カテゴリー別アーカイブ: 日記: 2004年03月

日記: 3月30日 (2004年)

 今日は一日暇だったので、WindowsXPを入手し、データのバックアップ、HDDのフォーマット、OSのクリーンインストール、PC環境の復帰、という大変時間のかかる作業に着手することにした。

 1、データのバックアップ

 DVD+R二枚分に及ぶデータをバックアップした。メールの送信済みアイテムやら、EQJEのスクリーンショットやらが、アプリではない物の中では膨大な量だったかな。EQJEのスクリーンショットが、やはりとんでもなく溜まっていて、こまめにzip圧縮したものが13ファイル、全部あわせて5GBくらいあった。とんでもない。

 2、HDDフォーマット

 がりがりごりごり。

 3、OSのクリーンインストール

 はじめてのWindowsXP。どきどきしながらインストール。

 4、PC環境の復帰

 今までの経験からすると、いろいろドライバを入れなければ、ほとんどのデバイスが使用不可、または機能制限付きで使用化、となるはずだった。ところが、なんだか知らないが、ほぼすべてのデバイスがOSのインストール完了と同時に、使用可能になっていた。WindowsXPに、あらゆるデバイスのドライバが入っていたのだろうか? ま、いちいち個別にドライバを入れなおすのも面倒くさいし、使えるうちはこのままでいいか。パフォーマンスに疑問が出たら、ドライバの入れ替えを検討しよう。

 で、WindowsXPを起動すると、あれよあれよという間にネットワーク接続まで完了した。フレッツ接続ツールはいらんのか・・・。便利だ。しかし、確立したネットワークを起動しようとしても、どうも起動までの動作が遅い。長いときには数分単位で、ネットワーク接続プログラムが固まる。

 うーん、これはいわゆる「息継ぎ」かな? そう思ってチョコチョコと調べつつ、LANカードのIP取得(?)を手動設定にしたり、サブマスクなんたら(?)を設定したり、いらなそーなネットワークドライバを削除したりする。すると、なんとなく改善されたような、されないような、そんな感じ。わからん。

 さらに、とりあえずEQJEとDCはできる環境にする。しかしDCはなぜか動作が重い。経路をTraceしてみると、途中にパケットロス20-30%のHopがあるようだ。ということは、こちらの設定じゃなくて、これが原因かな? しかし、私以外のプレイヤーは、何の不満もなくプレイしているというのが気にかかる。まさかこの経路を使っているのが私だけとでも言うのだろうか。環境の変化と、こういう経路障害疑惑が同時期に起きると、原因の確定がしにくくて、非常に困るわけです。むむむ。

 と、まぁ、そんなこんなで、今日はギブアップ。軽く触ってみた感じだと、今までよりもちょっと重くなったような気もしていて、ちょっとだけ悲しい気分。

日記: 3月28日 (2004年)

 朝・・・昼起きると、父親にこう言われた。

 「PC壊れた。直せるか?」

 どれどれ、と見てみると。完全にHDDが死んでいる状態。HDDを入れ替えれば直るかもしれんが、そのPCは三年以上前に買った、コンパクト筐体の時代遅れメーカーPC。HDDの入れ替えをするには、相当こんがらがってる内部を完全に分解し、かつ、組み直し、しかも必要もないプリインストールソフト満載のリカバリーCDを泣く泣く使って、再インストールしてやることが必要になる。めんどくさすぎる上に、余りお得感がない。

 親としては、バックアップを取っていないHDD内のデジカメ画像や、メールアドレスをどうにかしたいらしいが、かなり特殊なこと(しらんが。方法あったら教えて下さい。こっちのPCに繋ぐ、ってのはやったけどダメでした)をしないと、まずデータは取り出せないということを言い聞かせ、データに関しては諦めてもらうことにする。私もまた、今更ながらバックアップの重要性を再認識させられる。明日は我が身だ、気をつけよう。

 で、そういったことをつらつら説明しつつ、選択肢を親に提示する。

(1)
 HDDを買って、入れ替え、再セットアップをする。成功率不明。最低投資額1万円強。

(2)
 修理センターに出す。たぶん、結局HDD入れ替えになる。成功率100%。予想投資額4~5万円。

(3)
 新しい格安PCを買う。予想投資額4~6万。

 親は色々悩んだ末、壊れたPCを車に積んで、私と一緒に家電屋へ行き、そこで新しいPCを見てみて、その場で修理に出すか新しいPCを買うかを決める、と言うことにしたようだ。ま、つきあってあげることにする。

