大自二教習: 7月15日 (2006年)

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第1段階 2時限目
  天候: 快晴

 この日は2時間連続で教習を受けた。以下、かなり長文だけど、その1コマ目。

 今回は、前回とは違いマンツーマンではなく、一緒に受ける人が1人いた。相方は私より数歳若い男性。がっしりした体格に童顔が不似合いな、愛嬌のあるヤツ。無理やりカテゴライズすれば、山口達也系(似てないけど)ってとこか。シーンとした雰囲気で進むのもつまらないよな、と思って話かけてみると、なかなか気のいいヤツでよかった。話し口もバカヤンキー系じゃなくて安心。

 今回は「初めてになる2コース(みきわめコースのひとつ)を走ります」だそうだ。私は1時間目にいきなり2コースを、部分的にとはいえ走らされたので、実は完全には初めてじゃないんだけど、初めてのような顔をして走っておいた。とはいえ、前回は同じ2コースといっても、課題走行である一本橋やスラロームはスルーしていたので、完全版2コースは確かに初めてかもしれない。

 増えた課題走行は前述のようにスラロームと一本橋。

 スラロームは普通二輪のときは結構得意・・・っていうとまるでウマいみたいだけど、そういうことじゃなくて、んー、とりあえず苦手意識ゼロだった課題。大型になって、アクセルの開度と加速が変わった分、慣れるのに少し手間取ったけど、やっぱり問題なくいけた。ただ、「もっとリーンアウトでやれ」といわれてしまい、それには少し対応できなかったかな。

 一方達也君は、抜ける速度はそこそこ速いんだけど、車体を傾けるのが苦手らしく、アクセルの開閉もなく、ただただハンドルを曲げて進んでいる。どうもスラロームっぽくない。で、その点を指導員に突っ込まれたときの返答が、どうも指導員の反感を買ったらしく、「それは相手に失礼な返答になるだろ、な」とか半ギレされてた。かわいそうに(教習終了後に「ドンマイな」って励ましておいた)。

 一本橋は、普通二輪のときはちょっと苦手だった。どうも超低速走行がふらついちゃうんだよね。相方の達也君は低速走行がうまくて、一本橋もゆーっくり安定して進んでいた。そんなのを見せられると、余計あせってしまう。脱落は避けたものの、スピードが一定しない、不安定なよろつき走行で、どうにかこうにか一本橋をこなす私。うーん、本番が怖いな。

 そのあとは、2コースをぐるぐる。発進、スラローム、坂道、一本橋、急制動、S字、一時停止、クランク、狭路、というようなコースだ。相変わらず発進、停止が短スパンでやってくるので、各種操作、確認があわただしい。でもその点をのぞけば、前回の教習や、普通二輪のときにやったことの繰り返しなので、あまり問題はなかった。

 そうこうしているうちに1コマ目終了。危惧していた握力も、「握力にぎにぎ」で少しだけ鍛えた甲斐があり、前回に比べて格段に多い余力を残しての終了となった。いいねいいね。

 しかし、暑い。暑すぎる。滝のように流れる汗。この灼熱地獄で、あともう一時間か・・・。

 ・大型自動二輪教習
  進度: 第1段階 3時限目
  天候: 快晴

 今日の2コマ目。第1段階の2時限目と3時限目は、やることは基本的に一緒だ。達也君も2時間連続教習だったんだけど、彼は私と一緒だったときが3時限目だったので、今度は別の教習をやっている。

 指導員も同じ。もう私のクセとかもばれている状態で教習スタート。達也君亡き今、マンツーマンになってしまった。また2コースぐるぐるかなー、と思ったら、「2コースはもう出来るでしょ」ってな感じで、私の苦手な低速旋回を叩き込まれる。個人指導状態。

 まずは8の字。最初はゆっくりと回りだし、徐々に速度を上げていく。ふふ、甘い、甘いぞ! 私は少し早いくらいのほうが得意なのだ! つま先を摺る(摺る場所がおかしい。姿勢ミス)くらい車体を傾けて、高速8の字で追いかけっこをする二人。どんどん速度と車体の傾きがエスカレートしていき、ステップを摺りかけだす。・・・す、すいません。これ意地になって追っかけてるけど、私の力量だといつか事故りますよ。と、不安になりかけたところで8の字終了。

