MWO: 8月頃のCβの思い出04

 【AWS-8R】

 カタパルトを3台乗り継いだ私なんだけども、そのおかげもあってカタパルトのスキルをほとんどコンプリートしてしまった。そこで、そろそろ別の機種に目を向けようかな、ってことで選んだのがこの機種だ。

 80トン級アサルトメック、オウサム。

 当時カタパルトの、特にA1型でのプレイの余韻が残っていた私は、完全なミサイル信奉者になっていた。オウサムといえば3連PPCが印象的な、エネルギー兵器の雄なんだけども、私がチョイスしたのはそのエネルギー主体の構成を捨て、ミサイル搭載量を増やした8R型だった。

 Hardpointは、頭部1つと右手に2つのエネルギー、そして左右胴部に2つずつのミサイルという構成。

 これでやりたかったのはずばり、超至近距離からのSRM6×4による瞬殺ゲームだ。

 もともとはカタパルトA1型で試した構成で、SRM6×6でどかーん、というプレイを楽しもうと思ったんだけども、カタパルトでこのコンセプトを実現するには、いくつかの不都合があった。まずカタパルトの積載量ではSRM6×6が一時に発生させる熱量を処理するだけの放熱器をつめなかったこと。それに、超至近距離でないと致命弾が望めないので、カタパルトの装甲では若干不安があったことなどだ。

 そこでこのコンセプトをオウサムで実現させてみた。80トンメックの熱い装甲と、SRM6を4筒に減らした上で放熱器を増やしたことで熱的な安定を獲得し、コンセプトはより現実味のあるものとなった。

 物陰からいきなり至近距離に飛び出して、一気に敵を叩き潰す爽快な遊び。全弾命中時の破壊力は、カタパルトA1の実に2倍。正面から装甲の削り合いをするガチンコ勝負。

 今までのカタパルトでは、C1によるLRM戦、K2による狙撃戦、A1による旋回戦、いずれにおいても洞窟や市街地のような障害物の多い場所が鬼門だったんだけども、こちらは逆にそういう場所こそが得意なフィールドだ。上手く相手に肉薄しさえすれば、削りあいで負けることはほとんどなく、逆に近寄れないとなにもできない。わかりやすい得手不得手がある機体は、遊び方にメリハリがあって実に楽しかった。

 「さぁ、殴りあいしようぜ?」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です