日記: 2月10日 (2004年)

 先々月と先月、足かけ2ヶ月あまりの間に、いろいろなラーメン屋へいってみた。おかげでWebサイトで調べられる「地域の有名店」のようなところは、半分くらいすでに網羅してしまったのだけど、「ここぞ!」というお店には遭遇できなかった。結局この二ヶ月間のラーメン屋巡り開始前から通っていた店が、一番自分のお気に入りだという結論に達してしまったのだ。

 そのラーメン屋というのは、ひたすら濃く、ひたすら脂という感じの、こてこての豚骨ラーメン屋で、仕込みの時間に行ったりすると、倉庫から豚の頭部を持ってきては処理して鍋にぶち込んでいるという、ダメな人は徹底的にダメであろう、野趣溢れるお店。スープを飲むと、「動物飲んでまーす」というような野性的な感覚に襲われる。体には確実に悪いお味といえよう。

 しかしながら、それだけにラーメンをしてステーキにも匹敵するインパクトをもたらしめ、ランチタイムなら替え玉一つ目まではサービスというのもあって、結局ここが一番、胃袋的に満足感が得られると決定したのであった。

 ちなみに記述してみると天下一品に近いような印象を与えかねないが、だいぶ違うので留意していただきたい。というか、天下一品は豚骨じゃないんだっけ? ま、あそこは私はダメでした。

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