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日記: 9月15日(2008年)

 ってことで、3泊4日の北海道旅行から戻ってきた。ちょっと途中で体調を崩してしまったんだけど、なかなか楽しかったかな。

 旅程の詳細については、11日付けの日記に淡々と記していったので、そちらを参照されたい。ここでは旅行中に特におもったことを、ひたすら羅列することにする。

 ・コンタクトレンズ

 一週間前から導入したコンタクトレンズを運用しての旅行だったんだけど、眼精疲労を主因とするとおぼしき頭痛が4日中3日発症してしまった。コンタクトのせいなのか、旅疲れのせいなのかわからないけど、なんだか相性が悪いのかとがっかり。

 ・インプレッサ

 今回はニッポンレンタカーで、スバルのインプレッサを借りて乗った。4日間で総走行距離500km強だったかな。普段、10年落ちの実家の車以外を運転することが、ほとんどないので、新鮮な気持ちでドライブを楽しめた。

 私の実家の車はトヨタのスプリンター。これとの比較になってしまうので、内容がかなり時代遅れかつ低レベルなんだけど、静かで、パワフルで、揺れも少なく、装備も充実で、内装も綺麗、と良い点ばかりが目に付いた。さすがに全てにおいて優っているな。まぁ、10年前の低排気量車と比べれば当たり前か。

 ・レンタカー

 空港を出てから、レンタカーを借り受けるまでおよそ1時間かかった。飛行機+レンタカーという形態の旅行が初めてだったんだけど、こんなもんなのかな? こんなに待たされるとは思っていなかったので、正直なところ不機嫌だ。

 ・観光開発

 北海道は観光資源にお金を掛けている。これを強く感じた。特に驚いたのはトイレの充実っぷり。主要な観光地の公衆トイレは、かなりの確率でウォシュレットだったし、それでなくても多くの場所が清潔に保たれていた。長距離移動の多い道内観光では、この点の安心感は非常に助かった。

 ・道

 広い道内に張り巡らされた道路網は、有料道路でもないのに、ほとんどの区間で状態がよかった。ビーナスラインよりも格段に良好な道が、ビーナスラインの数倍にわたって続いている。といえばわかるだろうか。あれだけの広範囲にわたって、おおむね道路状況を良好に保っているとは、トイレの件も合わせて、北海道の財政は大丈夫なのか? と、余計な心配をしてしまったほどだ。

 ・道道1093号

 釧路湿原の展望台から、阿寒湖へ向かう最短ルートで通った酷道。14kmのダートが続く砂利道。そんな道を好んで通る車など、我が車の他にあるはずもなく、全14kmの行程で、ついに他の車を見ることなく走破することになってしまった。うーん、カーナビの指示通りに進んだだけなんだけどなぁ。・・・まぁ、楽しかったからいいか。

 ・網走

 網走限定で申し訳ないんだけど、ここは困った。ろくな飯屋がない。見つけられなかっただけだと思いたいけど、観光者向けのうまい飯屋が、私においてはついに見つからなかった。空腹時に飯屋が見つからないと、人間イライラするもので、そういった意味で飯屋を探しての迷走を強いられ、しかも入った店が今ひとつだった網走の印象は、非常に悪い。

 網走の人、ごめん。願わくばどこに行けばよかったのか教えて欲しい。

 ・湖沼

 今回は、釧路湿原、阿寒湖、オンネトー、屈斜路湖、摩周湖、知床五湖、オシンコシンの滝、カムイワッカの滝、オホーツク海、涛沸湖・・・と水にちなむ観光地を多く巡った。天候に恵まれたこともあって、その多くが美しく、いい印象を私に残してくれた。

 特にオンネトーと摩周湖の印象が深い。オンネトーはあまり観光地化されていないのが不思議なくらい、今回の旅行のベストといってもいい美観を備えていた。摩周湖はそもそも「どうせ見られない」と思っていたこともあって、くっきりと姿を現したその「天空の湖」っぷりに感動した。

 ・飯

 北海道の食、というものの感動を100%は味わえなかったかな。そもそも期待が大きすぎたのかもしれないけど、東京で食えるものとそんなに変わらないものばかり食べた。良かったのは、ホテルのバイキングでいくらが食い放題だったことと、羅臼の鄙びた飯屋で食べたホッケ定食がうまかったこと。ただし、いくらのほうは食い放題ではあったけど、安物のいくらだったと思う。小粒の。

