日記: 2月12日(2026年)

 中華鍋を買い替えた。

 今まで使っていたのは、棒状の持ち手のついたいわゆる北京鍋。そして今回買ったのは、写真のような両側に耳のついた広東鍋だ。

 今までの北京鍋は20年近く使ってきていて、雑に手入れをしていたこともあり、孔食がぽつぽつ目立つようになってきた。別にまだまだ使おうと思えば使えたとは思うのだけど、常々北京鍋ではない広東鍋というものに興味があったから、これを機に思い切って買い替えることにした、という次第だ。

 TVやYouTubeで中華料理人の調理風景を見ると、かなりの確率で北京鍋ではなく広東鍋を使っている。その姿にあこがれ・・・てはいないけど、広東鍋なるものがどういった具合なのかを、一度は自分で使ってみて知りたかった。鍋なんてせいぜい2000円くらいのもの。テーマパークに行くよりもはるかに安い。それで体験が買えるなら、たとえ使いこなせず、すぐに捨てることになったとしても、安いものだ。

 そんな判断で購入に踏み切ったわけなんだけど・・・はじめは難しかった。

 そもそも論として、広東鍋は中華料理屋の専用コンロありきの鍋だ。わかってはいたけど、家庭用コンロと専用コンロとの間にある溝は深かった。

 1番違うのは火力・・・ではなくて、五徳の堅牢さと防火壁性能だ。

 まずは堅牢さの問題。中華料理屋の動画を見てもらうのが一番早いけど、広東鍋を専用コンロで降るときには、五徳の上に鍋を載せたまま、ごりごりと滑らすように鍋を振る。フライパンのように持ち上げるわけではない。このスライドさせてもびくともしない五徳が、家庭用コンロにはない。

 さらに防火壁性能の問題だ。専用コンロの堅牢な五徳は、コンロから出る炎を五徳の手前側にもたらさないようにシャットアウトする機能も担っている。これがあるからこそ、炎で手が焼かれる心配なく、広東鍋の短い耳をつかみにいけるのだ。家庭用コンロで同じようなアクションを取ると、炎が手に近すぎて熱い。食材の前に手が焼ける。

 購入した直後は、これらの現実に直面して軽く絶望した。使えるのか、これ? と。

 でも少しずつ慣れてきて、購入から1カ月たった今、やっと上手く使えるようになってきた。

 まず堅牢さ問題。これは我が家の古いコンロは、少しだけ最近のスタイリッシュコンロよりは堅牢な作りだったので、五徳の一部を専用コンロの縁に見立てて、ごりごりとスライドさせての鍋返しができるようになった。人間、練習するとできるもんだな、と自分で自分に感心した。五徳の耐久性が心配ではあるが。

 次に防火壁性能の問題。これはどうしようもないね。「1)炎の大きな最大火力にせず、炎が手に届かない中強火程度で使う」「2)鍋をつかんでいるときは、鍋を少し手前に引いて持ち手から遠い側2/3に炎を当てるように使う」という消極策しか解決方法はなかった。今回は30cmの中華鍋を買ったけど、つかむ箇所が熱い問題を考えると、33cmや36cmのほうが炎が遠くてよかったかもしれないな。多少重くなっても、ごりごりスライド法ならあまり重さは関係ないし。

 そんな現在の広東鍋の評価はというと・・・。

 結局のところ面倒が増えただけで北京鍋のほうが良かったんじゃないか? という気がしないでもない。正直なとこね。でも、確かに上で挙げたような使いにくいところもあるんだけど、それ以外のいいところだってちゃんとある。

 まず収納の問題。柄が短いので、場所を取らない。

 バランスがいいので、家庭用コンロの上でも安定している。

 北京鍋より広東鍋のほうが浅いので、食材が薄く広がりやすく、炒めやすい。ま、これは誤差だけど。

 そしてなにより、なんとなく難しいことをしているという自己満足に浸れる。これは料理モチベ的には大きい。料理のエンタメ感が上がる。

 ってことで、トータル的にはプラマイゼロの評価というところかな、今のところは。でも、マイナス部分は使いこなすにつれて目減りするタイプの内容で、プラス部分はずっと残っていくタイプの内容だから、時間経てば経つほどだんだんプラス評価が優勢になっていくと思われる。