 そして家電屋で悩むこと数十分。親は、39800円という格安PC(OSのみプリインストールド。1.4Ghz)を即決で購入し(母が思いきった。父は渋ってたが)、バックアップに気をつけつつ、新たなPCライフを開始することに決定したのであった。これから数日間、私には親のためにPCの各種設定・使用法説明という手間が残っているけど、まぁ、めでたしめでたしってところかな。

 しかし、最近のPCは安いなぁ。

日記: 3月24日 (2004年)

 今日もネタがないので、昨日の日記のコメントへの返事のようなことで間を埋めよう。

 昨日の日記を受けて、「お気に入りのチームなら『ひいきの選手を残しながら最強を目指す』という目標が出来るのでまずどこかのサポーターになりましょう」と言われた。

 これを見たとき、これこそが一般人や特定チームを応援しないサッカーファンと、いわゆるサポーターの決定的な差なんだな、と思った。

 たぶん、一般的人や、少しだけサッカーに興味がある人、代表限定ファン、なんかは選手個人にしか興味がないんだと思う。そして現状、これが日本のサッカーファン(上記の代表限定ファンなど、軽度の人も含む)の大多数なんだと思う。

 もっと具体的な例を挙げれば、ベッカムファン。こういう人は、ベッカムがマンUにいれば、マンUを応援し、ベッカムがレアル・マドリードに移れば、レアル・マドリードを応援する。チーム自体への愛着は、驚くほどない。というか、たぶんベッカム以外にマンUの選手を知らない。ニュース番組における、海外リーグでプレーする日本人情報なんかも、所属チームの動向はまったく報道されず、選手のみを報道している。フェイエノールトやフルアムのリーグ順位を放送しているのなんて、まるで見たことがない。一般人にとって、チームの成績なんて興味がないのだ。興味のある選手の、当地における評価だけが気になる。

 でも欧米なんかだと、例えばベッカムの両親は、息子がいなくなっても熱狂的なマンUサポーターだそうだ。また日本でも、プロ野球ファン、巨人ファンなんかは、やはり選手自体よりチーム自体を応援対象としてみているように思える。プロ野球ファンで、移籍した選手についていって、別球団のファンに転向するというのは、むしろまれな例だろう。

 ようするに、そのスポーツが、そのコミュニティに、どれだけ根付いているかの差なんだろうと思う。サッカーはやはり日本ではまだ野球ほどに根付いていないのだ。また、欧米ほどに根付いていないともいえる。当然だけど。

 ひいきのチームを見つけだし、そのチームのいいところや好きなところを自分なりに発見する努力をし、継続的に応援していくするという、初期段階でかなりの労力を必要とする行動を、多くの人が行うような段階にはなっておらず、わかりやすいヒーロー数人を追い求める状態になってる。そして、私も基本的にはそういう一人だ。

 そういう一人であるところの私にとって、弱いチームで「ひいきの選手を残しながら最強を目指す」というプレイをすることと、もともと強いチームに「ひいきの選手だけを金で買って入れる」というプレイをするのは、あまり変わらない印象に思えてしまうのだ。結果的に布陣が同じなら、どのチームでやっても差が感じにくい。いうまでもなく、チーム自体にはあまり愛着がないからである。

 ってなわけで、長くなったけど、どこかのサポーターになれ、というのは至極もっともな解決策であることに、全く持って異議ナシであります。でも、どこかのサポーターではない現在、無理でもあります。

 ま、とりあえず、最寄りのJリーグクラブはFC東京なので、今シーズンはFC東京を注目していこうと・・・あんまりまだ思ってません。BWAHAHAHA。

日記: 3月23日 (2004年)

 更新頻度が落ちている。理由は簡単で、ネタがないからだ。

 うーん、最近やってるゲームの話でもしてみようか。EQJ。CM01/02。

 EQJ、ぼちぼちやってます。知ってる人はなにやってるかも知ってるだろうし、ここで書いては意味がないので書かない。EQJは基本的に、ここのネタにならない。終わり。

 CM01/02。結構だれてきた。当たり前なんだけど、結局強い選手のいるチームが強いんだよなー。リアリティが高い分、個々の選手の素質に頼る分が大きい。いい選手がいること、というのが勝利に必要な動かせないファクターになってる。

