日記: 9月21日(2016年)

 食べ物に関していうと、私は一点突破主義だ。

 例えば焼肉屋にいく。一通り食べる。この店は塩ホルモンが旨い。そうなると、そこから先は塩ホルモンしか追加で頼まなくなる。一つのものだと飽きるから、というような寄り道をほとんどしない。野菜も漬物もご飯も汁物もいらない。箸は休めない。なんなら本心では酒もいらない、水でいい。もっとも旨かった一品だけでいい。と思ってしまう。

 満腹になったところで、はじめて他に目がいく。でも、満腹なので結局他はそんなに食べずに終わる。つまんないやつだって? でもそうなのでからしかたがない。

 ゲームに関していうと、私は一点突破主義だ。

 ・・・だったはずだ。

 例えばESOがリリースされる。そうなるとESOしかやらなくなる。帰宅してから寝るまで、ずーっとESOを遊び続け、仕事中もESOのことを考える。他のゲームのことなど考える余地もない。掛け持ちで複数のゲームで遊ぶことはなく、なにか1つその時々に旬なゲームに力を注ぐ。

 ・・・というのが本来の姿のはずだった。だけど、最近はその趣が変わってきた。

 例に挙げたESOで言えば、今現在ESO、LoL、それにThe Crewと掛け持ちで遊んでしまっている。すっかりさっぱり一点突破主義などではないご様子だ。私は一点突破主義でなくなってしまったのだろうか。

 たぶん、そうではないだろう。そうではなくて、最近はどうやら「満腹になるのが早くなった」のに違いない。

 ESOにしてもなんにしても、依然としてリリース直後の一点突破時代はあるのだ。でもすぐに満腹になってしまい、満腹後の「他に目がいく」のフェーズに切り替わってしまう。「お前、まだ満腹ちゃうやろ」というような早い段階で、しかし満腹なのだ。空腹時の食欲のごとき荒々しいモチベーションが、なかなか長くは持続しない。

 これはそのタイトルの魅力のせいもあるだろうし、自分の加齢のせいなどもあるのだろう。

 衰えた食欲を、なお激しく刺激してくれるような、そんな魅惑のゲームの登場を願うばかりだ。


 ※注
 なお、これとは別の性向として、私はそもそも「飽きっぽい」と言うことはある。でもそれとこれとの大きな違いは、「飽きただけ」の場合は、そのゲームをさっぱりプレイしなくなり、別のゲームに一点突破し始めるのに対して、最近の満腹傾向の場合は「そのゲームも別のゲームも平行して遊ぶ」という点にある。

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