 8の字終了後、呆れ顔の指導員に、

 「3時間目であんなに傾けるやつはいない。無謀な性格みたいだから気をつけろ」

 とのお言葉をいただく。すりぬけも追い抜きもめったにしないほどの、超安全運転主義の私に失礼な。追いかけないといけないのかと思ったんじゃ! 危ないならもっと早めに止まっておくれよ・・・。

 続いて、狭い道でUターンを延々くりかえす。こ、これは苦手だ。やばい一歩手前まで車体を傾け、アクセルで維持する。わかってるんだけど、アクセルの開度、クラッチのつなぎ具合、車体の傾け具合、その辺が把握できない。偶然それらがかみ合いうまくいったり、やっぱり全然いかなかったりを繰り返し、緊張の連続で酷使された手足の筋肉が、だんだんぴくぴくと危なくなってきたとき・・・

 ガッシャーン。

 ちぃぃ、やっちまった。

 低速旋回中に、アクセルの開度を誤ったか、クラッチを切りすぎたかで、トラクションを失い失速。傾いた車体はそのままドテッ。普通免許取得以来、初めて転んじゃったよ。ズサー、じゃなくて、ドテッ、でよかった。

 倒れこんだときに両手で体を支えたんだけど、そのとき右手のひらを打ってしまったようだ。教習中は必死だったせいか、あまり痛くなかったんだけど、家に帰って見てみると親指の付け根あたりが赤黒く腫れていた。内出血している気配。右手に力を加えるとズキズキ痛くて大変だった、・・・というのは後日談。

 コケたことでちょっとヘタレになってしまった私は、そのあともよろよろとUターン特訓を受けたものの、コケる前ほどの、指導員いわく「ガッツのある」車体の傾けが出来なくなり、いまひとつな出来のままUターン特訓は終わった。

 そのあとはスラロームコースに移動して、スラローム特訓。マンツーマンは内容が濃いな・・・。

 多分、先の8の字も、Uターンも、スラロームへのつなぎとしての、「車体の傾け」と「アクセルワーク」の関係を学ぶ、という意味合いがあったものと思われる。それを十分習得できたかというと、コケたことからみても疑問符をつけざるを得ない。でもスラロームは、前述のように私の得意な「速めの」車体操作なので、「3時限目の教習生」レベルとしては全く問題ないはずだ。得意分野で自信を回復させた私は、スラローム特訓を大過なくこなすことが出来た。

 本音を言えば、苦手というか、合格への壁になりそうなのは、どちらかといえばスラロームよりも、一本橋や急制動なので、そっちの特訓をやりたかったところだけど、ま、仕方がないな。コケたてのテンションでやって、一本橋から脱落でもしようものなら、乏しい自信が消し飛んでしまいかねないし。

 スラロームがだいぶ形になってきたところで、教習終了。あざーっす!

 ってことで、鉄火の2時間教習が終了した。もうね、なにがきついって、暑すぎる。教習所のコース内に陽炎が出るほどの炎天下のなか、つま先と腿が焼けるほどの熱いエンジンを抱えて、長袖・長ズボン・フルフェイスヘルメットの完全装備で2時間走行。しかもバイク唯一の冷却機構である「走行風」を、ろくに浴びることも出来ずに、だ。そらー泣き言も言いたくなるさ。

 おかげさまで、教習が終わって自分の体を見てみれば、恐ろしいことに、ジーンズの下腹部までが、汗で濡れて変色しているではないか。そう、まるでお漏らしをしてしまったかのように。インドア派の私としては、夏に汗でシャツが濡れたことはあるけど、汗でジーンズが濡れてるのなんて、ほとんどはじめて見たよ。ああ、ポカリがうまい。

 さて、次の教習は、私のスケジュールの都合と、空き枠の関係で、7月29日まで長いオアズケ。また操作を忘れそうだなぁ。

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