TD2: 初めてのケンリー大学

 ケンリー大学、なるコンテンツに初挑戦した。

 定期的に解放されるこのコンテンツは、エクスペディション、というカテゴリーになる。

 なんだそれは、と思ったんだけど、遊んでみた印象としては、通常のオープンワールドにあったサブミッションに近いものが、集中的に楽しめるインスタンスゾーン、といった位置づけに思えた。ペンタゴンがメインミッションの集中インスタンスだったものだったけど、それの対になる存在、と言えば遠くはないんじゃないだろうか。

 なのでケンリー大学で遊べるコンテンツは、メインミッションほど戦闘が難しくも演出が入り組んでもいないけど、サブミッションらしくスイッチを押したりといったギミックは多め、とそんなヤツだった。

 舞台となるケンリー大学は例によって実在する大学ではない。モデルになった実在する大学は、ハワード大学に比定するという説が有力だけど、ホワイトハウスからの距離の面で実際とはかけ離れているなど、合致しない部分もあるとのことなので、かっちりとハマるようなモデルはないようだ。

 ケンリー大学のエクスペディションは、現在までのところ3つのロケーションが解放されていて、各ロケーションごとに3つのミッションがある。つまり、合計9ミッションを体験できる、というわけ。それぞれのボリュームは、初見の探索にどれだけ時間をかけるかにもよるけど、せいぜい1つ15分といったところ。全部こなしても3時間弱。まぁ、そんな感じの軽いコンテンツだ。

 遊んでみた感想としては、まぁ、こんなもんかな、というやっぱり軽い印象だ。

 ミッション自体は頑張って用意したな、と思う。ボリュームは短めだけど、それが逆に気楽に楽しめてよかったし、難易度もストレスに感じないぎりぎりのライン、といった感じでちょうどいい。

 ただ、1つのロケーションを、3つのミッションで使いまわしているので、ちょっと飽きる。それに、敵もアウトキャストばかりのようなので、そこも飽きる。

 そして、その飽きるコンテンツを、9ミッションもこなさせるためには、その原動力が少し少ない。一応、完遂すればエキゾチックウェポンがもらえるようだけど、私にとっては実際に使いたいような武器ではなさそうなので、それはコレクションにしかならず、原動力には少し弱い。

 例えばもっとストーリー面を強化して「ストーリードリブンなコンテンツにする」なんてことをしてくれるだけでも、プレイの評価はだいぶ上がっただろうにな。舞台であるインスタンスゾーンの用意にかなり労力を注いでいるだろうことは、容易に窺い知れるだけに、あとちょっとの詰めの甘さが非常に残念だ。

 また、各ロケーションに隠し要素として、隠し部屋やバックパックトロフィーがあるんだけど、これも探すのがめんどくさく、プレイのテンポを損なうので、蛇足的要素だと感じざるを得なかった。私見だけど、エクスペディションはメインミッションやレイドの対極の存在として、スナック菓子のような軽い食感をウリにすべきだと思えるから、全フロア・全壁面を調べないと探せないようなコンテンツをそこに紛れ込ませるのは、良策ではないんじゃないかな。

 とはいえ、無料の追加要素としてPvEコンテンツを制作するのは骨の折れる作業だろう。その点は評価したい。

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