カテゴリー別アーカイブ: Fly!的オンラインゲーム大賞

日記: 12月14日(2016年)

 はい、今年もやってきました、Fly!的オンラインゲーム大賞2016の季節です。

 早速今年のノミネート作品を並べてみよう。

  • League of Legends
  • ストリートファイターV
  • The Division
  • Overwatch
  • Grim Dawn
  • エルダー・スクロールズ・オンライン

 うーん、少ない。

 で、この中から選ぶ今年の大賞は・・・。

 The Division

 かなー。今年は図抜けた大作というものがなくて、どちらかというと苦肉の選択、って感じではあるけど、自分に与えた影響とか、今年のゲーム生活傾向からするとこれに落ち着くことだろう。

 【寸評】

 ・The Division

 The Divisionを選んだ最大の理由は、今年の私のゲーム生活のテーマが「ガンファイト」だったからだ。どちらかというとオフラインゲームにその傾向が強かったと思うけど、「銃器で戦うゲーム」というものに、例年になく偏ったゲーム生活を送る年だった。

 しまいには、部屋のインテリアにエアガンを買って飾ってしまうほどに、ガンファイトへの傾倒っぷりを見せた以上、その代表であるThe Divisionをもって大賞とするほかないだろう。

 ・League of Legends

 次点で挙げるべきは、たぶんLoLかな。プレイしている期間(プレイ時間ではなく遊ぶ選択肢として並んでいる期間)の長さは特筆すべきもので、かれこれ4年間くらい細く長く遊ばせてもらっている。しかも無料で。この点は評価せざるを得ない。

 ただLoLに関していうと、今年は期待していた日本サーバーの運営にかなり失望したということがあったので、その点で大賞には断じて据えたくない、と反発の気持ちがでてしまった。

 ・ストリートファイターV

 もう歳かな。全然ついていけずにすぐにお蔵入りした。ゲームが悪いわけではないんだけども。残念君。対戦の遅延とか、そういう基本的なことはすべて問題がなく、ものは決して悪くなかったと思うんだけど、ハマれなかったなぁ。バルログの使用感がガラッと変わったのも、モチベーションの上がらない理由だったかもしれない。

 ・Overwatch

 おもしろワイワイFPS・・・だったときは面白かった。ただ、ゲームの理解が深まるにつれて、だんだんとLoLのような、「メタで戦うゲーム」になっていったら、急速にモチベーションが下がってしまった。バスティオンをピックするだけで空気が冷めるのを感じたとき、そっとゲームを閉じたのだった。

 ・Grim Dawn

 佳作。Diabloクローン。良くも悪くもDiabloクローン。同じDiabloクローンで有名なPath of Exileに優るとも劣らない佳作。ただ、そもそもの問題として、私はDiablo系は嫌いではないけど、絶賛もしないんだよなぁ。こればっかりは好みなので仕方がない。ゲーム特性としては、割とビルド縛りがきつく感じた(テキトーにとると詰む危険性が高い)。

 ・エルダー・スクロールズ・オンライン

 タイトルが日本語、ってことでこれはいわゆるESOの日本語版。日本語化したというただ一点をもって、死ぬほど高く評価している。ただ、私はこのゲームを「オンラインゲーム」としてはほとんど遊ばずに、「英語版でスポイルしたシナリオ部分のやり直し」としてプレイしたので、オンラインゲーム大賞という観点では「そこそこ」程度の評価に留まった。

 個人的にESOは、RvRもダンジョンも普通レベルだと思っている。RvRだけならDAoCのほうがいいし、ダンジョンだけならRiftのほうがいい。なんならFF14のほうがいいまである。ESOのいいところは、少なくとも平均点以上というコンテンツが広い範囲で備わっている、ということ。器用貧乏が美点。

 【番外編:オフラインゲーム】

 今年は例年になく、オフライン専用ゲームを遊ぶ年だった。オンラインゲームデビュー以来この19年間、もうオフラインゲームのできない体になってしまった、とか思っていたんだけどな。

