日記: 4月21日(2012年)

 全世界が待ち望み、待たされすぎて、新鮮さが薄まっているような気がしなくもない、あのDiabloシリーズの新作、Diablo 3のオープンβを遊んでみた。前日のPSO2と同じハクスラ系の、これぞ大本命だ。

 感想は、まぁ、予想通りかな・・・、という。低調です、はい。

 操作のレスポンスやインターフェースなんかは、さすがに上手くまとまっていて、ストレスなくすぐにゲームを楽しむことに集中できた。周囲に流されずに基本的に伝統の固定クオータービューなのもさすがだと思える。ログウィンドウの文字が読みにくいけど、NPCの会話はネイティブなら耳で聞こえるだろうから問題にならないのだろう。

 当然PSO2のような、ゲーム以外の虚飾に逃げるような愚も犯していない。ゲーム開始3分もすれば、自分でゾンビを処理し始めている。開始10分もすれば、これがどういうゲームか誰にでもわかるし、早速マジックアイテムのドロップも始まって、1つ1つの戦闘にご褒美の影が見えてくる。進みたい、倒したい、拾いたいと自然に欲求が沸き起こる。これがハクスラでは大事だと思う。へんなチュートリアルより、遥かに導入としては優秀だ。

 トータル的に「Diablo系」としてそつなくまとまっているいいゲームのようだ。

 でもなぁ・・・。正直このフォーマットは個人的に飽きてしまっているんだよなぁ。黙々と敵を狩り、ドロップアイテムの抽選を繰り返す遊びには、変わらぬ麻薬効果があるけども、最後には効率的な終盤周回方法の繰り返しと、マゾヒスティックな低い成長曲線に耐えられるかの脱落競争が待っているとわかっているだけに、はじめから意気消沈してしまう。

 あとよくわからないのは、成長時に何かを選択することがないのかな。スキルツリーとか、ステータス割り振りとか。要するに、同じクラスの人は同じ性能にしかならないのかな。自分スキーの私としては、これはちと悲しい。はてさて。

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