 やっぱり本気でいいものを食いたかったら、しっかり下調べをして、間違いなく一流の店に行かないとだめなんだろうな。でも、一流の店で一流の値を払って一流の味を食すなら、東京でもよいのだろう。そう思うと、まぐれの味の出会いに賭けたくもなる。

 ・ライダー

 数多くのツーリングライダーを見た。特にハーレー乗りと隼乗りが多かった気がする。

 車を運転しながらライダーを見かけると、颯爽と北の大地を走る姿に軽く嫉妬してしまって、私も無理してでもバイクでくればよかったか、とさえ思った。でも雨の日に見かけると、やっぱりバイクは辛そうに見えて、ああ私はバイクじゃなくて良かった、と思ったりもした。まぁ私の根性の限界はそんなもの。

 ・知床観光船

 知床半島北岸沿いを航行し、海から知床半島を望む、という趣旨の観光船なんだけど、その感動の訴求力はかなり微妙だと感じた。「知床観光船に乗った」という経験を買うためのものであって、感動を得る手段としてはかなり弱いと言わざるをえない。

 船内にいては自然を感じ取れず、甲板に出ても半島までは距離が遠い。多分、冬季に来て流氷の砕氷船として運用されるときが本領なんだろう、などと思ったりもした。

 ・ソフトクリーム

 毎日1個食った。一番うまかったのは、摩周湖展望台の売店で買った、シャリシャリしたバニラかな。

 ・PC、ゲーム

 デジタル中毒患者なので、4日間のデジタル隔離は結構きつかった。携帯電話はほとんどの場所で通じたので、Webサイトの確認くらいはできたけど、情報発信ツールとしては弱すぎるし、やはり私くらいのジャンキーになると、携帯の情報力では全然足りない。く。

 ・北海道は

 でっかいどう。やはりいろいろ景観のスケール感が違う。ような気がした。

 と、まぁ、つらつらと書いてみた。今PCの前に向かいながら思いつくのはこんなところかな。あとは、いくつかの写真を掲載して終わろう。

 あー、つかれた。

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WAR: プラス

 オープンβが9月7日からスタートという話だったんだけど、いきなり今日になって「先のプレビューウィークエンドに参加した人は、オープンβ前倒しでやっていいッス。『PW+』ッス」とかなんとか、Mithicが言い出しやがった。

 ってなわけで、PW+に参加してきたよ。

 今回は本番を見据えて、日本人1番人気(?)のサーバー、Tなんとかサーバーで始めようとログインしてみた。ところがなんと、人数超過で入れない。うーむ、こういうのは素直に人が多いところでやるのが、すなわち日本人と絡みたい向きならば日本人が1番多いところでやるのが、結局1番幸せになる道なんだけどなぁ。

 でもまぁ所詮お試しβだしいいか。空いてるところにはいろう。ということで、さっくり入れたChraceとかなんとかいうサーバーでログイン。プレイを開始した。

 キャリアはまたまたメイガス。PWでウンコだったこのキャリアが、この2週間でどう改善されたかという、Mithicの調整能力を測るとともに、今現在の私の本番キャリア最有力候補を、改めて評価しようというのが目的だ。

 で、結論からいうと、大幅に改善されていた。

 スキルの増加なんかもあったんだけど、特にペットの挙動が改善されたのが大きかった。メイガスのペットは移動をしない固定砲台のようなものなんだけども、PWの頃は、ろくに砲撃をしてくれないでくのぼうだった。PWの頃のペットの仕様は、「命令した標的が」「射程内にいて」「スキルの再使用タイマーが0になっているときに」「ランダムで攻撃する」という、攻撃する機会が著しく少ないものだったのだ。

 それが今回、「自動的に敵を察知し」「射程内に敵がいる間ずっと」「スキルの再使用タイマーが0になると同時に」「即攻撃をする」となった。結果として、ペットの攻撃回数は、体感で4,5倍になった。だからすごく強くなったというわけではなくて、これでやっと1人前という段階かもしれないけど、「砲台ペット使い」としての矜持は十分に保てるようになったので、だいぶ楽しいクラスになったとおもう。

