日記: 7月6日 (2005年)

 件の自炊計画の都合上、ここ三日ほど連続で、いつもの飯屋のある通りを経ず、別の道を通ってスーパーに寄ってから家に帰っている。

 このスーパーというのが、今まで私の脳裏にあった、広く明るくわかりやすい配置の、近代的なスーパーのつくりからは程遠い、狭く、暗く、わかりにくい、たとえていえば雑貨屋のようなところで、なかなか面白い。

 駄菓子と化粧品が至近で売られているかと思えば、しょうゆとソースは売っている階さえ違う(そう、狭いけどフロアは二階あるのだ)。清涼飲料と牛乳もフロアが異なり、牛乳と他の乳製品は、フロアこそ一緒ではあるのだが、敷地の対角線上の真逆位置で売られている。まさに昔の雑貨屋とか小間物屋が、そのまま規模を拡大しました、というような店だ。とはいえドンキホーテじゃあるまいし、そろそろ配置を見直したほうがいいのでは、と思うんだけど、足の遅い商品が大量に積まれているおかげで、店内配置もままならないように見受けられる。

 今までいろいろなスーパーにいったけど、初回にここまで何がどこに売ってるかわからなかった店は初めてだ。面白すぎる。

 そんな興味深いこの店なんだけど、その狭さゆえか、はたまた遅くに行く私が悪いのか、おもに肉や魚といった食品の質およびバリエーションが今ひとつなのが残念だ。まあ、狭いし、私が行くのも遅いから、二重にイマイチ品をつかみやすいのはしょうがないんだけど。うーむ。