日記: 3月26日(2012年)

 私はあまりテレビを観ない。少なくとも、「特にやることがないからだらだらとテレビを観る」という時間の過ごし方はほとんどしない。テレビは数少ない興味ある番組だけを観る。

 これはコアゲーマー全般に見られる特徴だと思う。私もその例に漏れない、というだけの話だ。テレビが嫌いなわけではないけど、テレビを観ている暇があったらゲームをしてしまう人種だから観ないのだ。厳選された、自分の好みに合致した番組は観るけど、暇だから何かいい番組やってないかなー、とチャンネルをザッピングすることは、よほど面白いゲームに恵まれていない場合を除けばない。

 ちなみに私の場合、好みに合致した番組の多くは、主に海外を対象にした旅番組になる。従来、この分野はなかなかいいものがなかったんだけど、民放各局のBSチャンネルが増えてからは、かなり状況が改善されて豊富に観られるようになってきた(旅行番組系のケーブルテレビ局の放送権を買っているようだ)。

 地上波のNHKの「ふれあい街歩き」はもとより、BS日テレ「大人のヨーロッパ街歩き」「ちょっと贅沢!欧州列車旅行」などは観ているだけで楽しい。民放でも「旅猿」や「旅サラダ」、国内だけど「モヤさま」や場合によっては「ぶらり途中下車」なども嫌いじゃない。テレビ東京の、国内電車旅行や温泉旅行の番組は、ちょっと違うので観ない。

 逆にバラエティの類はほとんど観ない。嫌いなわけじゃないけど、時間の使い方としてゲームをしているより楽しい気がしないからだ。だから今のバラエティタレントなどは、いつになっても詳しくなれない。

 そんな私なんだけども、現在珍しくよく観ているバラエティ番組がある。それは「世界のみんなに聞いてみた」という深夜番組だ。

 いろいろな出身国の在日外国人をひな壇に配して、いろいろなテーマについて語らせるという趣旨の番組で、まぁ、だらだらトーク主体のいかにもバラエティといった内容なんだけども、妙に私の気を引いた。最初は偶然テレビで流れているのを観る機会があっただけだったんだけど、次第に自発的にチャンネルを回して、逃さず観るようになっていった。私にしては珍しいことだ。

 旅番組もそうだけど、どうも私は、他の国の文化や思考に興味があるようなのだ。些細なことであっても、各国の違いを生の声で聞けるというのは面白い。Webでも海外の反応アンテナの記事などは暇つぶしに好んで読んでいるし、MMORPGで外国人(あちらからすればこちらが外国人だろうけど)の考え方に触れられるのは、興味深い経験だと思っている。

 ってなわけで、各種旅番組および「世界のみんなに聞いてみた」をFly Dukedomは応援しています。

 ・・・とおもったら、この「世界のみんなに聞いてみた」は残念なことに先週で終わりになってしまって、あと1回特番をやって終わりのようだ。残念。またバラエティとは無縁の日々が始まりそうだ。

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