日記: 8月8日(2013年)

 今週末の突発台湾旅行に向けて、スーツケースを新調した。

 今まで1~3泊程度の旅行の場合は、ボストンバッグを担いでいくというスタイルだったんだけども、もう寄る年波には抗いきれなくなってきた。人力でボストンバッグをを担いで歩くのはきついのだ。

 ってことで、1~3泊程度の荷物が入る、かつ、機内持ち込み対応サイズの小型スーツケースを買うことにした。

 1週間規模の旅行用の大型スーツケースは、荷物預け入れなどで酷使されることが想定されるので、そこそこしっかりとした作りの、評判のいいものをチョイスして愛用している。でも今回欲しいものは、基本的には内容物は少なく、預け入れもしないで機内に持ち込む、という用途なので、それほどの耐久性は要求しなくていいかな、と判断。格安のものを選んだ。格安のものの品質にも興味があったしね。

 それが上掲の写真のスーツケースだ。お値段3,980円。やっす。

 条件としては、3kg以下、3辺が55×36×23cm以下、4輪キャスター、ハードケース、という範疇でチョイスした。

 個人的には軽さは重要。なのでファスナータイプほぼ一択。また、キャスターは2輪より4輪のほうが便利。電車などで安定しないのがネックと言えばネックだけど、寝かせればいい。ハードケースにしたのはほぼ好みの問題だ。ソフトケースはどうしても出張サラリーマンに見えてしまう(偏見)。

 国際線の3辺のサイズ制限は、航空会社によって多少異なっていて、調べた範囲では以下のようになっていた。

  • ANA: 55×40×25
  • JAL: 55×40×25
  • チャイナエアライン(台湾): 56×36×23
  • エバー航空(台湾): 56×36×23
  • ブリティッシュエアウェイズ(英国): 56×45×25
  • ヴァージンアトランティック(英国): 56×36×23
  • KLM(オランダ): 55×35×25

 こうしてみると日本の航空会社の制限は最も緩い部類になっていることがわかる。国内のスーツケース売り場や、スーツケースの通販サイトでは、この日本の航空会社の制限サイズを基準に「機内持ち込みサイズ」を謳っているケースが多いけど、本当にすべての航空会社で持ち込みサイズの範疇内かどうかはとても怪しいので注意が必要だ。

 ま、正直なところ、数センチの誤差は見逃されることが多かろうとは思う。でも万が一のこともあるのでできれば安全なサイズを希望したい。数%でも不安があるのは、旅の楽しさを損なうので避ける、というのが小心な私の考えなのだ。

 ともあれ手に入れた新しいスーツケース。これを携えて渡航する日も迫ってきた。新しい道具を使うというのは、それだけで心が躍る。ノープランだけど、楽しみ楽しみ。

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