ベータテストであまりレベル上げをしても、本番の楽しみが薄れてしまうので、週末テストの終盤では、生産関連を少しだけ触ったりしてみた。
SWTORの生産関連スキル(Crew Skillと呼称されている)は、少し今までのMMORPGとは勝手が違うようだ。
今までの標準的なMMORPGの場合、生産スキルを実行するのはプレイヤーキャラクター自身だったわけだけども、SWTORの場合、コンパニオンがプレイヤーキャラクターの命令でこれを行う、という体になる。コンパニオンが資源を集め、生産をし、またおつかいに出たりするわけだ。そういう設定なので、少々従来のMMORPGとは生産関連の挙動も異なる部分があるようだ。
Crew Skillには大きく分けて、Gathering、Crafting、Missionの3系統がある。
Gatheringは採集スキル系統だ。ほかのMMORPGと同様に、スキルを取得していると、フィールドに点在しているスキルに対応した採集ノードや、倒したNPCから、生産用の素材を採集することができる。また、ほかのMMORPGとは違う点として、スキルを取得すると、コンパニオンに命令をして採集に派遣する、という自動採集機能も備わる。序盤だからなのか、このおつかいモードは非常に効率の悪い素材収集手段だったけど、コンパニオンの人数が増えたり、スキルが上がったりすると、また変わってくるのかもしれない。
Craftingは生産スキル系統だ。これは従来のMMORPGの生産スキルと、ほぼ同じものと思っていいと思う。違うのは「生産を行うのがコンパニオン」ということだ。なので、コンパニオンが生産中でもプレイヤーキャラクターは自由に行動ができる。1回の命令でセットできる生産キューは5個までのようなので、そんなに長時間放置プレイができる感じでもなかったけど、移動中などに生産キューを入れておくと、スキル上げの効率がよさそうだし、生産設備の前でじっと座っているのが嫌いな私のような人でも、無理なくスキル上げができそうだった。
Missionはコンパニオンをおつかいに出すためのスキル系統。使うことでコンパニオンをおつかいに派遣することができ、費用と時間を使って、なんらかの戦利品をもって帰ってくる。要するにモンニャン隊だ。獲られる戦利品の貴重さやユニークさによって評価が変わると思うけど、その辺は情報が足りないのでよくわからない。まぁ、たぶんなんらかの価値はあるんだと思う。
そんなCrew Skillが、全部でGathering 4種、Crafting 6種、Mission 4種の合計14種類ある。その中から1人のプレイヤーキャラクターは、3つまで選択して覚えることができる。Gatheringだけ3つでもいいし、3系統から1つずつでもいい。たぶん、軸はCraftingだと思うので、どのCraftingを行うのかを決めて、それのための素材集めに必要なGatheringやMissionを取るのが正攻法かな。
今回のテストでは、Armormechを軸に、Scavenging、Treasure Huntingを選択した。機械型のモンスターから採集しまくれるScavengingは使用機会が多く、おかげで素材も簡単に集まるので、Armormechも上げやすかった。最低スキル値で作れるものも、その時点で装備していたものよりもやや高性能だったし、実用性もなかなかだ。Treasure Huntingは序盤に使うには益少ない感じだったので、お試しで使ったくらい。スキルを上げた先をにらめないベータ環境では、頻用する気にはなれなかった。
本番では、その辺を踏まえつつも・・・やっぱりJediとしては、Artificeを軸にしようかなー。