 ということで、今年遊んだオフラインゲームについても寸評しておきたい。

 ・Fallout 4

 今年のキーワードだったオープンワールドドンパチゲームの白眉。前年のGTA5と、このFallout 4からすべては始まった。今年の年初に遊び、そして年末の今また遊びなおしているほどの逸材。内容は近未来エルダースクロール。

 オンライン/オフラインを混ぜて大賞を選ぶのならば、これが大賞になるかもしれない。

 ・Farcry 4

 オープンワールドドンパチゲームの有名シリーズ。Fallout 4と比べるとライトテイスト。Divisionと比べると、オープンワールドっぽさに優れる。高原という変わった舞台の中で、広々と気楽に遊べて悪くなかった。ボリュームが少なめだったのが難点といえば難点。

 ・XCOM2

 ベタなエイリアン系世界観が売りの、ターン制ストラテジーゲーム。プレイ感は、スーパーロボット対戦に近い。視界の確保要素が重要だったり、手塩にかけて育てたユニットが簡単にロストしたりと、設定はシビア。操作が忙しくないので、スマホのような媒体でこそ、こういうゲームが出るといいと思った。

 ・Homefront: the Revolution

 今年の残念ゲーム・オブ・ザ・イヤー、クソゲー・オブ・ザ・イヤーの2冠達成。オンライン対応、Farcryエンジン、オープンワールド、ってことでポストDivisionとなる逸材かと思ったら、とんだ駄作だった。動き悪し、世界狭し、視界狭し、バランス悪し。オンラインモードもあったけど、出来が出来なのでとりあげるに値しない。オンラインゲーム大賞にノミネートさせてやらんの刑に処した。

 ・The Crew

 レースゲーム版オープンワールドゲーム。射撃のないGTA。ドライブゲームでもある。UBIの30周年企画で無料でダウンロードして遊んだが、無料とは思えないほどのクオリティで大いに楽しめた。リアル派の人には不評かもしれないけど、程よくディフォルメされた挙動、程よくディフォルメされたUSAが舞台、実車実名モデルの車、という組み合わせでドライブできるというのは、ライトレースゲーマーには楽しいものだった。

 ・Civilization 6

 シミュレーションゲームの有名シリーズ。私には珍しいジャンル。かつてCiv4を試し、たちどころに飽きて失敗した経歴があるにもかかわらず、またしても手を出してしまった。そんな心配をよそに、思ったよりは楽しめた。が、がっつりはまったかというと、やっぱりそんなことはなく、世間の「睡眠時間泥棒」というような評価にはならないのであった。

 ・Skyrim SE

 いまさらスカイリム。スペシャルエディションなるものが出たので、DLCを買ったと思って手を出した。安定の面白さ。プレイ途中でなぜかFallout 4に浮気してしまったので、当初の目的だった「DLCを遊ぶ」に関しては、60%ほどしか達成できていない。まぁ、いつになってもいいゲームはいいゲーム。

日記: 12月21日(2015年)

 今年もやってまいりました、Fly!的オンラインゲーム大賞の季節です。

 ってことで、まずは今年のノミネート作品から! ほぼ入手順。

 【オンラインゲーム】

  • League of Legends
  • ファイナルファンタジーエクスプローラー
  • Diablo 3
  • The Elder Scrolls Online
  • Grand Theft Auto Online
  • Free Style 2
  • Hearthstone
  • 黒い砂漠
  • Tree of Life
  • Trove
  • ドラゴンズドグマオンライン
  • Rocket League
  • モンスターハンタークロス

 【選考外:オフラインゲーム】

  • Dragon Age: Inquisitor
  • Car Mechanic Simulator 2015

 ということで、ちょっとでもオンラインで遊んだゲームは総勢13タイトル! この中から選ばれた栄えある大賞は・・・。

 Grand Theft Auto Online!

