日記: 9月22日(2017年)

 10年前にクロックスのサンダルを2足購入した

 当時、クロックスは今ほどに有名ではない存在で、いよいよメジャーになりつつある、という段階にあるブランドだったように思う。ここまでメジャーになるとは、買ったときには思いもしなかった。海外の変なものを手に入れたぞ、くらいに思っていた。懐かしい。

 当時買った2足は、一度ハワイ旅行で使用した後は、結局職場の内履きとして採用することになって、1足で7~8年もたせ、今2足目を絶賛使用中という段階になっている。靴底はつるっつるではあるものの、こんなに長持ちする内履きもなかなかない。たいへんコスパがいい。上々だ。

 ところで、来春にまたハワイ旅行に行く計画が浮上してきた。

 そうなるとなにか現地で履くサンダルの類が必要だな。よし、またクロックスで買っておくか。旅行後には、3代目のクロックス内履きとして余生を過ごせもするだろう。

 そう判断して、クロックスのオンラインショップを覗いてみたんだけども・・・。

 なんじゃこりゃ。

 多い。種類が多い。あまりにも多い。当時もそこそこのバリエーションはあったと思うけど、今はちょっとその比じゃないな。クロスライト素材の一体成型サンダルだけではない、総合フットウェアメーカーのようになっている。

 10年の時を経て、どうやら今は、定番モデルだった「ケイマン」という名称のものが、そもそも存在していないようだ。クロックスといえばケイマンだったのに。隔世の感を感じる。

 ざっと眺めてみるに、当時見たようなクロスライト素材を前面に出したサンダルのラインナップは、たいてい「クロッグ」という定番ラインに集約されているようだ。ケイマンはその中の「クラシッククロッグ」というものに成り代わったらしい。

 なるほど、クラシッククロッグを見るとこれこそケイマンだ。カラーバリエーションも昔通りに見える。なるほど。

 さて、このクロッグラインの中で次に買うサンダルを選ぶとなると、うーん悩むな。クラシックももちろんいいけど、クロックバンドも横穴がないぶん異物混入が少なくていいかもしれない。余生で内履きになることを考えると、だいたいいつもソールが削れ切って寿命が尽きるから、ソールの強そうなDuet MaxやMODI Sportsもいいかもなぁ。

 しばらく悩んで買おう。悩んでいるのが楽しい。

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