 少なくとも数年はこれで炒め物をしていく所存だ。

 あとはまあ、サイズかな。一回り大きいのにすればよかった、とは思っているよ。

日記: 2月10日(2026年)

 Half Sword最終章。

 ちまちまと日夜剣士生活を続け、Begger(奴隷)からLord(貴族)にまで成り上がった。

 一応今が最高位なのかな。昇格戦はあるんだけど、勝っても階級が上がらない。代わりに特殊なおしゃれ装備がもらえる。・・・という段階にまで到達してしまった。ま、ここらが潮時かな、ってところだ。

 生まれ変わり回数は相変わらず15世。このゲーム、ある程度育つと死なないことがわかった。自分の成長に応じて、対戦相手の装備もよくなってくるから、殺さずに勝つことが多くなることと(※因果関係は後述)、自分が装備が良くなるにつれて地獄のゾンビが相対的に弱くなることとのコンボで、仮に地獄送りになったとしても、そこからの生還&復活が容易になってくる。死が死でなくなる。

 ここまで、たまに試し切りで他の武器の威力を確認することを除けば、昇格戦を含めてずーっとショートソード&バックラースタイルで進めている。正直かなりいばらの道だった。後半2階級くらいは、運でしか勝てない感じ。ま、運も実力だ。

 ってことで、物理演算剣劇生活もこれまで。最後に豆知識を披露して締めとしよう。

 【モードについて】

 Duel。1vs1の数戦勝ち抜き戦。普通の人間が相手。同階級のこれに勝てないようだと、昇格戦で勝てない。

 Brawl。裸に素手で行うDuel。死なない殺さないで済む以外の利点はあまりないマッチ。

 Doubles。2vs2のDuel。傭兵を雇わないと1vs2のハンデマッチになる。

 Buhurt。3vs3の1回勝負。傭兵を雇わないと1vs3のハンデマッチになる。

 Champion。2vs1の1回勝負。傭兵を雇えば2vs1の逆ハンデマッチになる。相手はフィジカルギフテッド。ちゃんとした武器防具で上手く戦えば1vs1でも勝てるけど、私のような趣味武器勢には結構難しいコンテンツ。

 Retribution。1vs1の1回勝負。傭兵を雇えないChampion戦。相手はやはりフィジカルギフテッド。

 Carnage。数人で行うラストマンスタンディング1回勝負。逃げ回っていればNPC同士がつぶし合うので、事実上有利めの1vs1マッチと言えなくもない。楽に勝てて、装備も集めやすいけど、キル数が増えるので、地獄リスクが増えるのが欠点。

 Riot。全員が農民の1vs複数戦。簡単だけど相手が紙装甲なので地獄リスクがデカい。Lordになるとこればっかりになるのが闇が深い。

 【武器装備雑感】

 片手剣全般。中盤以降は弱い。鎧に歯が立たないので、頑張って鎧のないところを狙うか、「弱い鈍器」として使う武器になる。めんどくさい。

 両手剣。片手剣よりもまだまし。ハーフソード持ちしてぐりぐりやればなんとかなるシーンが多い。ここが片手剣に勝るところ。両手剣より片手剣のほうが至近距離でも弱いというのが悲しい。

 斧。剣の上位互換。剣と違って鎧の上からも切れることが多いし、ハーフソード持ち的な運用もできるし、PolearmやPoleaxeにも仲間が多く、武器としての存在感、信頼感がある。

 鈍器。序盤は剣の下位互換。中盤以降は上位互換。純粋なメイスやハンマーはあまり使ってないので想像も含む。

 Polearm、Poleaxe全般。当てやすさとか威力の違いはあれど、全部強いっす。レンジは正義。Forgeでいろんな先端を作れるのも楽しそう。私の好みではないので使ってないけど。

 あとは個別ピックアップ。

 長いほうのHoe(鍬)。序盤の強武器。序盤最強格だと思う。とにかくレンジが長く、曲がりなりにも金属の刃を持つ武器なので、ヒット時のリターンが大きい。上手く刺さるまでアウトレンジ戦法で振り回していれば大体勝てる。