 に決定しました。パチパチパチ。

 以下寸評など。

 ■ 総評

 正直言って、個人的な嗜好としては、小粒な年だった。MMORPGの大作リリースはなく、小規模なRPG系オンラインゲームの新作も数えるほどしかなく、なおかつ、どれも佳作どまりという出来栄え。

 その結果、私のゲーム時間の多くは、既存作品を反復して遊ぶ、ということに当てられることになった。

 そんな中で特徴的だったのは、サバイバル系、マイクラ系のオンラインゲームが流行ったことだろうか。要素の混合具合は作品ごとに異なるとはいえ、FPS、RPG、SIMの要素を複合したようなゲームが、いろいろなメーカーから、計ったかのように同時多発的に登場した。私はあまりこれらを遊びはしなかったけれども。
 
 また、これらの多くが、「有料テストで開発資金を募りつつ遊ばせる」という形式を取っていたことも、今年の特徴的な出来事だったかもしれない。かつて未完成なゲームを揶揄するのに使われた、「有料β」という言葉が、真面目な開発手法として確立してしまったという現実は、なかなかにシャレの効いた展開だといえるだろう。

 ■ 大賞: Grand Theft Auto Online

 Grand Theft Auto V(GTA5)のオンラインモード。ゲームタイトルとしてはGTA5のほうがとおりがいいかもしれない。

 GTAシリーズは、コンセプトがインモラルで、私のような清廉潔白な心の持ち主としては、はなはだ水が合わないだろうと思って手を出していなかったんだけども、いやー、食わず嫌いでした。オンライン、オフライン、ともに面白く、十分に楽しめた。長年シリーズが続き、世界中で記録的な売り上げを上げているだけのことはあったよ。

 ゲーム内容というよりも、「普段着と拳銃と乗用車」というような組み合わせが、どうやら好みに合っていたらしい。「迷彩服にアサルトライフルに戦車」というような戦争じみたものよりも好きだ(いや、GTAでも「迷彩服にアサルトライフルに戦車」ってできるけどね)。

 そしてなによりもこのゲームで影響を受けたのは、やっぱりカーライフだ。ゲームタイトル通り「自動車泥棒」がテーマのこのゲームでは、自分の愛車を持ち、改造し、運転することが、重要な要素になっているんだけども、そこにすっかりはまってしまった。はまりすぎた挙句、リアルライフでも車が欲しくなり、本当に車を買ってしまったというのは、影響を受けすぎにもほどがある。

 とはいえ、それほどのインパクトのあるゲームだったわけだ。大賞にせざるを得なかった。

 ■ League of Legends

 プレイ時間でいうと一番遊んだであろうこのゲーム。今年ははじめて、ランクマッチをそれなりの回数こなしたシーズンになった。が、結局、真面目な成績向上プレイには専念できず、テキトーに遊べるノーマルマッチ専に戻ってしまったけどね。

 ゲームそのものについては、改めて言うこともない。いつでも一定の面白さのある名作。まだしばらくはオンラインゲーム界の覇権を握り続けることと思う。

 ■ ファイナルファンタジーエクスプローラー

 FF風のモンハンかな、と期待して買ったけど、まぁ、おおよそ駄作だった。とりあえずクリアしたんだったっけかなぁ。それすら覚えていないレベル。

 ■ Diablo 3

 リリース直後の出来がいまいちだった、という記憶を最後にめっきり触っていなかったDiablo 3。「結構変わった」ということと「シーズンなる区分けがある」とのことで、今年になって1シーズンだけ、復帰プレイをした。

 期待していたよりも、たいぶ面白かった。少なくとも、リリース直後のスーパーマゾ仕様や、壷割オンラインと比べると、その面白さは数倍だ。ハクスラ本来の脳死反復プレイで、脳内麻薬を絞り出せる良作に生まれ変わっている。リリース直後に投げた層には、今改めてオススメできる一品。

 ■ The Elder Scrolls Online

 これも復帰プレイもの。こちらはたかだか半年のブランクだったということもあり、復帰前とそんなに変わっていなかった。どちらかというと、自分の中のTESOに止めを刺すためだけの復帰となった。

 ■ Free Style 2

 懐かしのFree Style。そのむかし、一作目は結構はまったんだよなぁ。と思いつつプレイ。少々仕様が異なるものの、プレイ感は一作目とかわらないものだった。わりかし面白かったんだけども、サーバーが重いとか、仲間が少ないとか、そういう部分で長くプレイするようなものにはならなかった。

