日記: 7月4日(2013年)

 ここ数ヶ月というもの、コメントスパムの増加に歯止めが利かなくなってきている。

 もう毎日朝起きる度に、夜帰宅する度に、何らかのコメントスパムがついているので、それを削除するのが日課のようになってきてしまっている。もちろん、こういう泥臭いやり方だけではなく、それなりにデジタル的な方法も取っているんだけども、100%の成果はなかなか上がってくれないと言うのが実情だ。

 昔は「1バイト文字しかないコメントは拒否」で事は済んでいた。でも、今やコメントの内容は、自動生成された謎の日本語文章だったりするし、そうでなくてもUnicodeの世界になって、マルチバイトの欧文文字が珍しくもなくなってしまっている。ほとんどこの対策は奏功しなくなってしまった。

 そこで次に導入したのが、ドメインで拒否だ。中国、韓国、ロシアあたりのドメインからのアクセスを拒否。当地在住の読者は、まぁ、おそらく、いないだろうと判断して、断行した。結果、ある程度の効果はあったようなんだけども、しかし、平和は長くは続かなかった。

 アメリカのドメインからのマルチバイト文字を含むコメントスパムには、抜本的な対策が打てなかったのだ。

 そして現在、唯一施している対策は、「特定のキーワードを含むコメントは拒否」というものなんだけども、これはもうイタチゴッコの様相を呈している。ブランド名やオンラインショッピングモール名、キリル文字、ハングル文字、その他の特殊な欧文文字をはじめ、「これは善意のコメントには含まれまい」と思える単語を、次々とNGワードに登録、現在その数は100語を越えようとしている。それでも毎日、この網をかいくぐって、何らかのコメントスパムが書き込まれてしまうのだ。

 この調子でNGワードを増やしていったら、完全にコメントスパムを遮断できるようになる頃には、コメント欄にはなにも書き込めない、というようなことになっていそうだ。

 コメントスパムを書き込んだものは罰金100億という法律を至急成立させろアベ!

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