瑞国10: 旅程を決めよう

 目的地は決まった。しかし、「どこで何泊するか」「経由地をどこにするか」などを決めねばならない。そのあとで、それぞれの場所での宿泊先を考えよう。

 あ、言い忘れたんだけど、日程は6泊8日を予定している。

準備編(2):旅程を決めよう

1.航空、鉄道データ


スイス鉄道網の所要時間

 まずはデータとして、飛行機の発着時刻と、各都市間の移動時間を見てみよう。

 飛行機発着時刻:
  チューリヒ着 15:55
  チューリヒ発 13:00

 つまり夕方に着いて、昼過ぎに出るかたちになる。ヨーロッパ旅行は大体こんな日程になるな。ちなみに成田では、朝に出て朝に着くことになる。

 そして今回訪問する可能性のある各都市間の所要時間は、上掲した図を見て欲しい。ちなみに移動は電車だ。

 まぁ、所詮九州に毛が生えた程度の広さの国なので、都市間は大体1~2時間、今回の目的地間での最大移動をしても、せいぜい4時間強といったところで収まるようだ。スイスは鉄道大国なので、ダイヤの乱れもさほど想定しないでよいそうなので、旅行者にとっては動きやすい国と言えそうだ。

 このデータを元に、旅程表を作ろう。

 単純に考えれば、初日に一気にグリンデルワルト(ないしはツェルマット)までいってしまい、そこで何泊かしたあとで、またツェルマット(ないしはグリンデルワルト)まで移動して、そこでまた何泊かし、帰る日にそこから一気に空港まで行く、というのが最も目的に特化したロスのないプランになる。

プランA

  成田
  →チューリヒ
  →グリンデルワルト(3泊)
  →ツェルマット(3泊)
  →チューリヒ
  →成田

 でも、これはかなり厳しい。どこが厳しいかというと、ツェルマット―チューリヒ間の移動が厳しい。13:00発の飛行機に乗るためには、7時頃にはツェルマットを出なければならないし、そういう「ギリギリの移動である」という心理状態を自分で作り出すのは、あまり楽しい旅行とはいえない。

 そこで、安心感を得るべく妥協をするとこうなる。

プランB

  成田
  →チューリヒ(1泊)
  →グリンデルワルト(2泊)
  →ツェルマット(2泊)
  →ベルン(1泊)
  →チューリヒ
  →成田

 これなら体力的なダメージはだいぶ少ない。多くの観光ツアーも、こういった日程を組んでいることが多いようだ。

 でも、私としてはこの日程は少しピンとこなかった。一番ピンと来なかったのはチューリヒでの1泊だ。到着した日に、グリンデルワルトまではいけるのではないかと思ったのだ。

 基本的に山の景色は朝がきれいなものだと思うので、ここで無理をしてでも移動することで、グリンデルワルトでの朝を2回迎えられるというのは、リターンとして大きい。またそうすることで、グリンデルワルト、またはツェルマットでの宿泊日数を1日増やすことができる。滞在日数を増やすことは、好天に恵まれた日を得る可能性が増加するので、特に自然目当ての旅行の場合には大きな意味を持つ。

 そこで、折衷案としてこうすることにした。

プランC:決定案

  成田
  →チューリヒ
  →グリンデルワルト(2泊)
  →ツェルマット(3泊)
  →ベルン(1泊)
  →チューリヒ
  →成田

 初日はがんばってグリンデルワルトまでいく。飛行機の着がほぼ16:00。空港を出られるのはなんやかんやで16:40として、16:40頃の電車に乗れば、19:30頃にはグリンデルワルトにつける計算だ。ズレにズレこんでも、21:00を過ぎることはないだろう。

 そしてそのままグリンデルワルトで2泊。

 3日目はツェルマットへのんびり移動。午前に移動して午後をツェルマットで過ごすか、午前までグリンデルワルトですごしてから移動をするかは、そのときの天候や気分次第。基本的に山は午前がきれいだと思うので、後者のプランが有力ではある。

 5日目に、ツェルマットで3泊したあと、ベルンへ移動だ。要するに空港から多少近い都市でワンクッションおこうという考え。ベルン旧市街は世界遺産になるほどの街並みらしいので、半日観光をするにはうってつけに思われる。チューリヒと違って、ここでの1泊はむしろ歓迎できるだろう。このベルン入りはできるだけ早い時間に設定して、ベルン観光の時間はしっかりとりたい。

 で、最終日はベルンからチューリヒまで移動する。ベルン―チューリヒ空港間は1時間20分弱だそうなので、最終日はのんびり出発しても大丈夫だろう。

 うん、完璧な計画だ。よしよし。

 これで大まかなプランは固まった。あとは、グリンデルワルト、ツェルマット、ベルンでの宿探しだな。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。