日記: 8月6日 (2006年)

 前日の事故のショックも癒えたので、警察に出頭し、事情聴取を受けてきた。

 事故の現場の管轄が、高速道路交通警察隊八王子分駐所だったので、八王子インターそばにある分駐所へはるばる出頭してきた。ちょっと自動車の運転は、まだできそうもなかったので、父親に運転をお願いして向かう。助手席に座っていると、事故直後だけあって、私は運転をしていないにも関わらず、なぜかいつもより公道を走っているのが不安だった。うーん、自分が案外ナイーブな人間だと気付かされるね。繊細な私、うへうへ。

 この分駐所が、結構わかりにくいところにあって、父親が道を間違えて、隣接する道路公団の建物に突撃してしまったりもしたんだけど、なんとか定刻までに到着することができた。

 予断ながら、道路公団の事務所前で洗車をしていた、私に道を教えてくれた人が、めちゃくちゃに腰が低く、親切な人だった。道路公団にいいイメージがなかったけど、少しイメージが良くなったよ。道路公団には、末端の構成員(?)のこういったすばらしい対応を、上が踏みにじらないように、活動してほしいね。

 で、テレビドラマそのまんまの、窓ひとつ無い陰気な取調室で、事故状況の説明をした。細かい部分の記憶が、少しあいまいだったので、想像を交えつつ、主観的な感想を述べておいた。ま、特に問題も無く説明完了。お約束どおり、少し説教をされたけど、予想の範囲内だ。この1日で繰り返した自省の時間に比べれば、一瞬に等しい。なお、カツ丼は当然のように出なかった。

 さて、その帰路。

 八王子インターそばにある、少しだけ有名なハンバーグ屋「ジョージ」で、少し遅めの昼食を取ることにした。この店は、なかなか立ち寄る機会がないんだけど、私のお気に入りの店で、オールドアメリカン風(?)の雰囲気も、もちろん料理の味も、なかなか良い店なのだ。ちょっと値が張るけど、オススメ。デートでも家族でもつかえる、気楽な雰囲気が○。

 ただ惜しむらくは、この店は立地が悪い。電車の駅からは、徒歩ではとてもいけないほど遠く、一応国道R16沿いではあるものの、R16が片側1車線になる慢性的渋滞区間に位置するため、アクセスが悪いのが欠点だ。行く前に「ああ、あの混むところにいくのか」という気だるさがある。なので、それを乗り越えるくらいにテンションがあがるか、今回のような「ついで」があったら、是非行ってみましょう、と言う控えめなオススメに留める。

 さて、この店はハンバーグの給仕方法が面白い。配膳される段階では、円筒状に整形されたハンバーグが、高温に熱せられた鉄板の上に乗って出てくる。それをウェイターがその場で縦に半分に切る。つまり円筒状のハンバーグ1本だったものを、半円筒状のハンバーグ2本に切り分けるのだ。そして、焼き加減を聞かれ、レアならそのまま半円筒状、ミディアムなら半円筒状のものを、ナイフの腹で上から潰して伸ばして焼く、ウェルダンならミディアム同様伸ばし、焼いたものを、さらにひっくり返して焼く、といった具合にテーブルで最終調理をして、ようやく配膳完了・食事開始となるのだ。

 私はいつも、2本の半円筒のうち、片方をレアに、片方をミディアムにしてもらっている。レア・ハンバーグを食う機会というのは少ないが・・・うむうむ・・・ウマー。外側は香ばしく、中からはネチョっとした生のひき肉の、不気味な食感が味わえる。この取り合わせが好きなのだ。ウマウマ。

 陰鬱な事故の雰囲気を、うまいメシで微量に吹き飛ばした私は、満腹の腹を抱えながら、父親の助手席で家路に着いたのであった。

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