 ■ Hearthstone

 最近日本語化されてにわかに盛り上がっている本作。でも私がやった時は、まだ英語版だった。私の中の感想としては、ちょっとアンフェアで面白いトランプ、くらいの域を出なかった。

 個人的な意見としては、TGCの「T」要素をオンラインゲームで持たせる必要はあるのかね? ってなところがどうしても気になった。まぁ、そこが運営側としては儲けどころなのかもしれないけど、Pay to Win要素には敏感になってしまう、オンラインゲーム第一世代なのでした。

 ■ 黒い砂漠

 30分持たずに飽きた量産型アジアMMORPG。

 ■ Tree of Life

 レトロ風な3D版Ultima Online。未完成版とはいえ、数日間はこの系統のゲーム本来の「開拓の楽しみ」を味わえた。私が遊んでいた当時の時点では、3人だけで開発していたらしい。そういう点を加味すれば、かなり頑張っている佳作だった。

 とはいえ、ゲームとしてのボリューム、寿命には自ずと限界があった。

 ■ Trove

 荒いピクセル(ボクセル)を敢えて前面に押し出したマイクラ系MORPG。軽くプレイでき、軽く飽きる。スナック菓子のようなゲーム。悪くはないが、主力たりえない。どこまでもスナックどまり。ご飯もおかずもない。

 ■ ドラゴンズドグマオンライン

 和製MORPGの期待作。正直、結構良く出来ていたと思う。ただ如何せんボリューム不足だったのと、若干のおかしな仕様(しがみつきオンラインや、必要のない移動のストレス)が残念だった。もっともっと予算があれば、ブラッシュアップを繰り返して、かなりいいゲームになりそうな素材だっただけに惜しい。

 ■ Rocket League

 車で遊ぶサッカー。バカゲー。友達とワイワイできれば楽しい感じだけど、1人でランクマッチで切磋琢磨しよう、と思えるほど真面目に向き合えるタイトルでもなかった。

 ■ モンスターハンタークロス

 モンハン最新作。これを書いている今の時点で、目下プレイ中。例によってマンネリは免れないが、従来作よりは、いろいろと野心的な新要素が加わっていて、その辺の評価は高い。

 ■ Dragon Age: Inquisitor

 オフラインゲームの悪い点(1人でつまらない)と、オンラインゲームの悪い点(単調なおつかいゲーム)をあわせたようなゲームだった。大作なんだろうけど、途中で投げてしまった。

 ■ Car Mechanic Simulator 2015

 車整備ゲーム。GTAで車にはまり、リアルに車を買おう、と思う間の期間に、車への渇望を満たすために、気の迷いで買ったゲーム。というか教材。車の構造などへの知見は、ほんのちょっとは身についた・・・かな。

日記: 12月26日(2014年)

 はいはいはいはい、2014年Fly!的オンラインゲーム大賞の時間ですよ!

 今年のノミネート作品は以下の通り。

  • League of Legends
  • ウルトラストリートファイター4
  • ファイナルファンタジー14
  • The Elder Scroll Online
  • モンスターハンター4G
  • Elite: Dangerous

 この中から選んだ、2014年の大賞は・・・。

 ファイナルファンタジー14

 にしました! ぱちぱちぱちぱちぱち。

 以下寸評とか。

 ■ FF14

 大賞に据えたFF14。

 しかしFF14は去年のリリースだし、去年も副賞的な位置においていたから、今年の「顔」たる資格があるのかということは、ちょっと悩んだ。でも去年から今年にかけて、一番時間をかけて遊んだゲームはなんだかんだいってもFF14っぽいし、和製オンラインゲーム界唯一の光明、という点も評価したいので、最後のチャンス、という感じで大賞の座を与える事にした。

 ただし、ゲームの中身は「優等生だけど面白みがない」というタイプ。FFで言えば6、DQで言えば5くらいの立ち位置。「出来はいいけどいい加減そのフォーマットは飽きたよ」というやつ。集大成だけど、既視感に溢れている。ヒネクレモノはこの時点で和製RPGを卒業してダンジョンマスターのような新種に走る。私はそのクチだった。

