発表直後から目をつけていた、今年のauのスマートフォン夏モデル「AQUOS PHONE SERIE SHL22」がリリースされたので、すぐさま買い換えてきた。
買い替えの動機の最大のものは、ずばり、バッテリーの持ち、だ。
今まで使っていた、ARROWS Z ISW11Fは、もうどうしようもないほどバッテリーの持たない機種だった。出先でちょっとWebをみたり、地図を参照しながら旅をしたり、写真を撮ったりしていると、半日程度で息切れしてしまう。これには辟易していた。
だからARROWS Z購入後1年も経つと、「バッテリーの持ちが売り納得できる機種が出たら買い換えるぞ」と誓っていたのだ。そしてそんな私の御眼鏡にかなったのが、このSHL22だった。
バッテリー容量が倍増している上に、IGZO技術の省電性も評判が悪くない。ディスプレイ解像度も見栄を張らずにHDでとどめて、名より実を取っているようなところも気に入った。そして私の好きなブルーもラインナップされている。
もう見た瞬間に、これは買うしかないでしょう、という感じだった。
で、購入して1日。いろいろいじくったので、その感想をつらつらと。
【いいところ】
- やはり電池の持ちはかなりいい
- 見た目やタッチ感度は及第点
- LTEはなんか速い気はする
【微妙なところ】
- サイズが大きい
- ホームボタンが物理ボタンじゃない
【だめなところ】
- プリインストールソフトが多すぎ
- そして消せない
- そして勝手に常駐する
- そして勝手に通信する
いいところは期待通り。散々Webやら電子書籍やらを見ても、明らかに今までよりもバッテリーが減らない。大体iPhone4と同じかそれより減らない感覚。ただ、ディスプレイを消した状態で放置しているときの消費は、iPhoneより多い気がする。
微妙なのはサイズ。ARROWS Zよりも一回り大きい。持ちにくく、携帯しにくく、操作しにくい。またホームボタン等の3ボタンが、物理ボタンじゃなくてタッチパネルなのは、ちょっと押した感覚があやふやで好きじゃないかな。
そしてだめなところ。変なプリインストールソフトが多い上に、勝手に通信をしてるっぽいんだよね。欲しくもない新作情報のようなものが通知欄に入ってくる。気持ち悪すぎ。頑張っていろいろ消したり、設定で止めたりしているんだけど、全部を網羅できているかがわからなくて、いつまでも気持ちが悪い。通信用デバイスに、自動的に通信を行うソフトをインストールして販売するのは違法にしてくれ、とすら思う。
ってことで、ハード面では大満足、でもソフト面で少しまだ気持ち悪い、っていうのが第一印象かな。いずれにしても、これから2年近くはこいつと付き合っていくと思うので、いろいろ折り合いをつけながら、慣れ親しんでいこう。