 Scyche(大鎌)。Alleyに落ちてる強化版Hoe。強みはHoeと同じ。そしてかっこいい。ただし、あまり見ない。

 Flail(フレイル)。打撃版Hoe。先端が二節棍でぶらぶらしているので、相手の武器や盾を抜けて当てやすい。何気に先端が少しトゲトゲしていて、刺突ダメージが入っている気もする。そこも強い。

 Warstaff(ウォースタッフ)。巨大釘バット。このゲームの最強格だと思う。とにかく運用が楽。振り回すと釘が刺さってフルプレート騎士ですら沈んでいく。このゲームはトゲトゲに甘い。神に愛されし武器。

 Buckler。普通の丸いのではなく、タルホファー型のやつが強い(レモン絞り器型のやつ)。このトゲトゲ形状がWarstaffのトゲトゲの劣化版のように機能する。盾を突き出して顔に押し付けるだけで、軽装の敵はひるみ、時には倒せすらする。ショートソード&バックラースタイルの私を支えてくれたメインウェポン。

 Rondel Dagger。別に強くないけど、ごくごく稀にしか店では手に入らないオシャレダガーなので紹介。Cellerステージの机の上にたまに置いてある。このダガー特有の、「刺しの構え」をする。でも弱い。というか、難しい。

 Crossbow。Forestステージにたまに落ちてる。撃ち方がよくわからない。

 【ステージ】

 Celler。地下室。暗い。たまに土俵がある。机や箱にお宝がある場合が多いので、勝利後には戦利品をあさろう。金杯を拾って一攫千金。

 Slum。スラム。中央を流れる川でちょっとアクションを取ると、ぬかるみに足を取られて転ぶ。相手を誘い込むべし。

 Forest。森。高低差がある。重装備で坂道を登るのは大変。

 Yard。城内の訓練場。昇格戦の舞台でもある。普通の平地。明るい。

 Alley。市街地。一本道で狭い。高低差ややあり。ドリフ的な家具落下システムがそこかしこにある。Cellerと同じく箱の中にお宝があることが多い。ちゃんと漁って帰ろう。

 Hall。城内のホール。罠の仕掛けを起動して、トゲ丸太に敵を誘導すると簡単に勝てる。このステージがでると、一気に立身出世はヌルゲー化する。これに頼ってばかりいると、剣の腕前は下がる。

 Royal Hall(だっけ?)。最上位の昇格戦Lord Tourneyの舞台。罠がなくて少し広いHall。光源のせいか装飾のせいか、重い。

 Abyss。地獄。死んだらここでゾンビ戦。生前に殺してしまったぶんだけゾンビが出てくる。すべて倒せば復活できる。地獄に落ちた時に備えて、生前から情け深いプレイを心がけよう。金杯のような高価な換金アイテムが落ちていることが多いので、余裕があれば拾って生き返るとリターンがある。

 【攻略ルーチン】

 戦って評判を上げる。できるだけ敵は殺さない(死亡時の地獄リスクを下げるため)。お金を貯める。傭兵を3人以上雇えるまでお金を貯める。傭兵を3人雇って昇格戦。勝つ。これを繰り返す。

 いい武器防具には死亡保険をかけてもいい。戦闘訓練はスパーでするのもいい。

日記: 2月5日(2026年)

 冷蔵庫を買い替えた。

 もともと使っていたのはシャープのSJ-14P(2007年製)。これを同じシャープで容量が少し多いSJ-TD18R(2025年製)に買い替えた。

 選択条件は、「上に電子レンジ乗るサイズ」で「今よりも容量が増える」で「左開きできる」の3つ。

 これらをすべてを満たすものはSJ-TD18Rだけだったので、選択の余地はなかった。

 1~2人サイズの冷蔵庫で左開き、というものが、そもそも市場に存在していないのには参った。今回買ったSJ-TD18Rにしても、「どっちもドア」というシャープ独自の、左右どちら開きにも切り替えられるシステムだったので、左開き「にも」できたというだけだ。純粋な左開き冷蔵庫として売っていたわけではない。それでも、そのおかげで左開き運用できる冷蔵庫になんとかありつけたわけなので、シャープには感謝しかない。