 ■ LoL

 何度か休止と再開を繰り返しつつ、チマチマ遊べる世界的名作。日本の競技シーンを観戦するという形でも楽しませてもらった。ゲーム自体は面白いんだけど、敢えて欠点を挙げれば、自分自身が対戦していて過熱してしまう点だな。自分の嫌な部分を自分で見るハメになる。

 MMORPGの大縄跳びを他人が失敗しても、ちっとも気にならないのに、競技性の高いゲームだと大いに気にかかるのはどういうことなのだろう。MMORPG界では善人でいられるけど、対戦ゲームでは難しいな。本拠地がMMORPGでよかった。

 ■ ウル4

 シリーズも7年目だかの息の長い格ゲー。今年リリースの今作は、コーディーにキャラ換えして挑んだという点で新鮮に楽しめた。ただ、PC版自体の対戦環境が劣化(GfWLからSteamになり使いにくくなった。ラグが増えた)したことで、旧作よりも全体満足度は低かった。

 比較的騒音問題のない、新居に引っ越した後のリリースだったので、深夜でも思いっきりレバー操作、ボタン操作が行えたのは気分が良かった。

 ■ TESO

 今年一番の期待作だったMMORPG。総評すれば、佳作、だったかなというところ。

 ユニークなクラス/スキルシステムだったけど、それがいまいちフィットしなかった。ビルドに多様性が与えられてはいたものの、それが面白さに繋がるというよりは、数少ない正解を見つけるための土台にしかなっていなくて、ひとたび正解が発見されると、それ以外のビルドは排除されるようなつくりだった。多様性があるようでないシステム。だから最序盤の「正解が発見されるまでのプロセス期間」の興奮度は高かったものの、それが長く持続はしなかった。

 クエストや世界の雰囲気、RvRの舞台づくりなどは、昨今のMMORPG界では屈指だっただけに、惜しいの一言。

 ■ MH4G

 マンネリもここに極まれり、のモンハン。MH4と変わったところは特にない。敵の種類が増えただけ。昼休みに職場の「狩り部」の連中と、1日1キークエスト、という感じで進めていくという、珍しいスタイルで遊んだ。それでなんとかゴグマジオスを倒すところまで遊んで卒業。古文書(?)はノータッチ。

 4シリーズで追加になった「ジャンプ&乗り」というのは、プレイに緩急がついて面白いシステムで、高く評価している。少なくとも、同じ立体挙動である3シリーズの水中戦などよりは、よほど爽快で、モンハンの持つ独特のプレイ感にマッチしているんじゃないかな。

 ■ Elite: Dangerous

 リアル宇宙生活ゲーム。誤解を覚悟のうえで内容を表現すれば、宇宙版Skyrim。箱庭系といっていいと思う。コンセプトは面白いし、スルメ的な細く長い味わいもあるけど、しかしそのゲーム内容はあまりにも地味。とはいえ、今のところ唯一に近いユニークな価値を提供してくれる、私にとってはかなり貴重なゲーム。熱心に遊びたいわけではないけど、PCにインストールされていて、いつでもその世界に飛び込める状態になっていると、なんだか安心感がある。こういう方向性のゲームの存在が許されているというだけでも、洋ゲーは懐が深い。

 オンラインゲームのはずなんだけども、他人との接触の機会が少なすぎて、オンラインゲーム感がない。「経済などのデータや自キャラのセーブはオンラインと同期しているけど他人がいない」というSoloモードもあるので、より一層他人との接触がなくなってしまう。PKerを警戒して採掘や交易中などは、ついついそのモードにしてしまうんだよね。初心者狩りのようなものは、別の方法で対策をして、Soloはいっそ排除したほうが良かったかもしれない。

 ■ 選考外:EverQuest Next Landmark

 αだかβを少しプレイ。テスト中なので評価対象外。最序盤にプレイしたので、できることも少なく、かつ、個人的な嗜好にゲーム性がマッチしてはいなかったので、ほとんど遊ばなかった。ただEQシリーズへのお布施の気持ちを満たせた事と、きたるEQNのグラフィック感などを先行して味わえたというのは、それなりに価値を感じられた。かな。

