日記: 4月7日(2022年)

 GoPro HERO 9を購入してからおよそ1年が経過した。

 購入早々に骨折して行動不能になる、という事件が起こり、撮影熱の出足をくじかれた感はあったものの、そこから復帰して以降は、積極的に動画を撮影して、記録に残し、その一部はご存じのようにウェブで公開もして、広大なウェブアーカイブの一端に爪痕を残しておくようなこともした。

 私は割と初期(?)の頃からコンパクトなデジタルビデオを使用してきていて、その系譜はXacti DMX-C6、Xacti DMX-CG100、HDR-AS200V、ときてこのGoPro HERO9に至っている。この日記で記録を残すのが好きなのと同じように、動画で自分の行動の記録を残すのが好きなわけだな。そして、それを自分で見返して、自分で喜ぶという変態。いや、きっと普通の感情のはずだ。

 そんな私が、GoPro HERO9を1年間使用してきたうえでの感想とかを、ここで述べておきたい。

 1番の感想は、先代のHDR-AS200Vからの進化が著しい、ということだ。

 先代のHDR-AS200Vを購入するときも、当時のGoProとは比較検討していて、その時はHDR-AS200VのほうがGoProよりも「夜間の見栄えがいい」「手振れ補正が強い」というような評判を聞いて、HDR-AS200Vを選択した。

 しかし、そんな「当時は夜間や手振れに強かった」HDR-AS200Vと比較しても、今回購入したGoPro HERO9は、性能面でそれを軽く凌駕していた。特に手振れ補正機能については、まったく比較にならないレベルだ。大きく進化している。感動すら覚えた。

 一応HDR系へのフォローとして述べておけば、これはGoProがどうこうというよりも、おそらく時代の進歩なのだろう。きっとHDR系の最新機種も同じレベルには達しているのだと思う。

 とにかく、この5、6年ほどでのアクションカメラ界の進歩には驚いた。

 HDR-AS200Vにしたところで、Xactiに比べれば格段に「手持ち撮影してもガタガタしにくいな」とは思っていたのだ。でも、GoPro HERO9に関してはそんなレベルではなかった。数年前であれば高価で大げさなジンバルを使わなければかなわなかったような、「ふれあい街歩き」のようなヌルヌル歩行撮影が、ただの手持ち撮影で可能なのだ。うーん、すごい。

 惜しむらくは、せっかくそんな旅先で使いたい高性能なカメラがあるのに、ご時世的にソロツーリングくらいしかできない、ということだ。残すべき記録が少ない。今現在、GoProの最新機種はGoPro HERO「10」になっている。まだまだGoPro HERO「9」も十分現役たる性能があるとはいえ、これすら時代遅れとなる前に、早く事態に収束してもらって、さらなる活用の機会を得たいものだ。

 最後にGoProにまつわる諸々の記録を羅列して終わりたい。

 サブスクリプションについて。

 GoPro HERO9の購入にあたっては、本体やアクセサリーの購入価格がお得になる、サブスクリプションに加入した。が、パーツ購入価格の割引以外の利点が見いだせなかったので、1年間の会期を終えて、先ごろ解約した。

 購入したアクセサリーについて。

 ショーティー。公式アクセサリー。本体と同時購入。手持ち撮影で使用。多少の伸縮ができたり、すぐに三脚にもなったりと、そこそこ便利。なくてもいい気もするけど、あると「撮影してまーす」感が出せる。

 穴あき電池カバー。サードパーティー製。電池カバー内にあるUSB端子に、電池カバーをしたままアクセスできるようにするためのもの。バイクのバッテリーやポータブルバッテリーから充電しながらの撮影をするために導入。GoProの内臓バッテリー自体が割と長持ちするので、あまり使わなかった。が、あると安心感はある。

 汎用三脚アダプター。サードパーティー製。HDR-AS200V用のマウント類を流用するために購入。

 首マウント。サードパーティー製。一番利用機会の多いマウントになったのはこれ。自分の身体からの付け外しが手軽で、撮影中の行動も手軽と、とにかく運用しやすい。バイク用としては視点がやや低かったり、首振りに未対応だったり、歩行用としては水平が取れないことがあったりと、いろいろ欠点はあるものの、それを補って余りある手軽さがある。雑に撮りたい時にはこれに限る。そして私は大体いつでも、「雑に撮れればいいや」な時ばかり。バイクに乗った状態から、降りて歩くところまでをシームレスに記録できる、ただ一つのソリューションでもある。

 防風ケース。サードパーティー製。風切り音対策に導入。まぁまぁの効果かな。ないよりは良さそう。付け外しでは無理矢理ウレタンを引っ張って伸ばす必要があり、最初の数回の使用で少し裂けてしまった。コツがわかると優しく導入できるのだが、序盤でしくじった。

 顎マウント。サードパーティー製。自分の見ている方向を撮影できる、という唯一無二・・・でもないが、いくつかあるヘルメットマウントの手段のひとつとして導入。自分の見ている方向を撮影できるのは良いんだけど、案外運転中は前しか向いていないことが発覚し、効果の薄さを感じた。そしてなにより、導入の面倒くささや格好悪さがある割には、そもそもそんなに外向きの格好いい映像を撮りたいという欲求がないことから、首マウントにとって代わることが少ない方式だった。

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