日記: 11月23日 (2006年)

 しつこくファンタジーアースの話。

 弓スカウトから短剣スカウトに転向。同じく短剣スカウトの友人と組んで、このところはペアで暗殺活動にいそしんでいる。

 2人連れ立って、敵軍側面に回りこみ、孤立気味の後衛をグサァ。1撃を入れたあとは、ヒット・アンド・アウェイで速やかに自陣まで逃げる。1人でやると、トドメに至りそうになかったり、孤立しているのが複数人いたりして、狙えないような場面でも、2人だと、致死率が高く、同時に複数人を狙えもするので、チャンスが増えて楽しい。暗殺家業は、チャンスをうかがって待つ時間がダルいからね。

 敵の暗殺者との、見えない戦いも熱い。お互いに隠密行動に慣れているので、隠れたままお互いがお互いを認識するというケースが発生する。こういう場合、「先に当てたほうが勝ち」であり「先に空振りしたほうが=先に姿を現したほうが負け」というような展開になるので、1撃目に必殺の念をこめる必要がある。緊張感がたまらない。

 ハイド状態の私は、やはりハイド状態の見えない敵にカーソルを合わせ、じりじりと近寄った。しかし敵の動きも明らかに、私の動きにリンクしていた。敵もハイド状態で見えない私を認識しているようだ。
 カーソルがレッドゾーンに入り、敵が射程内に入ったことを悟った。しかし、それは相手も自分を射程におさめたことを意味していた。
 そこで突然、敵がカーソルから消えた。
 敵は素早くサイドステップをしたのだ。私も速やかにステップをして、自己位置を攪乱しようと試みた。
 何度かのステップのあと、私は姿を現し、パニッシュで襲いかかった。同時に敵はそれを見切っていたのか、アームブレイクで迎撃を狙ってきた。
 パニッシュとアームブレイクの激突。潰されやすいパニッシュだったが、幸い敵の攻撃のタイミングがやや遅かったおかげで、一方的に潰されることはなく、結果は相打ちだった。
 その結果、私は敵に勝るダメージを与えたが、敵は私の攻撃能力を奪うことに成功した。現状ではHPの点で優位に立っているものの、このままでは私は攻撃能力のないまま、敵に切り刻まれてしまう。まずい。
 「ははは、甘いよ」
 敵の勝ち誇った声が聞こえてきた(実話)。ぐぬぬ。
 しかしその瞬間! 私の相棒が、不意に隠密状態から姿を現し、必殺の刃を敵に突き立てた!
 思わぬ伏兵の存在にあわてて逃げ去る瀕死の敵。去り際に、
 「2人ペアとは恐れ入った」
 という敵の賛辞とも負け惜しみとも取れる声が聞こえた(これも実話)。
 我々も敵陣に長居は無用。
 「さすがだよな俺ら」
 とか懐かしいフレーズを言いあいながら、自陣へと帰り、再び牙を研ぐのであった。

 も、燃えるよママン・・・。

 まぁそうはいっても、2人してレベルも腕も低いから、2人合わせても、良くて10kill、悪くて3,4killという程度の戦果だったりする。けど、1人でやるよりは格段に楽しい。んあー。

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