日記: 7月8日(2025年)

 足底腱膜炎との戦いは続いている。

 症状は相変わらずだ。痛んでいても、軽くストレッチをしてほぐせば、それなりには歩けてしまうので日常生活に大きな支障は出ていないものの、長く歩いたりすると悪化しそう、という危惧が先に立ってしまうので、積極的には出歩けないという点が、精神的な負担になっている。

 ということで、ここへきてついに医療機関に診てもらうことにした。

 病院、整体、鍼、と選択肢はいろいろあったものの、自宅から徒歩2分のところに整形外科があるので、まずはそこに行ってみることにした。

 そこで問診とレントゲンとを経た結果・・・

  • 診断結果はやはり足底腱膜炎
  • 負荷を避け、自然回復を待て

 という、今までの方針を追認されるに留まった。

 予想通りではあるものの、医学的な確認がとれたのは多少ほっとしたかな。骨棘ができていないということを確認できたのもよかった。今までの素人判断保存療法が、なにかを悪化させたというようなこともなさそうだった。治りが遅いのは単なる個体差の範疇のようだ。

 また「歩けないからチャリに乗ろう」という最近の私のムーブも、それで足が痛まないなら問題はないとのことだった。そういう確認が取れたのもよかった。これで堂々と乗れる。

 あと感じたのは、全然関係ないけどマイナンバーカードだなー。まだマイナンバーカードを持っていない私は、そろそろ迫りくるマイナ保険証時代に戦々恐々としている。ぐぬぬ。

日記: 7月4日(2025年)

 アメリカンな雰囲気を味わいに、有休を取得して、平塚までツーリングをしてきた。

 目的地はアメリカンな世界観で有名なPepper’s Drive-In

 有名なので前々から、というかもう10年前くらいから、行ってみたいと思ってはいたものの、なかなか機会を作れずにいた。そんなところに、ようやっと念願の訪問をしてきた、という次第だ。

 往路は八王子側から相模川沿いを南下した後で厚木市、伊勢原市のど真ん中をぶち抜くような、市街地コースを通った。

 相模川沿いを走っているうちは快走できたものの、厚木市の、特に本厚木駅近辺になると、平日とはいえトラックをはじめとする車列が多くなり、渋滞とはいかないまでも、快走からは程遠い、単なる移動というような様相になった。

 特にきつかったのは、やはり気温だ。初夏とはいえすでに30度を優に超える気温の中、爆発し続ける空冷エンジンを股間に挟んでいるのだから、それはもう灼熱地獄。トラックに前後左右を囲われながら、信号待ちで止まろうものなら汗がダクダクと流れ出た。

 そんな暑さと、車列との戦いを経てたどり着いたのは、写真のような、古き良きアメリカの雰囲気色濃い店舗だった。

 これが周囲の田畑の中にぽつんとたたずんでいる光景は、なかなかにディストピア感があった。我らゲーマー的にはアメリカ的というよりもむしろFallout的とさえ思える。

 店の中に入ると、まずはキンキンに聞いたクーラーの冷気が心地よかった。

 そして同時にこれでもかと目に入ってくるものは、店内に所狭しと並べられ、また壁という壁、天井という天井に張り付けられた、アメリカ雑貨の数々だった。インターネットの情報で知ってはいたものの、その物量にはやはり圧倒させられた。

 平日のしかも開店直後ということもあって、先客は1グループしかおらず、席には余裕があったので、店主に良いかどうかを聞いたうえで、ボックス席を1人で占拠させてもらうことにした。
 
 席に着き、オーダーをする。

 ちなみにこの店は、アメリカンダイナーな風貌でありながら、実はカレー屋だったりする。ハンバーガーやホットドッグやチェリーパイのような、アメリカンフードの店ではないのだ。

 テーブルに置かれたチェックリストのような用紙に、カレーの量、辛さ、つけたいトッピング、その他サイドメニューを記載して、店の人に渡すことでオーダーするシステムになっていた。

 今回は、辛さ、量ともに普通、にこみチキントッピング、というカレーに、瓶コーラをセットでつけて注文した。

 まず届いたのはコーラ。瓶で来る。コーラが飲みたかったわけではなくて、このシチュエーションで瓶コーラ、という絵が欲しくて注文したといっていい。いや、あえて言おう。ヌカコーラの絵が欲しかったのだ。味は普通のコーラだった(当たり前)。

 そしてカレー。うん、普通においしかった。みんなが好きな味。なんの変化もないド直球。こういうのでいいんだよ系のカレーだった。おいしいおいしい。

 特筆すべきは、内装外装もそうだけど、接客だったと思う。てっきりクセの強いアメリカかぶれおじさんが店主かと思いきや、品のいいマダムが、上品かつ丁寧な接客をしてくれて、とても居心地がよかった。アメリカというよりも、英国式庭園の茶室の風情。

 興味深い外装と内装、快適な冷気、心地よい接客、おいしいカレー。これらを存分に楽しんだ後は、伊勢原市、清川村を経由して、宮ケ瀬湖エリアを流してから帰路に就いた。

 距離でいうと遠回りになった復路だけど、街中を走った往路よりもだいぶ快適に走ることができて、往路も復路と同じ道で来ればよかったな、という学びを得た。また何年後かにもしPepper’sに行くことがあれば、往復ともに宮ケ瀬湖エリア経由で行くことにしよう。

