カテゴリー別アーカイブ: Warframe

WF: Power Leveling

 いつものように1人でパンパンとピストルを撃ちながら、地道にミッションを進めていると・・・。

 突然目の前に、分身4体を従えた派手な宇宙忍者が現れた。

 かつてWarframeを重度にプレイしていたという友人が、様子を見に来てくれたのだった。

 で、しばらく一緒にプレイをしたんだけど・・・。

 次元が違った。

 とにかく攻撃力が違いすぎる。私がマガジン1ラウンドかけて倒していた敵を、たった1発で倒す勢い。それどころか、1発で敵を数体倒してさえいる。戦闘効率が30倍違う。正直、「結構強いんだろうな」とは思っていたんだけど、予想していた強さとは桁が違った。

 ソロで1体1体丁寧に倒しながら、十数分かけてゆっくり進めていたミッションが、戦闘をしているふりをしながら、暴れている友人について行くだけで、ものの数分で終わっていく。そして経験値はそれでも入ってくる。おいしい。

 おかげで、もともとフォボスまでしか到達していなかった状態から、たった1日でケレスを通過して木星の入り口にまで到達してしまった。

 そこに至るまでの私の貢献度は推定5%。まごうことなき寄生。「パワーレベリングされている人」状態。でもいいのだ。うへうへ。

 ただ、ここで1つ行き詰ってしまった。最短距離で駆け抜けてきたせいで、エリアの進度にキャラの成長が追い付いていないようなのだ。

 木星へのジャンクションを抜けるためには、ソロでガーディアンを倒さないといけないんだけど、これに勝てない。力が足りない。

 いったん通過してきたエリアに引き返して、少々修行をしなおさないといけないみたいだ。とほほ。

WF: ここまでの感想

 連続プレイは2面で飽きる。時間を置くとまた1面やりたくなる。そんな宇宙忍者ライフ。

 ここまで遊んでの思うところとかをレビュー。

 【いいところ】

 まず無料というところ。とっつきやすい。結局そこが最大のウリ。好きな時に好きなだけ遊べる。そして好きな時に休める。

 ゲーム全体のデザインにおいて明確な対抗馬がないユニークさを備えている、というのも大きな長所だ。SFTPSという点、オンラインゲームという点、ハクスラ要素がある点、など部分部分を見れば類似したゲームはあるものの、すべてをひっくるめて似ているケースを寡聞にして知らない。

 走って撃つだけなら単純簡単でプレイが軽快なのもいい。FPSの標準的操作体系なので、マニュアル等を特に見なくても、それなりにプレイしていける。この点は、1歩進めば下記の「わるいところ」にもなるんだけど、いい点といえばいい点だ。

 難易度も現時点では適当なバランス。ぶっちゃけて言えば今のところは非常に簡単だけど、序盤に心を折られるようなゲームよりはよっぽどいい。無敵感を味わえる。これはたぶん今だけだろうけど。

 コンテンツの量も、おそらく長所といえるだろう。私はまだまだその全容に触れられてはいないけど、リリースから長い年月が経っていればこその、コンテンツ量の深みがあるようだ。

 あとは見た目かなー。デザインは好みがわかれるところで、私としてはむしろ短所だけど、モーションとかはスタイリッシュで格好いい。ギリギリ「いいところ」の項目に入れておこう。

 【わるいところ】

 「わかりにくい」という点が多すぎる。

 シナリオがわからない。なんで戦ってるのか、なんで宇宙船をもってるのに順番に攻略してるのか、そのままのうのうと暮らしていてはダメなのか、その辺が謎。ゲーム中で少し語られているけど、量が少ないか、読ませる力がないか、あるいはその両方かによって、結局普通にプレイしているベースの私に、この謎を理解させるまでには至っていない。シナリオ上の仇敵とかいるの?

 つまり、シナリオ完遂を目標としたモチベーションコントロールがない。

 操作がわからない。走って撃つだけならFPSの共通項通りなので上述のように簡単。でもそれ以上の隠し要素が多いようで、かつ、その説明がない。格闘全般、特殊なジャンプやらなにやら、アークウィングの使い方、などなど。ガチャガチャやっていきなり回転ジャンプとかされると焦る。

 アイテムがわからない。素材を拾うけど、使い道がわからない。設計図を拾うけど、素材の場所がわからない。わかるのかもしれないけど、わかりかたの説明が少ないのでやっぱりわからない。

 システムがわからない。VOIDだのなんだのと言われてもイミフ。ジャンクションの攻略条件もウェブがなければイミフ。そういう部分の説明が本当に足りない。

 わかりにくいシリーズは、その他にもいろいろある。が、挙げればきりがないのでここまでとよう。

 進化/変化が遅い。序盤のWarframeや武器の更新ペースが遅すぎる。

 新しい装備を試す、育てる、というのはこの手のゲームの大きなモチベーションだと思うんだけど、それが現段階では全くやらせてもらえていない。少なくとも序盤に関して言えば、新装備入手難易度が高すぎる。頻度が低すぎる。

 それ以前に上述のように新装備の入手方法がわからない。この点については「早く更新したくばリアルマネーを出せ」っていううえでのあえての設定なのかもしれないけど。でも初期3種くらいは、最初から切り替えられてよかったように思う。

 入手方法がわからないことは、まわりまわって「これを手に入れるために、こう頑張ろう」という計画性をなくさせる。自己強化を目標としたモチベーションコントロールがない。