 ■ 選考外:Lord of Vermilion Arena

 和製TPS/MOBAのアルファテストに参加した。テスト中なので評価対象外。MOBAとしては視覚情報の明確性が足りなすぎるとか、そもそもグラフィックが荒いとか、そういう点で全体的に品質が低いと感じられた。ただ和製MOBAを作ろう、という時に、わざわざ難しそうなTPSタイプを指向したという、野心的な判断は高く評価している。日本でMOBA市場を開拓しようというのもいい動きだ。テストを経て、製品化するまでの間に欠点が改善される事を期待したい。

日記: 12月12日(2013年)

 さあさあ今年もやってきましたよ、蝿公国的オンラインゲーム大賞の時期です!

 今年はサイトのタイトル自体が、「Fly Dukedom」から「Fly!」に変わってしまったので、蝿!的オンラインゲーム大賞といったほうがいいかな。とにかくそれの、2013年版だ。

 【エントリータイトル】

 今年遊んだタイトルは、大体以下の通り。

  • MechWarrior Online(アクション:PC)
  • League of Legends(MOBA:PC)
  • SimCity(シミュレーション:PC)
  • Dungeons and Dragons Online(MMORPG:PC)
  • Neverwinter(MMORPG:PC)
  • ファイナルファンタジーXIV(MMORPG:PC)
  • モンスターハンター4(ハンティングアクション:Nintendo 3DS)

 【選出】

 うーーーーーーーーーーーん、・・・今年は難しい。けど。

 大賞 League of Legends
 2位 ファイナルファンタジーXIV

 かな。やっぱり。

 【論評】

 大賞はLoLかFF14か非常に悩んだ。でも私という一個人のゲーム体験としては、LoLのほうがFF14よりも新鮮で、エポックメイキングだったという点で、影響が大きかった。

 LoLは今更評価するのもはばかれるゲームではある。運営開始は2009年だというから、もう4年前のゲームだ。でも、私にとってはこのゲームに出会ったのが今年のことで、同時にこのジャンルのゲームに初めて触れるのも今年のことだったから、今年の印象事として記録しておきたい。

 LoLはとにかく熱かった。操作体系が分かりやすく、ルールも単純。でありながら、戦略、戦術、操作技術の優劣、それに成長、キャラクターへの愛情、ロア、背景世界の緻密さ、などがふんだんに盛り込まれていて、いろいろな嗜好をもつユーザーを、まるっと受け入れるだけの懐の深さがあるゲームだった。

 大会運営やその配信といったプロゲームシーンが整備されていて、プレイ以外の面でもゲームを楽しめることや、パッチによるメタ(戦略)の変動をポジティブに乗り切る風潮があることなど、ゲーム外の環境をどう作っていくべきかという部分においても、「オンライン時代の新しいゲームのあり方」のお手本のようになっている。LoLの影響はオンラインゲーム界全体という観点で見ても、甚大なものだ。たとえ4年遅れであっても、評価しないわけにはいかない、と思わせるだけのものがあった。

 一方FF14。もはや終焉を迎えつつあった国産MMORPG界に投じられた最後の光明。いろいろと至らない点はあるものの、WoWクローンMMORPGとして、立派に欧米の本格MMORPGと伍して戦えるだけのスペックを持ったゲームだ。国産でこれが出せる企業があるということは、素直に喜びたい。絶賛したい。

 ただ、あくまでもWoWクローン、RIFTクローンの域を出ていないこと。後発であるにもかかわらず、これら前例と比べて明確に凌駕している部分が、「日本人に馴染みやすいグラフィック」「日本語が通じる」というローカルな部分しかないということ。などの理由から、LoLのインパクトに比べると、評価を少し落とさざるを得なかった。

