Two World 2(TW2)の購入時前後に、TW2の対抗馬としてDragon Age(DA)というゲームも購入を検討していたんだけど、これを発作的にPC版で購入してしまった。
Two World 2も終わっていないというのに・・・って感じではあるけど、一応理由はある。Xbox360版であるTW2だと、当然Xbox360のある自宅でしかプレイできないので、実家やその他の出先でも遊べるPC版のゲームが、別にほしかったのだ。DL版で4000円弱だし、まぁいいでしょう。ね?
4,000円程度の買い物に、万全の理論武装で自己正当化をしつつ、いざプレイ開始だ。
さて、TW2の対抗馬として考えていたこともわかるように、実は当初私はTW2とDAは同系統のゲームだと思っていた。でも実際はぜんぜん違っていたということで、プレイ開始まもなく、少し戸惑ってしまった。
蓋をあけてみると、TW2が予想通りOblivion系の「TPS型半アクションゲーム」だったのとは違って、DAはBaldur’s Gate系の「俯瞰視点クリック命令型のゲーム」だった。それも、TW2とOblivionはかなり相違点があるのに比べて、DAは同じBioWare社のゲームということもあってか、完全にBaldur’s Gateのクローンと言って差し支えのないほどに、酷似したシステムを持つゲームだった。少なくともNeverwinter Nightsなどよりは、遥かにBaldur’s Gateの血が濃い、直系の子孫という印象を受けた。
これは大きく予想を裏切るもので、少し残念ではあったんだけど、しかし肝心のゲームの出来は、文句なく良いものだった。Baldur’s Gateシリーズと同じく、少し人を選ぶゲームではあるんだけど、この系統が好きな人なら確実に満足できるゲームのはずだ。もともとBaldur’s Gate2を、PCのシングルRPGの中では最高位においている私にとっては、ほとんど完璧なゲームであると感じられた。
ゲーム内容はストレスが少なく、演出が豊富で、世界背景がわかりやすく、見た目の改善されたBaldur’s Gate、といったところだ。視点変更にまつわるストレスとか、俯瞰モードでの画面スクロールのし難さとか、少し気にかかるところもあるけど、このゲームの本質からすれば瑣末な問題だ。考えて戦わないと雑魚戦で死ぬバランスといい、突発的な仲間イベントや恋愛イベントといい、清濁あわせ飲める分岐といい、プレイするだけで疲労がハンパない濃密さといい、正統派洋ゲーテイストを存分に味わえる。
結局、土日の2日間を朝から晩までDAに費やしてしまい、気がつけば週末が終わってしまった。元々Xbox360でTW2ができないとき用のゲームだったはずなのに、完全にTW2に取って代わって主力になっている始末。嬉しい誤算・・・かな?
魔法無双すぎた
特に氷
ノーマルとハード?の間の難易度がほしいな。
敵が強くなるのはいらないけど、
フレンドリーファイヤは100%じゃないと緊張感がない。
そして伝統の「好感の持てる異性がいない」は健在。