 【総じて】

 対抗馬のいない唯一無二のゲーム。でも自然にプレイさせるための仕組みに欠ける、という感じかな。

 没頭させる、という「ポジティブを増す工夫」も少なければ、そのために余計な難解さを取り除く、という「ネガティブを減らす工夫」も少ない。

 リソースのほとんどを「作りたい世界を作る」ことに費やしている感がある。洋ゲーにありがちなやつ。ユーザビリティとかは2の次3の次で、とにかくコアにコアに訴える。ゲームのことを理解できるのは、歯をくいしばって耐えた50時間後。挫折するか、くいしばった後にドハマりするか。そういうデザイン。ちょっと古い設計。

 だからこの世界観やプレイフィールが本当に気に入って、ゲーム世界の中に入っているだけで楽しい、というナチュラルに没頭できる人には、非常に響くゲーム。でもその一方で、そうではない人にとっては、熱心に遊び続ける理由を見つけ出すのが難しいタイプのゲーム。だと思う。

 あとはオンラインゲームであることが、上記短所をある程度カバーできるかもしれない。他人と成長を比べあう、という点は、唯一明確に提供されているモチベーションだからだ。そういうことで言うと、はじめから大きく出遅れている、後発組の私のテンションが上がらないのも、むべなるかな。

 とはいえ、ちょっとした時間に、ちょこっとプレイするにはなかなかいいボリュームのゲームともいえる。時間制限があるわけでもなし、少しずつプレイしていこう。

WF: SAYAの眼クリア

 オープンワールド「エイドロンの草原」の導入クエストらしきものをクリアした。

 たぶんリリース順でいえば最新のクエストになるんだと思うんだけど、対象レベルが低いので、初心者の私にちょうど良かったから、惑星開拓をうっちゃって、寄り道をして実施してしまった。

 一応、クエストの設計思想通りに、オープンワールドの構造のほんの一部分は理解できたかな。いままでの「漠然とだだっ広い、つかみどころのない場所」というオープンワールドの印象が、少しは明確なアウトラインをもってくれたので、悪くはなかったよ。

 ストーリーは爺と婆の純愛ラブコメっぽくて、感情移入度はゼロ。結局なんだったのかよくわからなかったけど、爺と婆が納得していたようなので、まぁよかったのだろう。

 そんだけ。

WF: アークウィング

 アークウィング取得クエスト。

 というものがアンロックされたので、遂行してみた。

 結論から言うと、少々期待外れだった・・・かな。

 ビジュアル的にはWarframeの背中に飛行ブースターが取り付けられるようなものだった。なかなか格好いい。そしてそれを見た私は「アークウィングとは、装着すると空が飛べるようになる、素敵なものではなかろうか」と期待していた。それで割と熱心に取得に向けて取り組んだんだけど、実際に入手してみると、残念ながらそうではないようだった。

 アークウィングとは宇宙空間移動用ブースターだった。

 宇宙空間飛行モードになると、それまでのTPSとは完全に別のゲームになる。前後左右に自由に移動し、その状態から敵を撃ったり、弾丸を回避したりというゲームだ。使用する武器も宇宙用のものになるので、成長要素もWarframeを除いて別の軸になる。

 要するに、Warframeというゲームの中には、メインゲームモードとしてのTPSの他に、サブゲームモードとしてのスペースコンバットシムがあり、それがアークウィングだった、というわけ。

 こうなると俄然、魅力がないんだよなぁ。

 個人的にはこういう「ゲーム内ゲーム」というコンテンツに熱くなれないほうだ。プレイスキルの修練にしても、ゲーム内の資産の蓄積にしても、割くリソースは1つに絞って遊びたいと思ってしまう。サブゲームモードはそれが分散するので、そこを「無駄」だと感じてしまって、100%楽しめない。

 だから、たぶん今後アークウィング用のステージに遭遇したとしても、おそらく私はそんなに喜ばないだろうな。残念ながら。

 ただ、アークウィングはどうやらエイドロンの草原では、TPSステージであるにも関わらず使用できるらしい。消費アイテムが必要になるそうなので、駆け出しで資産の少ないいまは使いにくいかもしれないけど、その方面には少々期待してもいいのかもしれないな。

WF: 火星へ

 週末なので多めにプレイ。

 博士の計略、および水星系の開拓が進んだことで、火星系へのジャンクションを突破する条件を満たすことができた。

 火星系へは地球系から移動することになる。

 しかし、ここで問題があった。火星ジャンクションへの道がつながっていなかったのだ。具体的には、前回訪れたはずの「エイドロンの草原」が、カギマークのまま進路に横たわっていて、どうしても先に進めなかった。

 どうすればいいんだろう。とすごく悩んだ。なにしろ、エイドロンの草原には1回行ったことはあるのだ。1回行ったのに未到達扱いとなると、どうすればいいのか。非常に悩んでしまった。

 ・・・んだけど、答えは簡単だった。ここに出撃して「生還」すればいいだけだった。

 1回訪れたことがあるのに、カギマークのままだったのは、前回は「いきなり即死させられてそのままミッションを放棄したので未到達扱いになっていたから」だったようだ。

 ってことで、ちゃんと出撃して、生還しなおしたら、無事にエイドロンの草原のカギマークも解除され、火星ジャンクションに到達することができた。案ずるより再出撃が易かった。

 そのままジャンクションを守護しているFrostを倒して、火星航路の開通だ。

 めでたしめでたし。

 余談ながら、この過程で登場した水星のボスキャラのカニ脚ロボは、初めて戦ったボスらしいボスでおもしろかったな。シェンガオレンっぽかった。