 個人的なゲームの嗜好や感情から言えば、MMORPGというジャンルにこそ大賞を与えたいんだけど、今年は相手が悪かったと言わざるを得ない。LoLは巨人過ぎた。

 【その他】

 MWO。1月に少し昨年からの惰性で遊んだ程度なので評価外。結局今になっても勢力戦が導入されていないようで残念。

 SimCity。面白かったけど、1週間くらいやったらもういいかな、という感じだった。渋滞ゲー。放射能汚染ゲー。

 DDO。Neverwinterまでのつなぎに雰囲気を味わうべくプレイ。正直Neverwinterより面白かった。ただ3度目なので新鮮味なし。

 Neverwinter。今年のがっかりゲーム大賞。特にいうことはなくダメ。

 MH4。いつものモンハン。ワイワイプレイはそれなりに楽しいけど、マンネリ感はぬぐえず。

日記: 12月6日(2012年)

 ちょっと早いけど、2012年蝿公国的オンラインゲーム大賞の季節がやってまいりました。何の権威もないけど、年末年始の恒例なのでいくぞ。

 【エントリータイトル】

 ・Star Wars: The Old Republic(MMORPG:PC)
 ・アーマードコアV(アクション:Xbox360)
 ・スーパーストリートファイターIV AE(対戦格闘:PC)
 ・Diablo 3(オンラインRPG:PC)
 ・ファンタシースターオンライン2(オンラインRPG:PC)
 ・The Secret World(MMORPG:PC)
 ・Guild Wars 2(MMORPG:PC)
 ・MechWarrior Online(アクション:PC)

 選外のオフラインものとして

 ・The Elder Scroll V: Skyrim(RPG:PC)

 【選出】

 敢えて序列をつけるなら、
 
 ・1st: SWTOR
 ・2nd: MWO
 ・3rd: GW2

 かなー。難しいとこだけども。

 【受賞作について】

 まずSWTORについて。

 振り返ってみて、今年一番ゲームにはまれていたのは、SWTORをプレイしていた時だったような気がする。今年のMMORPGを並べると、SWTORと比較するのはやはりGW2ということになるわけで、そうしてみるとオープンワールドPvPの出来でいうとGW2のほうがかなり上だし、その他もGW2のほうが便利なものも多く、軽快、そしてなによりも日本人のプレイヤー数も桁が違う。だから世間的にはGW2なのだろうけども、でも私自身がどっちを愛しているかというと、SWTORっていう気がするんだよなぁ。

 ゲーム的には、ごくごく普通のクエスト主導型MMORPG+インスタンス型スポーツPvPというもので、ムービー演出が強烈な点を除けば、特筆すべきことは少なかった。ただあまり評価されていないけど、このゲームのキャラクターの挙動はとてもよかった。そのおかげで単なるスポーツPvPも、思いのほか楽しめた。特にリープやプル、ノックバックのようなキャラクターの移動処理は、今までのどのMMORPGよりも秀逸で、ゲームへの没入感を高めてくれたと思う。

 またなによりもコミュニティに溶け込めている感がよかった。ロビー的な役割を担う宇宙船内で、それなりに「認められた」ギルドとして活躍することができた。ギルドのPremadeでWarzoneにはいれば、敵になれば「勘弁してくれよ」、味方になれば「やるやないけ」というような反応がかえってきた。外国人の面々にも顔見知り的な人も多くできて、宇宙船内に1つの共同体ができたような気分を味わうことができた。こういうメインコミュニティへの浸透が自然にできたのは、EQ以来かもしれない。

 残念なのは、この居心地のいい環境が、公式オセアニックサーバーの登場で瓦解してしまったことだ。アメリカ本土のサーバーに、非公式アジア太平洋サーバーを標榜して集結していた、この共同体のメンバーは、これによって複数のサーバーに分散してしまった。これがなければ、SWTORはもう少し長く濃く楽しめた気がしてならない。

 次、MWO。

 これはもう思い入れ補正です。1位にしたかったくらいだけど、あまりにも客観性を欠くだろうと思って、ぐっとこらえた。今はまだオープンβ中で未完成だしね。「メックシリーズで充実したオンラインゲーム環境を!」というのは、それこそ前世紀から望んでいたものだから、リリースされただけでも感激。

