるだけの経験値は積んでいた。

 また人々の友好度は想像より遥かに高かった。正直ロンドンよりよほどみんな愛想がよかったな。ただコレは偏見ではなくて単なる今回の統計だけを述べるんだけど、女性は愛想が良くて、男性は無愛想、白人は親切で、黒人は不親切だった。最も親切だったのは、白人女性、最も不親切だったのは黒人男性だ。金髪のかわいい女の子の店員が軒並み親切とか、惚れてまうやろ。

 あともう一つ不安だった点は治安。これはまぁ、油断すると危ないかも知れんなぁ、という感じだったかな。危険なところにいかない、注意を払う、を厳守すれば概ね大丈夫だと思う。物乞いがいたり、メトロの電車内でアコーディオンを演奏しながらコインをねだるオッサンがいたりするけど、そういう世界なだけだ。

 交通機関はわかりやすい。パリ市内なら、カルネ(回数券)を買っておけば、バスでもメトロでも好きに乗って移動が出来たし、ベルサイユ行きの電車に乗るのもさほど困るポイントはなかった。英語モードのある自動券売機で切符の購入ができるので、言語的な障壁も少ない。

 で、最後に肝心の感想なんだけど・・・まぁ、こんなもんかな、という乾いた感想だ。

 西欧の教会や美術には、もう新鮮味がなくなってきているので、直接的には感激しにくかった。どちらかというと、「パリでの移動の仕方を学べた」「どこどこに行ったことがあるというステータスを得た」というような、フラグ立て作業のような気分での旅行になってしまった。いかんなぁ。

 個人的によかったのは、ノートルダムのななめ後ろからの見た目、ルーブルのサモトラケのニケ、ベルサイユの鏡の間、ベルサイユ宮殿の戦いの間、フォアグラ、ってとこかな。とりあえず疲れたので休もう。Zzz。

日記: 9月10日(2011年)

 PC版スパ4AEで2回目の週末紅白戦に参加した。前回もだけど、今回もその様子がニコニコ動画にアップされたので、末尾に張っておいた。まぁ暇な人はご覧ください。

 最近はこういう大会でワイワイと、普通にランクマッチは1日に数戦程度、あとはエンドレスをメインで遊んでいる。

 どうもPC版は人が少ないこともあって、特に猛者の数が少ないようなんだよね。そのせいで、PPがある程度上がった猛者の人は、ランクマッチに同等の対戦相手がいなくなってしまう。かといってマッチングの幅を広げて、下手に格下とやってぶっぱやキャラ相性で事故死して、PPが大幅に減るのもリスクが高い。で、結果的にランクマッチよりも、エンドレスに猛者が多くなる傾向があるようなのだ。もちろん、こういう傾向はPC版に限った話ではないんだろうけど、PC版においてはそれが顕著、かつ比較的低いレベルから発生しているように思える。

 でも、これは使いようによってはいい傾向でもあって、エンドレスで猛者相手に練習→ランクマッチで腕試し、という流れに自然になる。これはランクマッチオンリーだったXbox360版の頃よりも、神経が磨り減らなくていい傾向だ。

 昨晩はPP4000オーバーの人の定員2名のガチエンドレスに乗り込んで、1時間くらいその人とひたすら対戦をし続けた。相手は以前ジュリで20戦全敗くらいを喫した猛者の人。今回、その人はBP0の胴着系を中心に、メインではない何キャラかをローテーションさせていて、「メインじゃないのか。ナメンナヨ! メインを引きずり出してやるわ!」と奮戦したんだけど、はい、サブキャラ勢にも歯が立ちませんでした。ナマ言って(言ってないけど)すいませんっした! うーむ、実力が違う。

 結局2~30戦して、4勝か5勝くらいしかしなかったような気がする。でも、勝てない相手に何度も挑んで、必死にいろいろ立ち回りを考えて、たまに勝てる、という遊びはとても楽しかった。相手をしているほうはボコり続ける作業が楽しいのか心配だったけど、お礼をメッセージで述べて退出したら、相手からも快い返礼がきたので安心した。

 ってことで、スパ4AE。PC版を買ったら、コミュニティは広がるわ、対戦環境はマイルドで気分がいいわ、でもガチることもできるわ、キーボード標準装備でコミュニケーションもとりやすいわで、「人が少ない」ことを除けばいいことずくめだ。PCゲームを普段からするようなハイスペック勢、格ゲーがメインではないMMORPG勢には、是非PC版をオススメするよ。

 ・・・ところで。ふとPC版の評価をみたら、こんなことになっていた。

 不評多過ぎだろ!

 

 2戦目のバルログが私。運よく行動がかみ合って、比較的安全に勝利できたのでよかった。