 あとは、全体にゲームのバランスも変わっていたように感じた。PWではシナリオに参加してRvRをしていれば、どんどんレベルが上がっていったんだけど、PW+ではシナリオで得られるExpがだいぶ減らされたように見えた。そのためPvEよりRvRのほうが効率がよいとは、必ずしも言い切れないようになり、相対的にPvEの比重が上がったように感じた。同様に金銭面でも、RvRで敵兵を倒すことが目的となるクエストの効率が悪くなり、これまたPvEとRvRの格差が平準化されたんじゃないかとおもわれる。

 上はPvE嫌いの人にとってはバッドニュースかもしれない。でもその見返りになるかどうかはわからないけど、PvEエリアの店のラインナップや、クエストの報酬などは少し改善したようで、PvEのバリエーションは厚くなったんじゃないかな。これはFPSerではなくMMORPGer(なんて用語はないだろうけど!)の私には好印象だ。

 そんな厚みを増したPvEの中でも、どうでもいい個性を重視する私にとって大きな改善ポイントは、装備の染め(dye)のコストが、基本的には安価にいろいろな色を選択できるようになっていたことかな。無個性な一兵卒の集合ではなく、個性的な英雄の集合を再現できるのが、MMORPGによるRvRだと思っているから、こういう個性の演出ポイントは、私にとって最重要だ。

 あとは見た目に関して言えば、たとえば同じ剣でも、ロングソード、ショートソード、シミター、カタナ、レイピアって性能はほぼ同じでいいから、外形を好みで選べたりするといいんだけどなぁ。DAoCはそうだったし、リリース後でもいいから期待したい。

 UIも多少改善されたけど、まぁこれはマイナーチェンジの範疇かな。はやくもいろいろなModが出ているようだから、UIなどのユーティリティは、むしろユーザーの活動に期待かもしれない。

 本番を目前にして、キャラの消えるオープンβにはそんなに熱中できないけど、PWでの感想との違いがわかって面白いな。あとは実験的にOrderキャラをやってみるのもいいけど・・・私にその元気があるかどうか。はてさて。

日記: 9月3日(2008年)

 話題がmixiの知人とタイムリーにかぶっていて、なんとなく「似たようなネタは言わんでもいいか」と思って言わなかったんだけど、でもせっかくの話題なので言おう。

 現在メガネっ娘の矜持を捨てて、コンタクトを着用してみています。

 むかーし昔には、実はコンタクトだった時期があるんだけども、メンテがめんどくさくて、ソフトレンズを放置した挙句にカピカピにして以来、もう10年近く、つまり4歳頃から今年14歳になるまでメガネで通してきた。それがなんで急にコンタクトかというと・・・ただの気分転換といいう、非常に説得力のない答えだったりする。

 先の健康診断で視力を測定したところ、矯正視力が0.4だった。直前までPCモニターを凝視していたから、実際はもう少しよいんだろうけど、額面どおりに受け取れば、車の運転さえも出来ない数値ということになる。

 ってなわけで、メガネのレンズ交換が急務になってくるわけなんだけども、もうだいぶ飽きてきたメガネにお金を払うよりも、久々にコンタクト化してみるのも面白いかな、と突然思い立った次第。ムリクリ理屈をつければ、バイクのヘルメットの脱着が楽だろうとかいう考えもあったけど、基本的には単なる気分転換が主眼だ。

 思い立ったが吉日とばかりに、帰路に立ち寄る形で眼科にいき、小1時間の検査を経て、とりあえずお試し版のコンタクトレンズを入手した。メンテナンスで挫折した過去があるし、将来的には休日のレジャー時限定利用という線も視野に入れていたので、ワンデータイプのものにした。

 で、今はそんな試みを始めて3日目になる。

 うーん、メガネが鼻の上に乗っかってないのは楽なような、目に異物が入っているのは邪魔くさいような、「良いとも悪いとも言いがたい」というのが、今のところの正直な感想だな。バイクに乗るなら明らかにプラスだし、遊びに出るようなときも、メガネはないほうが楽に思える。でも仕事や家でPCをいじるくらいなら、メガネでもいいなあ。

 まずは慣れるために、常時コンタクト状態でしばらく試してみるけど、本格的に導入を考えるなら、やはりシチュエーションで使い分けるほうが、私には良い気がするな、これは。ワンデーはメンテが楽だけど、コストがかかるし。