夜、松屋で遅めの夕食をとっていると、私の隣に一組の男女が座った。年齢20歳前後。男女とも同じ地方出身者らしく、なにやら不思議な文字列を行末に付与して会話をしている。方言に詳しくないので、どの地方かはわからないんだけど、比較的大きめの音量で話していて、しかも店内のBGMが低音量だったおかげで、非常に明瞭に会話の内容が聞こえてきた。
そんな会話を聞くともなしに聞いていると、話が「バイト先の東京人のAちゃんは使えない」に始まり、徐々に「東京(関東)の悪口」といった方向にシフトしていった。曰く、「マナーが悪い」「汚い」「人多すぎ」…etc。東京に出てきた同郷の2人だったらしく、上京の苦労を背景に、同じ境遇を持つもの同士の常で、徐々に会話がエスカレートしていくのがわかる。
「東京の悪口」というか「都会の悪口」というのは、いわば定型句のようなもので、大昔からくり返されてきた内容だ。概観すれば、便利や裕福を得る代償に、汚濁や窮屈をも受諾するという都市文化の、その負の部分に対して、理想論とでもいうべき批判をぶつけるのが主内容なわけである。なので、そういう点について「オラが街」であるところの東京をけなされても、まあ都会ってのはそういうもんだからなぁ、とあきらめムードな感覚は抱けども、別に腹は立たない。
…んだけど、さすがに「だから東京人はダメだよね」とかいう方向にまで発展している会話を、延々とすぐ横でくり返されると…ムカッ!
京都人最高。
そこで、「あそこのお客さんに」
と、店員に㌧汁注文してこそ
真の東京人ですよ。
私の中では、
京都人=swthさん
のイメージ。最高というか、最凶。
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> トン汁
それおもろいな。実施不可能だけど。