作成者別アーカイブ: Nez/蝿

日記: 5月14日(2025年)

 最近遊んだ/遊んでいるゲーム。

 Brotato(Switch版)。

 擬人化されたジャガイモ(には見えないが)を動かして戦うローグライトゲームだ。ブラザー(Brother)+ポテト(Potato)でイモ野郎くらいの意味合いかと思われる。

 内容はヴァンサバ系のようなゴリ押しスノーボール系のローグライトではなく、じっくり戦略的に敵をさばいてクリアを目指していくタイプの、地に足の着いたローグライト。

 そういう点では、God of Weaponsに似ている部分もあったけど、GoWと違ってクリアごとに性能を上げていくアンロック要素のようなものすらもほとんどないので(いくつか強めのアイテムがでるようにはなる)、さらに地味で、堅実なつくりだった。

 ゴリ押し要素がほとんど排除されているため、考えなしにはクリアは望めない。でも、ちゃんと考えると、ちゃんとクリアできるようになっている。その辺のバランスが秀逸で、久々に「攻略」という言葉がよく似合うゲームを遊んだ。

 私としては、アンロック要素で強くなっていくことで、戦略を無視してゴリ押せるようになるようなヌルゲーが、どちらかというと好きなほうなので、そう言う要素がないことは少し物足りなくもあったけど、それ以上に攻略を進めていくのが楽しいゲームだった。

 それでいて購入価格はセールで300円。コスパ最強と言わざるを得ない。

日記: 5月7日(2025年)

 そういえばマインクラフトの映画を観てきた。先月だけど。

 総評としては、とても面白かった。

 だけど、私の映画評は基本的に甘いというか浅いというか薄っぺらいので、真の映画好きの評価はよくわからない。「途中で観るのをやめたくなるようなことがなかったら面白かったとする」というくらいの尺度の上で「とても面白かった」というような感じだ。

 ただ面白かったという前提の上で、あえてネガったことを言えば、ここ1、2年で観た同じゲーム原作の2つの映画、マリオとD&Dに比べてしまうと、私の好みの上では少し劣っていた。

 この2作とマイクラとが大きく違う部分は、ゲームの世界観だけで映画が成立していない、ということなんじゃないかと思う。

 ゲームの特性上しょうがないんだろうけど、マインクラフトの映画は「現実世界からマイクラの世界に迷い込んだ」というような筋立てになっている。一方でマリオやD&Dは、それぞれの世界が完全なものとして独立して存在している。

 この違いは思いのほか大きかった。マリオやD&Dの世界の荒唐無稽さ(魔法やその他のスーパーパワー)は、その世界のリアルとして納得できる。そういう世界なんだろうと。だけど現実世界の延長として描かれているマイクラの世界の荒唐無稽さは、そのリアリティのなさに許容ができず、本当に荒唐無稽に見えてしまった。その部分に「ご都合主義」や「子供だまし感」を強く覚えて、どこか引っかかってしまった。

 またシナリオの方向性が、マリオやD&Dに比べるとマイクラが圧倒的に子供向けだったり(それ自体は悪いことではない)、突然歌いだすようなミュージカル仕立てだったり(これはマリオも若干あったっけ)というような部分も、悪い印象を私に与えていたように思う。

 とはいえ、これだけネガっておいてなんだけど、そういった点は些末な点でもあった。

 シナリオ性の全くないマイクラのようなゲームを、映画化=シナリオ化するということ自体が、題材としてかなり難しかったであろうことは想像に難くない。それなのに、ちゃんとそれをうまくまとめている点は、素直に評価したい。

 またマイクラのボクセル的な世界を、リアリティを損なわないギリギリのラインで再現しているアイデアや技術も称賛ものだ。「あの世界を実写ってどうするんだ?」となるような部分を、ちゃんと仕上げている。見た時の「なるほどね」という納得感を、正しく与えてくれているのがすごい。

 そんなわけで全体的には十分面白い映画だった。

 なんとなく日本ではウケなそうにも思えたけど、世界では結構ウケてるようだし(ソースなし)、まずます良いんじゃないでしょうか。

日記: 5月5日(2025年)

 道の駅清川にツーリングに見せかけた、買い出しに行ってきた。

 つまり今回はツーリング回に見せかけた、グルメ回だ。

 道の駅清川は、特産品として清川恵水ポークなる豚肉を推している。そしてそれを使った豚丼を食堂で供してもいるのだけど、その豚丼に使う「豚丼のたれ」を、瓶入りで販売もしている。