 何年か好調にシーズンを続けて、経営がうまく行き、資金が潤沢になれば、強い選手をチームに引っ張ることで、弱いチームを強くする事が出来るのかも知れない。でも、それは選手への愛着とかを感じてしまう私としては(そして感じないと楽しめない私としては)、あまり嬉しくないんだよね。ブラックバーンのイレブンを、11人まるごと金で集めて、フォワードにニステルローイとアンリ、ボランチはビエラにスコールズ、ウィングはベッカム、ギグス・・・とかやって、それで勝っても、それはもうブラックバーンではない気がしてしまう。「これなら、始めからマンUとかアーセナルでやれば良かったんじゃ?」って思ってしまう。

 かといって、戦術とトレーニングでフォローできる部分には限界がある。どれだけトレーニングを積み、どんな戦術で挑んでも、なかなかブラックバーンではアーセナルに勝てない。たまに勝てるようになる、というのが精一杯のようだ。この辺、選手の能力が完全に数値化されている分、ある意味現実以上にシビアだ。

 結局、どのチームを選ぼうとも最終的には「強いメンバーを集めて天下を取る」か「最強になることは諦め、別の目標を目指す」しかないと感じてしまったのだ。良くも悪くもリアリティが最重要で、遊び心がない欧米産のゲームといえる。その年のブラックバーンではアーセナルには絶対に(毎回は)勝てない。5年後、10年後には選手もすっかり入れ替わり、勝てるようになっているかも知れないが、1年や2年では絶対に無理。という当たり前の現実は、ゲーム世界でも決して覆すことは出来ないようになっているのだ。

 そういう観点からすると、このゲームはどうやら、未来のリーグをシミュレーションするゲームであるようだ。未来の可能性、つまり、「ひょっとしたらこうなるかもしれない」という想像上の未来を現出するゲームと言える。それは、ゲームの発売された年の頭を起点にして、ゲームが始まることからもわかる。力点は、「その年以降の未来」に置かれているのだ。

 でも、このゲームで私がしたかったのは、どちらかというと現実への反逆なんだよね。

 01/02シーズンのブラックバーンでプレミアを制覇する。日韓ワールドカップで、日本を優勝させる。2003年度のバロンドールをハカン・シュクルに取らせる。2002年度のヴァンフォーレ甲府をJ1昇格させる(これは出来たけど)。

 こういったことをやって、現実に刃向かう快感を得たいのだ。そういった意味では、私にとってこのゲームは、「ゲーム時間は1995年からスタート」くらいでやりたかったかも知れない。現在有名だが、当時無名の選手を先物買いするような、「タイムマシーンで過去に戻ってイカサマ競馬」的なことを含め、現実の歴史を覆すゲームの方が、私の嗜好にはあっているようだ(光栄の「三国志」や「信長の野望」のテーマと根元的には同じかも)。

 ってなわけで、CM01/02は非常に良いゲームだとは思うけど、長続きはしない感じでした。

 よーし、誰もよまなそうな時代遅れのゲーム感想文で、とりあえず紙面、もといWeb面は埋めることが出来たぞ。うむうむ。

日記: 3月19日 (2004年)

 中華風卵焼き(具無し)のせラーメン、というものを作った。あんも具も入ってないカニ玉の乗っている天津麺、という感じのものだ。

 作り方はいたって簡単で、市販の袋入り塩ラーメン(生麺)を作り、その上にサラダ油多めの中華風たまご焼きを中華鍋で作って乗せる、というだけのもの。たまご焼き製作には多少の慣れと、中華鍋を振る技量がいるけど、基本的には誰にでもできる料理である。

 なんでこんなものを作ってみようと思ったかというと、買って食ってみたらまずかった、二食入りの袋麺の余ったもう一食を、どうにかしておいしく食おうと苦心した結果だったりする。食ってみると、卵焼きからたまごと油のうまみが程良くラーメンに浸みでてきていて、なかなかいけるではないか。まずいラーメンを、予想以上にうまく食うことが出来、試みはまずます成功と言えるだろう。

 もともと、このラーメンの発想のヒントは、揚州商人春の限定メニュー「豚玉ラーメン」だったりする。これを先日食ったらかなりうまかったので、「ああ、中華風卵焼きとラーメンの組み合わせはアリだな」と思ったわけだ。

 ってなわけで、まずいラーメンを買ってしまい余っている人には、この料理法をオススメします。そして、揚州商人の豚玉ラーメンもオススメします。