TD2: 標準衣料品コンプリート

 標準衣料品キャッシュから出るコスメアイテムをコンプリートした。

 いやー、長かった。

 標準衣料品キャッシュは、SHDレベル4ごとに1つ開けることができ、71種のコスメアイテムのうちの1つをランダムで入手できる仕組みになっている。1度手に入れたアイテムも重複して当選するので、71種をコンプリートするのはなかなか難しい。

 私の場合は、SHDレベル1688でやっと71種全てが揃った。途中、イベント報酬で鍵を手に入れたりしたこともあったから、厳密な数字ではないものの、ざっくりと1688÷4=422回の挑戦でコンプリートというわけだ。果てしないな。

 最後の1個となった記念すべきアイテムはレベルバンダナ。うーん、好みじゃないかな。

日記: 7月2日(2025年)

 最近買って気に入ったもの。

 ポータブル扇風機。

 USB充電で持ち運べる大きさの扇風機を購入した。写真のものになる。

 購入の動機は、夏場の湯上がりの冷却用だ。

 昨年、風呂のリフォームをしたことで、この夏場の暑い季節でも湯船に入る日々を送っている。それ自体は、なかなかに気分がいいのだけど、湯上り直後だけが不快だ。

 脱衣所まではクーラーの冷気も及ばないので、どうしてもこの季節は湯上りの室温が高い。脱衣所で身体の水気を拭き取っても、最低限のスキンケアやヘアケアをしている端から、再び身体に汗がにじんできてしまう。ドライヤーなどかけようものなら、もはや低温サウナの様相。これがいやだ。

 というわけで、脱衣所に扇風機を導入することにした。

 風力を考えれば、コンセント給電のちゃんとした壁掛け扇風機かなにかを導入するのが最適だろう。だけど電源コードの配線やら、壁面への固定やらを考えるのは億劫だ。1日のうちのわずかな時間、1年のうちの限られた期間しか使わないものに払う労力としては、少々見合わない。

 そこで採用したのが、充電式のポータブル扇風機だった。

 USB充電のポータブル扇風機というと、風力の心もとない「これならウチワのほうがええわ」というようなものばかり、という先入観があったんだけど、ちゃんと探せばそんなことはなかった。今回選んだこの扇風機もそうだけど、回転翼の径が大きいモデルであれば、近距離で浴びる分には十分に涼しくなるほどのパワーがあった。

 バッテリー容量も申し分なく、満充電で連続使用時間はカタログ値で3~10時間。カタログ値だし、風速「強」の運用が常でもあるから、3時間かそれ以下しか持たないとしても、風呂上がりのみの運用だと、1回でせいぜい10分程度しか使わないので、1週間以上は充電なしで優に使い続けられる。十分な持続力だ。

 リモコンがほぼ無意味なのは、ご愛敬。そのくらいは目をつぶろう。

 というわけで、夏場の風呂ライフを快適にするポータブル扇風機。なかなかいい感じで日々活躍してくれている。

日記: 6月20日(2025年)

 PCデスク用の椅子カバーの話。

 私がPCデスクで使っている椅子は、サンワサプライのSNC-NET4BKNという椅子で、2006年から使い続けて早19年目にもなる、超長寿選手だ。私のPCライフの相棒の中でも、最長老と言っていい。

 この椅子。今この記事を書くために調べて知ったのだけど、なんと驚くべきことに、当時から今現在まで現役で売られ続けているらしい。公式サイトでは「廃止」と書いてあるので、もう再生産はされないのかもしれないけど、市場在庫はまだあるらしく、Amazonなどではまだ購入できる。

 この椅子を購入した当時は、PC用の椅子というと、もっと安くてチャチで小型な数千円のものか、あるいはバカ高いエルゴノミクスな椅子ばかりという中で、この椅子は機能、サイズ、コストのバランスのいい椅子として、一部で高い評価を受けていた。私もそういったインターネット上の評価を参考にして、購入した覚えがある。

 それから19年。選択肢の多い今でこそ、Amazonでの評価はそこそこ程度になってしまっているとはいえ、これだけ長年生き永らえてこれたのは、一定以上の性能がちゃんとあったからだろう。実際私も良い買い物をしたと思っているし、愛用もしてきた。

 とはいえ19年だ。

 さすがに私の椅子もだいぶくたびれてきた。

 座面は擦り切れる寸前で、生地が薄くなった箇所からは中のスポンジが見え隠れしている。アームレストはもう何年も前からソフト樹脂部分が裂けてしまっていて、何度か自力で補修をしたものの、もうボロボロだ。

 もう十分にモトは取ったことだし、そろそろ椅子も新しいものに買い替えの時期かもな・・・と思っていたのだけど、そこでふと思いついてしまったのだ。

 カバーを付けてボロい部分を隠せばいいのでは、と。

 ってことで試した様子が写真だ。

 うーん、悪くない。

 思った以上に座面、アームレストともにカバーがジャストフィットしていて、違和感がない。ぴったりフィットしているので、カバーが動いて居心地が悪い、というような問題もまったくない。見栄えが良くなっただけではなくて、汚れたら洗えるという安心感も得た。最初からカバー運用でもよかったな、と思うくらいだ。

 というわけで19年目の私の椅子。カバーという新兵器を得て、引退寸前から事態は一転、軽く25年目くらいまでは現役続行を見据えられそうな勢いになってしまった。

 がんばれ。