 で、ロボットシミュレーションゲームとして、出来もかなりいいと思うんだよね。他のゲームにはない操作感/方程式だから、新規参入障壁はかなり高いと思うけど、もう少しプレイヤーが増えて欲しいな、とも思う。あまりゲーム内容に深みはないけど、気楽にロボットで装甲の削りあいができて楽しいよ。

 コミュニケーション部分が致命的に足りないのが現在の弱点。早く是正したほうがいいと思うけど、こういう部分をないがしろにするのは、最近の欧米MMORPGの傾向なんだよな。現地人同士なら、フォーラムやSNSで済んでしまっているのかもしれない。

 次、GW2。

 並べたものの中では、「一番世間の評価が高い」ゲームだ。圧倒的に高い。でも個人的には、ゲーム自体の評価はそこそこ、ってところかな。好き嫌いでいえば、TSWのほうが好きまである。

 コンセプトがはっきりしているのがとてもよくて、最初に打ち立てたであろうコンセプトが全くぶれてなく、そこに向かって特化して作られているのが気持ちいい。オープンワールドPvPを行う、という観点からすると、ここ数年来で有数の出来のよさだと思う。至上最高かもしれない。

 なのに個人的な評価がそこそこなのは、単純にそのコンセプトが好みにぴったり合致はしていないからだろう。世間ではもちろんそこが評価されていると知りつつも、「スペック差のないPvP」「スペック向上に寄与しないPvP」「容易なリスペック」「容易なAlt育成」というのはちょっと頑張りにくかったりする。MMORPGをやっている時のマインドは、どうしても数値上げや個性主張が第一になってしまって、それが欠けていることは最後までどこか物足りなさになってしまった。

 そんなわけなので、本来だったら多分1ヶ月ちょっとで飽きてしまっていたと思う。その寿命が延びているのは、ひとえにいいギルドに入れてもらえたからだ。MMORPGにおける成長のない対戦というのは、すぐに単調になってしまって、速やかに飽きてしまう私なんだけども、ギルドのおかげで単調さがかなり遠ざかった。永遠に飽きない、ってのは無理だけど、思いきって飛び込んでよかったよかった。

 【寸評】

 受賞作以外について。

 ACV。期待はずれだった。操作に慣れる前に飽きがきてしまった。fAのほうが飽きるまでが長かったかな。

 SSF4AE2012。2012リリースからしばらく楽しめた。足掛け3年の安定の対戦ツール。「対等な対戦」をしたいならMMORPGじゃなくてこっちでいいや、っていう。「観るゲーム」としてはいまだにベスト。

 Diablo 3。期待通りだった。もともとさほど期待してなくて、やっぱり思ったくらいの出来栄え。1ヶ月ゲーム。

 PSO2。キャラとかセリフがきつい。ステージもなんか薄い。コア部分の方向性は嫌いじゃないんだけど。

 TSW。2012年「惜しい!」賞。コンセプトも世界観もいい。そこで力尽きて、エンドコンテンツ設計がないのが致命的だった。本当に惜しい。

 Skyrim。オンラインゲームじゃないけど。今年やっとメインシナリオをクリアしたので記念に記録。

 【総評】

 今年は近年まれにみる豊作だった。MMORPGだけでも、SWTOR、TSW、GW2。それに超大作としてのDiablo 3や、和製MORPGの本命PSO2、個人的キラータイトルのMWOなど、新作のニュースに事欠かない1年。

 やめたり、頻度が落ちたゲームも、例年だったらもう1ヶ月は引き伸ばして遊んでいた可能性が高い。次のゲームがリリースされたり、時期がかぶっているゲームがあったりしたせいで、プレイ頻度を落とさざるを得なかったゲーム、プレイをやめたゲーム、プレイしなかったゲームがいくつもある(プレイしたかったけどしなかった/しないで終わりそうなゲームの代表は、Borderland 2とかPlanetside 2かな)。オンラインゲーマーとしてはうれしい限りだ。

 2013年はどんなゲームがくるのだろう。年初まではMWOが細々と継続しそうというのは規定路線として、その先だな。時期は不明だけど、TESO、新FF14、Neverwinter、というようなタイトルが頭に浮かぶ。2013年も豊作であることを願おう。