 この「豚丼のたれ」を以前購入し、自宅で豚丼を作ってみたところ、非常においしかった。私の味覚にばっちり合った味だった。そして、すぐに使い切ってしまった。

 その後、その辺のスーパーで売られている、類似の普及品も試してみたけど、この道の駅清川の豚丼のたれとはちょっと違う味ばかり。不味いわけではないけど、違うのだ。あの味が良かったのだ。

 使い切った直後しばらくは、この清川の豚丼のたれロスにも耐えられた。だけど月日が経ち、ついに限界が来た。また、あの豚丼を、食べたい。

 ってことで、それを買いに行く名目のツーリングをしてきた、というわけ。

 ちなみに上掲の通販サイトだと、3本で3726円という、目を疑うような高価格で売られている豚丼のたれだけど、現地で買えば600円だ。600円でもスーパーで売られている普及品と比べるとやや高いけど、十分常用できる価格の範疇と言えるので、心配はいらない。道の駅の食堂で豚丼を食べるよりも、だいぶコスパよく自宅で同じ味を味わえるので、むしろお値打ち感のほうが強い。

 目的地としては、おなじみの宮ケ瀬湖方面へのツーリングの延長線なので、これと言って目新しいことは特にない。いつもの道をささっと走って、買って、ついでに食堂の豚丼もいただいて、帰ってきた。

 初夏のツーリングは非常に気持ちよかったし、ゴールデンウィーク中とはいえ午前中に行って帰ってきたので、そんなに渋滞に巻き込まれることもなかったし、豚丼もうまかったし、楽しいプチツーだった。

 そしてこれからしばらくは、我が家の食卓に豚丼が出てくる頻度が上がることだろう。

TCM: 1年ぶりのハワイ

 1年ぶりにザクルー・モーターフェスの記事を更新したい。

 プレイも1年ぶり。少し息抜きにハワイでも走ろかー、くらいの気持ちで帰ってきた。

 そんなザクルー・モーターフェスの世界は、さすがにこの1年でいろいろ変わっていたんだけど、特に変化した部分はと言えば、やはりマウイ島の追加だろう。オアフ島1島だけだったこのゲームに、もう1つ島がまるまる追加になった。

 これがまた大胆なディフォルメっぷりで、オアフ島からまさかの陸続き。自動車に乗って、ちょっと長めの橋を渡るだけで、オアフからマウイに行けてしまう形で追加されていた。ほぼ江の島。すごい発想だなこれ。

 船も飛行機もあるゲームなんだから、別に陸続きにしなくても、「ちょっと頑張って遠距離を飛行しな」ってな形でもよかったような気もするが・・・。

 それに伴って、マウイ観光をテーマにしたプレイリストをはじめ、いくつかのプレイリストも無料で追加されているので、増えたコンテンツ量はそこそこ多そうだ。こんな儲かってなさそうなゲーム(根拠なし)に、UBIも結構なリソースを割いたな。それとも車ゲームがマイナーな日本以外の国では、実は案外売れてるのだろうか。

 ともあれ、そんなわけで2年目に入ったザクルー・モーターフェス。たまの暇つぶしには、まだまだ使えそうだ。

 この緩い感じが好きなんだ。

日記: 4月17日(2025年)

 ルンバのタイヤゴムを交換した。

 というのも、またしてもルンバのタイヤゴムがつるっつるになってきたからだ。

 前回ルンバのタイヤがつるつるになったのは、およそ5年前。その時点でルンバを使い始めてから5~6年が経過していたはずなので、同じような年月を経たところで、またタイヤがつるつるになった、ということになる。なかなか正確に摩耗ペースを刻んでいるな。

 前回の場合はその対処として、タイヤユニット全体をアッシーで交換する、という方法を選択した。

 でも、今回は怪しいメーカーの互換品タイヤゴムだけを付け替えるという、圧倒的に低コストな方法を選択することにした。

 っていうか、なんで前回はそうしなかったんだろうな? 明らかにそれが第一選択になるべきだろうに。思うに、ルンバのタイヤゴムを売る、という商品が当時はまだ定着していなくて、検索に引っかからなかったのかもしれないな。

 交換作業はそんなに難しくはなかった。

 前回と同じように、ルンバのタイヤユニットを取り外すところまで分解し、その後タイヤゴムを付け替えるだけだった。その際、純正タイヤゴムとホイールとの接合部分を、物理的に破壊しないと外せなかったのが、作業上不安ではあったけど、結果的には破壊するという選択が正しく、問題はなかった。

 タイヤゴムを一新し、ブロックパターンが復活したルンバは、本来の地形走破性を取り戻している。ここ最近よく引っかかっていた家庭内の難所もよく乗り越えてくれるようになり、往年の活躍ぶりも復活だ。

 11歳(たぶん)のルンバ君。まだまだ舞える。