 今回の購入に踏み切る際には、AIも役に立った。Geminiに「SJ-14PとSJ-TD18Rを比較して」なんて言うと、いろいろなデータを比較してくれるんだけど、その中でも消費電力から推測される年間電気使用量の金額差を概算で提示してくれたのが、購買意欲に刺さった。

 17、8年前の冷蔵庫と、最新の冷蔵庫の間には、省エネ性能にかなりの差があるようで、容量は増えるのに消費電力は年間の電気代にして4000円以上安くなるらしいのだ(Geminiを信用するならば。面倒くさいので裏は取ってない)。今回の買い替えにおいては、当初は電気代の節約は動機として加味してなかったんだけど、そこへもたらされたこの情報は、不意打ち的にぐっと来た。思わぬところで購入を後押しされてしまった。有能営業Gemini。

 ってことで、計画的に冷蔵庫の食材を使いつくし、日程調整をして冷蔵庫を買い替えた。

 今はまだ購入してまだ間もないけど、現段階の所感を並べて結びとしよう。

  • 色を黒から白に変えた。なんとなく台所が広くなった
  • 音がうるさい。サポートによれば、最初はそういうもので、そのうち収まるらしい。ほなええか
  • 庫内が暗い。先代は庫内灯がオレンジがかった電球色に近かったのに対して、今回のは青白い昼光色。これがなんとなく庫内を薄暗く見せている。実際の明るさが少ないわけではないので、慣れの問題だとは思う
  • ポケットの段が微妙に良くない。ドアポケットは3段あるんだけど、一番下の段に大きなポットを入れると、2段目に来るはずの「調味料ポケット」が干渉するので、このポケットを外さないと使えない。3段設定だけど、実質的に2段でしか使えない。高さの計算が甘いのでは
  • 棚の段が微妙に良くない。メイン庫室の棚の段設定も微妙に良くない。3段設定だけど、実質的に2段でしか使えない。またかよ
  • 冷蔵庫の上に乗せた電子レンジの位置が高い。これはわかっていたことだけど、容量が増えるぶん、全高も増えたので、電子レンジの設置位置が高くなってしまった。普通の雑な運用では使える高さだけど、オーブンで焼き物をするときに様子を見たりすることができない。踏み台の購入を決意
  • それでも、新しい家電のワクワク感と、庫内の広さとで十分満足はしている。また10年以上は活躍してもらうことになるだろう。よろしく頼む

日記: 2月4日(2026年)

 続・最近のゲームの話。

 引き続きHalf Swordだ。

 デモ版の裸の殴り合いの奇妙さが忘れられず、武器を使っての決闘もしてみたい気持ちが高じた結果、製品版を購入してしまった。

 製品版のHalf Swordには「キャリアモード」的なものがあり、それがおそらくメインコンテンツになっている。「Beggar(奴隷)」身分からキャリアを開始して、決闘で対価を得て、徐々に成り上がっていく・・・というようなモードだ。

 最初はボロ着をまとい、農具や包丁しか持っておらず、斧や鍬が強武器、というような状況からのスタートになる。その状態で決闘で日銭を稼ぎ、評判を上げ、昇格戦にあたる連続試合のトーナメントに勝利すると、次のランクに行く、というようなシステムだった。

 これまでに10時間くらいはプレイしたかな。それでBeggar(奴隷)→Peasant(農民)→Commoner(市民)にまでランクは上がった。最終的にはKnightとかLordになるのだろう。知らんけど。

 キャラは死んだらロストするシステムではあるんだけども、救済措置はいろいろあるので、実際はあまりキャラロストはないと思っていい。地獄帰りができればノーリスクだし、本当に死んでしまっても保険等を駆使すれば実質的に「その身分の評判ゼロに戻る」だけにできる。気軽に死んでいこう。

 なお、私は死んでキャラクリをしていく度に、名前に「〇世」を付けてプレイしている。Nez I、Nez II、Nez III・・・というように。市民階級で遊んでいる今現在は、Nez XVだ。15世。システムや戦闘方法が理解できていない序盤に、一気に8世くらいになったのが尾を引いてますな。

