ストーリークリア後に、おもむろに片手剣から双剣に乗り換えたことで、多少はタスクが増え、ゲームの寿命も延ばせたかに思えたものの、世間で言われているようなボリューム不足問題はいかんともしがたく、早々にやることがなくなってしまった。
しばし休業かな。
総プレイ時間はログイン画面曰く66時間。100時間は遊びたかったけど、それは今後のアプデ拡張に期待・・・は難しいか。
ってことで、忘れないうちにワイルズのここまでを総括しておこう。
【戦闘・アクション】
これは正直とても良い。今までのモンハンでも有数の出来じゃないかな。ちょっと足が遅く、スピード感がないことが欠点だけど、それ以外の部分はかなり好感触で、戦っていて楽しいモンハンだったと思う。各武器のバランスも歴代モンハンの中では良いほうのようだし。モンスターの挙動も概ねよかった。ボリュームさえあればもっとこのシステムで戦いを続けたかった。
【ストーリー】
ムービーと演出をすごく頑張ってる・・・のが、はっきりと邪魔。これでストーリーが惹きこまれるものであればよかったけど、陳腐な筋書きなので、ただただお遊戯を強制的に観させられている感。蛇足オブ蛇足。冗長オブ冗長。
【装備】
- モンスターが少ないぶん、装備のバリエーションも少ない
- 素材の入手難易度が低いのか、欲しいものはすぐに手に入ってしまう
- そもそもストーリー終了までは、テキトーな装備でしのげる
- その反面、鎧玉は手に入りにくく、気軽に強化はできない
こういった要素が複合して、一般ゲーマーは皆、テキトーな装備でエンドコンテンツに入り、その後同じような最終テンプレ装備を1、2セットだけ用意して、それだけを強化してゲームエンド、となっていると思う。モンハンの楽しさのキモである「装備を揃える体験」はわずか1、2回で終わる。もったいない。
【アーティア装備】
厳選を頑張る意欲を惹起されない。1)性能が圧倒的ではない、2)それを使って倒したい強敵がいない、3)将来の陳腐化が約束されている、の3点が原因。通常武器でも、厳選しない程度のアーティア武器でも、現状最強のモンスターである歴戦アルシュベルドに相対するには、十分すぎる強さがある。将来圧倒的に強いモンスターが出るころには、どうせもっと強い武器が出る(知らんけど)。厳選する意味あらず。
【モンスター数】
総数が少ないのは割とどうでもいいけど、最終的に周回する対象が少ないのは問題だと思う。歴戦アルシュベルドと同等のドロッププールを持つモンスターが、あと4、5体はいてほしかった。あわよくば、それぞれを均等に回さないとおいしくないような仕組みも。各地のヌシやゴアの歴戦が★8になっていただけでも、ちょっとはボリューム感が違ったと思うんだけどな。エンドコンテンツに歴戦アルシュベルド周回以外の選択肢が、本当に1つもないのはどうしようもなかった。
【まとめ】
土台の戦闘アクションは面白いのに、その上に乗っているコンテンツが悪い。
逆よりはまだ改善の余地があるので、DLCやG版に期待しましょう。
(※以上、個人の感想です)