 プレイしていて思うのは「このゲームは武器の有利不利がかなり大きくある」ということだ。高い階級の武器は強いし、同じ階級内でも強弱の差が大きい。

 ゲームの攻略的には大原則として「長い武器」が強そうだった。リーチは正義。相手の間合いの外から振り回すのが安全確実。特に相手が賢くないNPCなので、なおさら安全。

 ・・・なのだけど、こういうゲームは縛りというか、こだわらないと面白くないので、私はこの手のゲームのいつものスタイルの「片手剣+小盾」の軽戦士スタイルに縛って遊ぶことに、今はしている。

 奴隷のうちは「鎌+鍋蓋」だったんだけど、市民の今は「メッサー+バックラー」になって格好がついてきている。物理演算ゲームなので、小盾にはあまり意味がないというか、デカい盾のほうが強そうではあるんだけども、こんなもんはロールプレイしてなんぼですからね。自分の好みのスタイルで、楽しく中世決闘ライフを送っていますよ。

 ただ、今はまだ市民だから自分も出てくる敵も軽装なので、軽戦士装備で十分やっていけてるけど、これ以上ランクを上げると、だんだんプレートアーマーとかが相手になるのだろうな、という危機感は感じつつある。そうなってくると、ひょっとしたらこのスタイルでは刃が通らなくなってくるのかもしれない。ま、そうなったら、市民階級どまりで満足するというロールプレイでいいか。

 ってことでHalf Sword。コミカルな動きで笑ったり、理不尽な死に憤ったりも含めて、なかなかに面白い中世決闘ライフシミュレーターだ。割と、おすすめ。

日記: 2月3日(2026年)

 2月に入ってから2日余りの間に遊んだ、Steamの体験版の話をしよう。

 1つ目。Project: Gorgon。

 Gemini曰く「Project: Gorgonは、MMORPGの黄金時代(EverQuestやAsheron’s Callなど)へのラブレターとも言える、非常に個性的で野心的なインディーズPCゲーム」とのこと。

 そんなGeminiさんの説明をはじめ、ゲーム内容を調べれば調べるほど、身体の奥底に眠っている20年前のMMORPGフリークの血がたぎってくるわけなんだけども、実際に体験版をダウンロードしてゲームを起動し、「20年前かよ!」って突っ込みたくなる感じのUIやグラフィックを目にした瞬間に、たぎっていたはずの血が冷え冷えに冷え固まり、そっと私はゲームを閉じたのだった。

 さすがにいまさらプレイするには、ちょーーーーっと古臭いかな?

 とはいえ30分くらいしか遊んでないので、ゲームの良し悪しは評価できません。英文読解が苦ではない変わった嗜好の人が、同じく変わった嗜好の仲間を数人揃えて遊べば、もしかすると楽しいんじゃないでしょうか。

 2つ目。Half Sword。

 Gemini曰く「Half Swordは、歴史的な剣術のリアリズムと、物理演算による予測不能な動きを融合させた、非常にユニークな物理ベースの剣戟アクションゲーム」とのこと。

 剣戟ゲームではあるんだけども、この体験版では剣戟ゲームというところまでは遊べない。キャリアアップの第1段階の「乞食」しかプレイできないので、裸に素手で殴り合うことだけが行える(地面にある武器は一応拾える)。そういう裸殴り合い物理演算ゲームを遊んだ。

 プレイフィールはとにかく難しく、かつ、シュール。両手をぶんぶん振り回して、手の先端が敵に当たれば「殴ったダメージ」が入る。敵の手の先端がこちらに当たると殴られる。その辺のタイミングや角度や勢いがシビアで、殴れない、避けれない。NPCの動きも変なので、お互いの手がスカスカと交錯した後に、お互いの体が変に絡み合うこともしばしば。バカゲー臭が強すぎる。なんだこれ。

 設定次第ではゴア表現も結構えぐいんだけど、動きがコミカルすぎてキャラクターが人間に見えず、マネキン人形にしか見えないので、えぐさがだいぶ軽減されてむしろ笑いに昇華されている。プレイしながらも、こみあげてくる苦笑いが抑えられない。

 シングルプレイヤーゲームなので、この辺のシュールな面白さが自己満足なのが惜しい。マルチプレイで対戦会をしたら、一晩は笑って過ごせるバカゲーだと思う。

 これは体験版だけでいいから遊んでみて欲しい。そして30分で失笑とともに飽きて欲しい。そういう作品。